ウルトラマン好きの息子が選んだ“かいじゅうのすみか”驚き体験ベスト3

　東京ドームシティ・Gallery AaMo（ギャラリー アーモ）で、体感エンターテイメント“かいじゅうのすみか”が開催中です（2020年1月26日まで）。

　この冬は“ウルトラヒーローズ EXPO 2020”も含めてウルトラマンファンにとって東京ドームシティが熱いのですが、我が家もウルトラマンファンの息子のたつまる（小1）にせっつかれて、12月中旬に“かいじゅうのすみか”を遊んできました。

　東京ドームシティに異次元世界とのポータルが開いて“かいじゅうのすみか”と地球がつながってしまったという流れで、さまざまな怪獣と出会える本イベント。その見どころをベスト3形式で息子に聞いてみました！

そもそも“かいじゅうのすみか”ってどんなイベント？

　まずは簡単に、“かいじゅうのすみか”の概要紹介から。大雑把に説明をすると、ジャングルや探検家の研究室を自分の足で歩き回り、さまざまな研究展示や怪獣たちの生態を楽しめるイベントです。

●動画：体感エンターテイメント“かいじゅうのすみか”

　円谷プロが手がけてきた特撮のノウハウと、パナソニックの最新デジタル技術を駆使して、かいじゅうたちの魅力を体感できるのが特徴です。

　会場内の各所には怪獣がいて、その生態を知ることができます。

　また、会場内には青い石碑があり、あらかじめ無料ARアプリ『ESPerスコープ』をインストールしておくことで、AR形式でさらなう怪獣の生態を知ることができます。
（例えば、キングジョーがどどーんと登場したり、天井から逆さになったバルタン星人が驚かしてきたり！）

　最新テクノロジーによる怪獣体験を楽しめるわけですが、追加料金を払うことで謎解きゲームに挑戦することも可能。これがまた楽しい！

　探検家が残した手記＋シール、さらに赤い石碑を読み込める石板（タブレット）を使って、会場内で謎解きを行うことになります。ワンセットを借りれば家族やグループ全員で楽しめるので、個人的には超おすすめです！

　会場内では、探検家が残した金庫を開けるための8ケタのパスワードを探すことになるのですが……謎解きは楽しいけれども難しい!?　親子で行った際には、父親としての威厳を守るために大変な部分もありますが、実はスマホでヒント（というか正解）をもらえるので、ご安心を。

　会場を普通に見て回るだけでも1時間前後、謎解きを楽しむと2時間以上はたっぷりと楽しめます。ウルトラマンファンの方はもちろん、冬休みのお子さんとのお出かけ先にもおすすめのイベントとなっていますよ！

第3位：エレキングの電撃が怖かった！

　探検中には巨大なレッドキングやエレキングと遭遇する危険な場所があったのですが、たつまるいわく「エレキングの電撃が一番怖かったよ」とのこと。

　そんなことを言いつつ、カメラを向けるとアイスラッガーのポーズでエレキングを倒そうとしていましたけどね。
（DVDでエレキングがアイスラッガーでやられるシーンは何度も見て覚えているので）

　ちなみに巨大レッドキングの近くには小さなピグモンがいるのを見つけて、「これも原作通りだね！」とニヤニヤしていました。

　エレキングといえば、会場の最後には“みんなの電力”の“かいじゅうのでんき”キャンペーンコーナーではエレキングと記念撮影ができたほか、メルマガ登録をした特典で『データカードダス ウルトラマン フュージョンファイト！』のウルトラマンタイガのカードをもらって喜んでいました。

第2位：バルタン星人との鬼ごっこに大喜び！

　探検の後半にはバルタン星人が登場。余談ですが、うちの子が初めて買った怪獣のソフビ人形がエレキングで、2体めがバルタン星人。やっぱり、愛着が深い怪獣と実際に出会えると、テンションが上がるみたいですね。

　バルタン星人のエリアでは特殊なライトを使ったホログラム映像も楽しめるのですが、さらに驚きなのが、広めの部屋の壁や床をバルタン星人が動きまくること！

　空を飛んだり、瞬間移動したりと、その忍術に翻弄されるたつまる。バルタン星人が床を高速移動するときには「ひいー！」と悲鳴をあげながら飛び退いていました（苦笑）。

　近づくと逃げていくバルタン星人との鬼ごっこを楽しむ感覚で、あっちを見たりこっちを見たりと、とても楽しんでいました。
（残念ながら、記念写真の撮影は失敗してしまいましたが……）

