『原神』“特殊分析ズームレンズ”のおかげで撮れなかったものが撮れる楽しさ。上手く撮影するためのポイントもご紹介

米澤崇史
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 HoYoverseが配信するオープンワールドRPG『原神』。先日Ver4.3アップデートが実施され、多くの旅人がテーマイベントを楽しんでいるかと思います。

 今回取り上げるのは一つ前のVer.4.2で実装された便利アイテム“特殊分析ズームレンズ”。これは撮影機能を強化するアイテムで、元々は期間イベント“画像認識実験レポート”を進めて獲得できたものですが、現在も世界任務“早々に頓挫!「画像認識学」...”で、かなり簡単に入手できるようになっています。

 今回はそんな“特殊分析ズームレンズ”の使い方や、楽しみ方について紹介していきます。

“特殊分析ズームレンズ”で何が変わった?

 細かく解説するとズームレンズには、”便利アイテム・写真機の性能を変化させる”、”シャルロットの元素スキル(長押し)の効果を変更する”という2つの効果があります。

  • ▲アイテム欄からズームレンズの効果を有効化すると、両方のアクションがズームレンズ装着時のアクションに変更されます。

 ズームレンズを有効化した状態で、写真機かシャルロットの元素スキルを長押しで使用すると自動で効果が適応されます。

 デフォルトの写真機はゲームのスクリーンショットをそのまま撮影する形でしたが、ズームレンズ有効時は実際のカメラのファインダーのような一人称視点に変化し、拡大・縮小の操作を行えるようになります。シャルロットの元素スキルで撮影する場合は、戦闘に入っている状態でも撮影モードに入れます。

 一応、便利アイテムの写真機とは別に、メニュー画面から行える“写真撮影”のモードのオプション機能を使えばズームでの撮影もできるのですが、撮影を開始した場所から動くことができないので、ベストのアングルを求めて角度を調整したい時はなかなか手間がかかるんですよね。

 ズームレンズを使えば、現実のカメラに近い直感的な操作で撮影できるようになったので、手軽にこだわりの写真が撮りやすくなったと思います。

キービジュアルのようなこだわりの風景写真を撮影

 『原神』といえば、とにかくフィールドの景色が美しいのも魅力の一つ。

 ライターの仕事柄、ゲームのスクリーンショットを撮影する機会はかなり多く、公式素材みたいな綺麗な映像を撮れた時はよく一人でニンマリしたりしているのですが、『原神』は美しいロケーションが数え切れないほどあるので、びっくりするほど簡単に綺麗な画像が撮れます。

 とくにオススメなのが、午前6~7時、午後5~6時頃の明け方・夕暮れ時でして、朝日や夕日をバックに撮った景色はめちゃくちゃ絵になります。太陽を気にして撮影すると、『原神』がいかにライティングにこだわって作られているゲームか、というのが改めて実感できます。

  • ▲天衝山から見た午前6時頃の朝日に照らされる璃月港
  • ▲午後5時頃の稲妻・名椎の浜。夕日が座礁した船を照らしています

 フォンテーヌのロマリタイムハーバーから乗ることができる、巡水船もかなりおすすめの撮影スポットです。カメラを片手に流れていくフォンテーヌの景色を撮影していると、旅行でクルージングを楽しんでいる時のような気分を味わえます。

  • ▲同じルートでも、時間帯によって見える風景の印象もがらりと変わってきます。

 テイワットでは現実世界と同じように東から上って西に陽が沈んでいくのを頭に入れた上で撮影ポイントや時間を調整していくと、いい感じの写真が撮影しやすくなります。ただ日中に太陽を入れた構図で撮影する場合、現実のカメラと同じように逆光がきつくなることも覚えておきましょう。

精鋭魔物や征討領域の敵も撮影可能に

 冒頭でも説明しましたが、シャルロットをパーティに編成して元素スキルを発動することで、戦闘中にもズーム写真が撮れるようになったのが大きいです。戦闘に入らないと姿を表してくれない精鋭魔物や征討領域のボス敵をアップで撮れるようになったのは新鮮で、どのボスも派手なアクションが多いので映える写真がガンガン撮れます。

 注意点として、撮影中は完全に無防備になってしまうということ。特にボス級の敵を撮影したい時は、耐久力の高いシールドは必須です。鍾離や綺良々といったキャラクターをパーティに編成して、こまめにシールドを張りながら戦うのがいいでしょう。

 また、シャルロットの元素スキルを単押しで発動してしまうと、元素スキルのクールタイムに入って撮影ができなくなってしまうのも気をつけておくべき点です。

  • ▲“無双楽土の結末”の禍津御建鳴神命(雷電将軍)はあらゆる攻撃がカッコよく、めちゃくちゃ写真映えします。
  • ▲モンドで戦うアンドリアスも、ズームで寄って撮影するとかなりの迫力。
  • “氷風組曲”で出現する2体のボスも、フィギュアスケートをモチーフとしたような美しい技を繰り出してきます。

マルチプレイで他のプレイヤーの戦闘シーンを撮影

 自分が操作するキャラクターを撮影するならば写真機やスクリーンショットでも撮れるのですが、戦闘中にもう少し自由な角度から撮影したい時もありますよね。そんな時もシャルロットの元素スキルで撮影が可能です。

 誰かが戦っているところを見る機会はソロプレイだとないので、結構新鮮なアングルでの写真が撮影できます。もちろん、攻撃がこっちに飛んでくる可能性もあるので緊張感が味わえます。

 注意するべきはカメラの位置で、敵も味方も絶えず動き回るため、油断すると片方に不自然なスペースができてしまうことも。カメラの位置を絶えず意識して微調整するようにして、敵味方が両方正面にくるようなタイミングで撮影するといいでしょう。

 ただ、撮影に専念するとほとんど戦闘に参加しないことになるので、他のプレイヤーの同意を得た上で撮影するようにしましょう。

 ”特殊分析ズームレンズ”のおかげで、撮影の幅が大きく広がった『原神』。広大なフィールドの中でいい撮影ポイントや時間を探して歩き回るだけでも、現実の写真撮影に近い楽しさを味わえます。ぜひ、特殊ズームレンズを使ってこだわりの一枚を撮影してみてください。

  • 戦闘時以外でも、他のプレイヤーとお互いに撮影しあった写真を見せ合うのも楽しいです

※画像はPS5版のものです。
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