『呪術廻戦 ファンパレ』配信開始2週間で2,000万ドル以上の収益を記録。サイバーエージェントのモバイルゲーム収益シェアの29%を占める

電撃オンライン
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 Sensor Towerは、『呪術廻戦 ファントムパレード』に関するブログを公開しました。

 ブログより一部抜粋します。

11月の収益成長量で2位となったファンパレ、CyberAgentモバイルゲーム収益シェアの29%に

 『呪術廻戦 ファントムパレード』のパブリッシャーであるSumzapはCyberAgentの子会社で、同作の他にも複数のモバイルゲームをリリースしています。Sensor Towerのデータによると、2023年9月、10月の同社のモバイルゲーム別シェアでは、『戦国炎舞 -KIZNA-』がトップで同社の収益シェアの65~70%を占めています。

 一方、『呪術廻戦 ファントムパレード』リリース後の2023年11月の収益シェアは、同作が1,600万ドル以上の収益を上げ、90%以上を占めています。同作は集計期間が10日間であることを考えると、驚異的なスピードで収益を上げていることがわかります。

 SumzapのIPタイトルとしては、『この素晴らしい世界に祝福を!ファンタスティックデイズ』があります。2020年2月にリリースされた同作は、『この素晴らしい世界に祝福を!』IPを活用したモバイルゲームで、全編フルボイスのストーリー、自由度の高いパーティー編成など、『呪術廻戦 ファントムパレード』と同じ点が多いモバイルRPGです。

 Sensor Towerのデータによると、『この素晴らしい世界に祝福を!ファンタスティックデイズ』のリリース(2020年2月27日)から2週間の日本における収益は1,500万ドル近く、ダウンロード数は120万を突破しています。

 一方、『呪術廻戦 ファントムパレード』のリリース(2023年11月21日)から2週間の日本における収益は2,000万ドル以上、ダウンロード数は160万以上となっており、同社のIPモバイルゲームとしても成功と言えるデータが確認できます。

 『呪術廻戦 ファントムパレード』の好スタートは、CyberAgent全体のモバイルゲーム収益にも大きなインパクトを与えています。Sensor Towerのデータによると、同作リリース前の2023年10月の日本におけるCyberAgentのモバイルゲーム収益シェアでは、1位が2,900万ドル以上の収益を上げた『ウマ娘 プリティーダービー』で約60%の収益シェアを占めています。

 一方、11月でも1位は同じく『ウマ娘 プリティーダービー』ですが、収益シェアは38%と後退しています。しかし、『呪術廻戦 ファントムパレード』が収益シェア29%に達して2位となっており、この2タイトルを合わせた2023年11月の収益は、3,700万ドル以上に達しています。

『呪術廻戦 ファントムパレード』

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会 ©Sumzap, Inc./TOHO CO., LTD.

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