インティ・クリエイツの新作を実機プレイ！ 電撃ゲームライブで『GUNVOLT RECORDS 電子軌録律』＆『九魂の久遠』の魅力がまるわかり

　12月7日に配信された“電撃ゲームライブ2023年末スペシャル第2夜 #118”にて、インティ・クリエイツさんより発売される新作『GUNVOLT RECORDS 電子軌録律（サイクロニクル）』と、『九魂の久遠（くこんのくおん）』が紹介されました。

　そこで、本記事では紹介された情報をまとめていきます！　気になるタイトルがあったら、ぜひ動画でもチェックしてみてくださいね。

●動画：電撃ゲームライブ2023年末スペシャル第2夜 #118【MC:中島由貴、洲崎綾、赤尾ひかる、篠原侑】

『GUNVOLT RECORDS 電子軌録律』

　まず最初に紹介されたのは、2024年2月15日に発売予定のSwitch、PS5、PS4、Xbox seriesX/S、Steam向けソフト『GUNVOLT RECORDS 電子軌録律』。

　こちらは、2016年から続く“ライトノベル2Dアクション”『蒼き雷霆（アームドブルー） ガンヴォルト』シリーズに登場する3人の歌姫《電子の謡精（サイバーディーヴァ）》モルフォ（歌：櫻川めぐ）、RoRo（歌：峯田茉優）そして、《電子の踊精（サイバージーン）》ルクシア（歌：佐々木李子）。彼女たちが歌う楽曲をリズムゲームとして楽しめるシリーズ派生作品になっています。

　キャラクターごとに楽曲のアレンジャーが違っており、それぞれ違う雰囲気の楽曲を楽しめるだけではなく、 『蒼き雷霆 ガンヴォルト 鎖環』にて“モルフォ”の歌唱曲の編曲担当をしていた、作編曲家/DJのs-don(すうどん)氏が譜面のチューニングに携わっており、ハイクオリティで安心感のある音ゲー作品に仕上がっていることが期待されます。

　収録曲数は『GUNVOLT RECORDS 電子軌録律（サイクロニクル）』のテーマソングで新曲「比翼の音音（ひよくの おとね）」も含めて全35曲の楽曲が楽しめます！

●GUNVOLT RECORDS 電子軌録律（サイクロニクル） テーマソング『比翼の音音（おとね）』

フル楽曲も楽しめる！？ 『GUNVOLT RECORDS 電子軌録律』の実機プレイ

　ディレクターの貴治直哉さんから、まず基本的な遊び方やゲームシステムの解説が行われます。『GUNVOLT RECORDS 電子軌録律』の実機で名曲『命題：＞（コマンドプロンプト）』をプレイしながら、より詳しい遊び方やゲームシステムの紹介も行っていました。

※ちなみに貴治さんはシステムを解説しながらフルコンボでクリアしました……すごい。すごすぎる。

　プレイ画面の背景には楽曲のMVであったり、過去作のプレイ映像が流れますが、その映像の明度や流れてくるノーツの速度も変更できるのも嬉しい部分です。また“楽曲鑑賞モード”では好きな楽曲が再生できるだけではなく、歌詞が表示できるほか、MVを再生することも。好きな曲を存分に楽しむことができます。

　プレイできる楽曲は通常1コーラス＋2コーラス目の途中までになりますが、ミュージックビデオがある楽曲をBランク以上でクリアすると、フル楽曲でプレイできるようになることが発表されました。これは嬉しい要素です。全曲Bランク以上でクリアしたいですね！

　実機プレイでは、3人の歌姫の楽曲に加えて新曲『比翼の音音』やExpertモードを見られるので必見です。

パッケージ版には豪華特典付きの限定版も！

　『GUNVOLT RECORDS 電子軌録律』は、ダウンロード版はSwitch、PS5、PS4、Xbox seriesX/S、Steamにて配信され、価格はいずれのプラットフォームも1,980円（税込）になります。