第1位：実物大のミクラスの角に感激！

　「で、何が一番楽しかったの？」と聞いたところ、「ミクラスの角がかっこよかった！」と即答。お、おう。アトラクションじゃなくて展示物を選ぶとは！

　たつまるはウルトラセブンのカプセル怪獣が好きで、特にミクラスがお気に入り。ゲームアプリ『ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ』のテレビCMに出ていたときにツボにはまったようでして。

　そんなミクラスの角の大きさを見て、「やっぱり怪獣はでかいねー」と神妙な顔をしていました。テレビで見たときのサイズ感と、自分の目で見たサイズ感は印象が異なるようで、こういう体験がたつまるの人生を豊かにしてくれるといいなと思いつつ。

　さておき、探検家ラボゾーンには、これまで円谷プロダクション特撮映像美術として携わってきたマーブリングファインアーツが担当する特撮美術セットが展示されています。

　ぶっちゃけ、この展示物や設定資料をまじめに全部読んでいくと、ここだけで1日あっても足りない気がしました。ウルトラマンのシリーズファンにとっては宝の山なので、ぜひスミズミまで楽しみましょう！

まとめ：フォトスポットだらけで思い出に残る体験を

　たつまるが選んだベスト3はやや変化球気味でしたが、とにかく見どころ満載のイベントとなっています。入場特典として怪獣のブロマイド風カードがもらえますし、グッズショップも大充実！

　順路に沿って展示を楽しむだけでも満足できますが、よく見ると壁に穴が開いていて懐中電灯でのぞけたり、トンネル状の場所でショートカットができたりと、物理的に楽しい小ネタも用意されていて、“探索”の楽しさも味わえます。

　日や時間帯によっては怪獣との記念撮影もできますし、フォトスポットとしても楽しめるイベントとなっています。あ、今さらですが、原則的に会場内は撮影OKで、SNSでの投稿も許可されています（他のお客さんの顔を移さないことが条件ですが）。

　ちなみに自分が行った日はギャンゴとペガッサ星人と握手ができましたが、別の日にはダダやモチロン、ウインダムやバルキー星人もいたそうで……気になりすぎる！

　たつまるは、『ウルトラマンジード』のペガ（ペガッサ星人）は好きだったものの、勉強不足で脳波怪獣ギャンゴは知らなかったようで、「なんで手が手錠みたいな感じなの？」と不思議がっていました。今度、DVDをレンタルして勉強させねば……。

　そんなこんなで、大人から子どもまで多くのウルトラマンファンが楽しめる“かいじゅうのすみか”（2020年1月26日まで）。

　繰り返しになりますが、年末年始には“ウルトラヒーローズ EXPO 2020”も行われるので、この冬は東京ドームシティに遊びに行ってはいかがですか？

▲MLB cafe TOKYO 東京ドームシティ店ではコラボメニューも楽しめます。特にエレキングのキャラメルシェイクはインスタ映えしそうです！

【空想科学“かいじゅうのすみか 体感エンターテイメント”概要】
●開催日程：2019年11月7日(木)～2020年1月26日(日)
●時間：平日 12:00～18:00(最終入場17:30)、 土日祝 10:00～18:00(最終入場17:30)
●お問い合わせ：TBSイベントダイヤル TEL. 0570-002-029(2020年1月26日まで。 受付時間 9:30～18:30)
●主催：かいじゅうのすみかin Gallery AaMo製作委員会(円谷プロダクション/TBS/ローソンエンタテインメント)
●当日券：2019年11月7日(木)～2020年1月26日(日)
・大人(中学生以上)：1,900円
・子供(3歳～小学生)：1,000円
・当日ペアチケット(大人2名)：3,500円
・当日親子ペアチケット(大人＋子供)：2,500円
※金額は消費税込。2歳以下無料
●プレイガイド
・ローソンチケット
・セブンチケット
・イープラス
・TBSオンラインチケット