感想:アニメ『葬送のフリーレン』フェルンとシュタルクが微笑ましくてほっこり。オルデン卿とのやり取りも印象的な15話
- 文
- ハチ
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アニメ『葬送のフリーレン』15話“厄介事の匂い”の感想をお届けします。
【注意】キービジュアルより先のテキストでは『葬送のフリーレン』15話“厄介事の匂い”の物語に関する記述が多々あります。
僧侶ザインが「呪い」に立ち向かう!
気が付けばヒンメルの死から29年後。フェルンは旅に出て4年、シュタルクは1年になったそう。ザインがこのパーティには重要なものが足りないというので、何かと思ったら……大人のお姉さんでした。「フリーレンはお姉さんじゃないもん!」と話していたのですが、言いたいことはわかります(笑)。
今回はすべての住人が眠っている村へたどり着きましたね。魔物や魔族が使う人類が解除方法がわからないものを「呪い」と呼び、僧侶の使う女神様の魔法であれば解けるとのこと。魔法と言っても、人類・魔族・女神様といろいろな種類があるんですね。女神さまの魔法は生まれながらの資質が必要とのことなので、僧侶ってすごい存在なんだなぁ。
『葬送のフリーレン』魔法紹介
— 『葬送のフリーレン』アニメ公式 (@Anime_Frieren) December 16, 2023
【呪い】
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シュタルクはサクッと呪われて眠ってしまいましたね。シュタルクってすごく素直だから呪いもよく効きそう……。フェルンも眠ってしまい、これっていままでになく大変な状況なのでは。と、思ったらフリーレンも眠ってしまいました。ザインは僧侶だし、ひとりで大丈夫なの⁉
ザインは呪いの発信源である魔物と対峙。フリーレンにひとりで戦っちゃだめっていわれていたのに! でも、5秒間しか起こすことしかできないとなると、たとえ起こしても倒せないのでは、と確かに思いますよね。けれどそこで、ハイターの「冒険者には意思疎通も信頼関係も必要ない、言葉を信じるだけ」という言葉を思い出し、フリーレンを起こして無事に魔物を倒すことに成功!
過去にヒンメルとハイターとアイゼンと関わっていた人たちが今のパーティになっていて、それぞれの心には残された言葉があって。ヒンメルとハイターとアイゼンは今でもフリーレンを支えてくれているんだなと感じたシーンでしたね。すごく、エモいなぁ。こういう人の繋がりを感じることができるのが本作の魅力ですよね。
『葬送のフリーレン』魔法紹介
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【目覚めの解呪】
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シュタルクが貴公子になる⁉
オルデン卿の息子が亡くなったことを隠すため、シュタルクが息子のふりをすることに。フリーレンとオルデン卿が言い争っているときのシュタルクの「ケンカしないで」の一言が可愛すぎました。なんだかシュタルクって息子として面倒見たくなる雰囲気が……私も母性に目覚めそうです(笑)。
前回に引き続き、フェルンとシュタルクはなんだかいい感じで微笑ましいです。舞踏会のシーンは素敵でしたね~! 女の子なら一度は憧れるシチュエーションです。こんなに対格差あったかな? と思うほど、シュタルクが男らしく見えました。これはフェルンもキュンキュンしているのでは⁉ フリーレンをダンスに誘ったのに断られたザインはちょっと悲しそうでしたね。ザイン推しになりつつある私は「なら、私が踊りたい!」と手を上げそうでした。
出会ったときのオルデン卿は少し強引だったのもあって、息子が死んだというのにお金を払ってまでそれを隠そうとするなんて、もしかして冷たい人なのかなと思っていたんです。けれど、そうではないとわかりました。代わりをお願いすることも気分がいいものではないと言っていましたし、きっと本当に息子のことが大切だったから遺言を叶えてあげたいんだろうなぁ。泣きそうな想いを押し殺して、強い態度を取っているのかと思うとつらいですね……。
次男とシュタルクに厳しくも優しい指導をしていて、本当は心優しい人なんだろうと感じました。最後はシュタルクに残らないかと言っていたので、息子と重ね合わせてしまったのでしょう。いろいろな経験をしてシュタルクはどんどん成長していきますね。次回はいよいよ第1クールのラスト回ですよ!
魔法
— 『葬送のフリーレン』アニメ公式 (@Anime_Frieren) December 17, 2023
…じゃなくて、努力の賜物です#フリーレン #frieren pic.twitter.com/2cncq8opSo
ハチ: 原作を読んでいないため、毎回ドキドキしながら鑑賞中! フリーレンにどんどん人間味が出てきて、なんだか子供の成長を見守る親のような気持ちになっている今日この頃。得意な魔法は“食べ過ぎる”と“道を間違える”。
【STAFF】
原作:山田鐘人・アベツカサ「葬送のフリーレン」(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
監督:斎藤圭一郎
シリーズ構成:鈴木智尋
キャラクターデザイン・総作画監督:長澤礼子
音楽:Evan Call
コンセプトアート:吉岡誠子
魔物デザイン:原科大樹
アクションディレクター:岩澤 亨
デザインワークス:簑島綾香、山﨑絵美、とだま。、長坂慶太、亀澤蘭、松村佳子、高瀬丸
美術監督:高木佐和子
美術設定:杉山晋史
色彩設計:大野春恵
3DCGディレクター:廣住茂徳
撮影監督:伏原あかね
編集:木村佳史子
音響監督:はたしょう二
アニメーション制作:マッドハウス
CAST
フリーレン:種﨑敦美
フェルン:市ノ瀬加那
シュタルク:小林千晃
ヒンメル:岡本信彦
ハイター:東地宏樹
アイゼン:上田燿司
クヴァール:安元洋貴
フランメ:田中敦子
アウラ:竹達彩奈
リュグナー:諏訪部順一
リーニエ:石見舞菜香
ドラート:大鈴功起
ザイン:中村悠一
© 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
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