　ダウンロード版の本体に収録されるのは15曲ですが、本作発売後に4曲が1セットになった楽曲パックが5種類DLCとして発売されます。合計20曲の追加楽曲が配信予定とのことです。好きな曲を選びやすいですね。

　パッケージ版はSwitchとPS5の2種類での販売予定です。価格はどちらのプラットフォームも通常版が5,280円（税込）、限定版が9,980円（税込）になります。

　パッケージ版にはダウンロード版に収録されている15曲に加え、DLCで追加される20曲の合計35曲が収録されています。

　限定版パッケージは、オフィシャルイラストレーター・畠山義崇氏が描き下ろした豪華デザインのBOXに、 “Instrumental Album （35曲／3枚組）”、“ドラマCD （1枚組）”、“アクリルスタンド”といった3つのオリジナルアイテムが同梱されています！　ここだけのアイテムですので、見逃さないようにしたいですね。

　また、通常版、限定版問わず『GUNVOLT RECORDS 電子軌録律』のパッケージ版を予約すると、パッケージ版のジャケット絵を題材にしたA4クリアファイルがもれなくもらえます。パッケージ版購入予定の方は予約を忘れずに！

　さらにオリジナルの店舗特典もありますので、詳細は『GUNVOLT RECORDS 電子軌録律』の公式サイトや、各店舗の販売サイトを確認してみてください。

　その後、エビテン限定特典である3Dクリスタル・“モルフォ”が公開されました。こちらは、“モルフォ”のイラストをクリスタルキューブ内に3D立体レーザー彫刻で再現した3Dクリスタルになります。くるくる回して眺めたくなりますね……。

　付属のLEDスタンドに設置することもでき、光の加減や角度によってさまざまな見え方が楽しめます。とても高級感のあるアイテムなので、モルフォのファンの方は検討してみてはいかがでしょうか？

• パッケージ版を予約する

ガンヴォルト情報局最新回！

　MCのIKKANさんと、櫻川めぐさんが、隔週でお送りする情報番組『ガンヴォルト情報局』の第68回配信が、12月21日に配信予定です。『GUNVOLT RECORDS 電子軌録律』の情報を中心とした内容になっているので、今回紹介されなかった新たな情報がゲットできるかも？　こちらも要チェックです。

イベント情報発表

　来年、2024年1月13日に『ガンヴォルト情報局 サイフェスティバル 2024』が東京の御茶ノ水にある『神田明神ホール』にて開催されます！

　本イベントは、ネット配信の観覧チケットも販売しているようです。チケットの抽選に外れてしまった方や遠方に住んでいる方、予定が合わずに行けなかった方には朗報ですね！

　価格は4,800円（税込）で現在販売中。 またライブタオルがセットになったネット配信の観覧チケットも価格7,500円（税込）にて販売されているので気になる方はチェックしてみてください。

●貴治ディレクターからのメッセージを抜粋！

　本作はコントローラー操作のリズムゲームになりますが、Switch版ですとタッチ操作でもプレイできるので、タッチ操作に慣れている方はぜひSwitch版で遊んでみて欲しいです。

　先程はコントローラーでプレイしていましたが、実はコントローラーよりもタッチプレイが得意でして……そんな私でもうまく遊べるように調整しているので、どちらも楽しみにしていただければと思います。
　
　また、音ゲーが苦手な人でも“ミュージックプレイヤー”というモードで楽曲を聴く、“ムービープレイヤー”でMVを視聴する、といった媒体としても使用できるので、ぜひ予約していただければと思います。

●會津プロデューサーからのメッセージを抜粋！

　私からは重要なことだけを言います。ぜひ予約をお願いします！

◆『GUNVOLT RECORDS 電子軌録律』関連記事リンク
・『ガンヴォルト』音ゲーの見どころと試遊レポまとめ。『GUNVOLT RECORDS 電子軌録律（サイクロニクル）』のここがイイ
・『ガンヴォルト』シリーズの好きな楽曲6選＆思い出。『電子軌録律（サイクロニクル）』で音ゲーとして遊べるのが嬉しい

『九魂の久遠（くこんのくおん）』

　続いて紹介されたのは、『ブラスターマスターゼロ』シリーズを手掛けた西沢智ディレクターが贈る完全最新作『九魂の久遠』。本作は、冥界に落ちたネコの“クオン”を操作する2D横スクロールアクションゲームになります。

　ネコ＝かわいいだけじゃない！　カッコいいネコの姿を幻想的な“きりえ”タッチのグラフィックで艶やかに描き出す、これまでにないビジュアルのアクションが期待できる作品です！

　こちらが本作の主人公であるネコの“クオン”です。かわいい。飼い猫として現世で暮らしていましたが、とある理由で命を落としてしまい、冥界に落とされてしまいます。

　プレイヤーはそんなクオンを操作して、現世へつながる冥界の門を開き、飼い主の元に帰るために冥界を探索する旅に出る……というストーリーになります。

●九魂の久遠 - BitSummit Let's Go!! 最新情報

やられても強くなる“アニマリヴァイヴ”システム

　プレイヤーが長く付き合うことになるクオンはタダのネコなので、簡単にやられてしまいます……が、倒されてしまった時に奇跡のチカラ、 “アニマリヴァイヴ”が発動します！

　“アニマリヴァイヴ”は、クオンが倒されてしまった際にほかの動物の魂を取り込んで蘇ることのできる能力です。魂を取り込んだ動物のスキルを使えるようになるため、ステージや敵との戦いの難易度が低下。どんどん攻略しやすくなっていくという、本作の目玉システムになっています。

　蘇るたびにどんどん強くなるだけではなく、クオンの攻撃やアクションが増えていくので、失敗すればするほど新たな楽しみ方が増えるというちょっと不思議なシステムです。

『九魂の久遠』の実機プレイ

　本作も実機でのプレイをしながら解説が行われました。『九魂の久遠』はフルボイスで物語が進行していきますが、様々な声優さんが出演されているので、そこも注目して欲しいポイントです。

　実機プレイでは壁ジャンプや登り、狭い通路を通ったりとクオンのネコならではの身軽なアクションを披露。本作の目玉システムの“アニマリヴァイヴ”の詳しい使い方や解説が行われました。

　アクションゲームが苦手な方でもプレイしやすいですが、タイトルが『九魂の久遠』なので、9回以上倒されてしまうとゲームオーバーになってしまいます。こちらには要注意です！

　ほかにもボスを一撃で倒せる必殺技“フェイタルスタンプ”や、ヒトの魂を取り込み“業魔形態（ヒト型）”に変身する模様を披露。業魔形態に変身すると攻撃力が上昇し、アニマリヴァイヴで得た動物スキルも強化されますが、今までのようなネコ特有のアクションが使えなくなってしまうのが難点です。

　非力だけど可愛いネコ型のまま、慎重に敵を躱して進んでいくのか……不穏だけど強くてカッコイイ、業魔形態になって敵を倒して進んでいくのか……二面性のあるステージ攻略が楽しめる作品になっています。

　ネコとヒト、この選択が結末に影響を与えそうで色々と気が抜けない作品になりそうです……。PVでは分からなかった部分やシステムをかなり詳しく解説しているので、本作が気になっている方は見てみてください。

●西沢ディレクターからのメッセージを抜粋

　開発の方はだいぶ大詰めに入っています。本作は『九魂の久遠』というタイトルですが、開発員一同、九つどころじゃない数の魂をすりおろして制作しています（笑）。

　興味を持ってくださった方は、続報をお待ちいただければと思います。

●會津プロデューサーからのメッセージを抜粋

　開発が大詰め、ということはどういうことか？　というと、発売日が近いかもしれないということです。

　ここでは発売日はまだ言えないのですが、近々発売日などが発表できるかと思いますので、楽しみに待っていただけたらなと思います。

◆『九魂の久遠』関連記事リンク
・『ブラスターマスターゼロ』シリーズを手掛けた西沢智の新作『九魂の久遠』発表。ネコが冥界を旅する2D横スクロールアクションゲーム