【電撃PS】『龍が如く7』先行インプレッション第2回。プレイスポットを発売前に語ります

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 来たる1月16日に発売を迎える『龍が如く』シリーズ最新作『龍が如く7 光と闇の行方』。新主人公・春日一番が紡ぐ新たなシリーズははたしてどうなのか? 大きな注目を集める本作を、ひと足先にプレイした担当者たちが、テーマに沿った視点で先行インプレッションをお届けします。第2回は『龍が如く』らしさ全開のプレイスポットについて、担当ライターのDeepがお届けします。

『龍が如く』ファンの期待にバッチリ応えた激熱のプレイスポット

 気がついたらプレイスポットの豪遊で1日が終わっている。“俺は今『龍が如く』を堪能してるぜ”感。いわば、2年半ぶりに実家に帰ったとき、都会の荒波に揉まれ凝り固まった俺の心を、ふわっと解かす母ちゃんのみそ汁のような……、そんな安心感。ゲームジャンルがアクションからRPGに変わろうが、主人公が桐生ちゃんからモジャモジャ頭の春日になろうが、『龍が如く』は『龍が如く』なんだなと納得させられたわけです。というわけで、俺はシリーズのファンならドハマりすること間違いなしなプレイスポットを中心に、『龍が如く7』の魅力を語りたいと思います。

 まずは、本作初登場のプレイスポット「ドラゴンカート」。これは、横浜・伊勢佐木異人町の街なかをコースに見立て、レーシングカートで爆走するスポーツです。パッと見は普通の健全なレースですが、コースの各所にはガトリングガンやロケットランチャー、ニトロブーストといったアイテムが落ちており、それらを駆使してライバルたちと火花を散らすデッドヒートが楽しめるんです。

 そして登場するライバルたちも、重量級の相撲取りやスピードタイプの婆さんなど個性豊か。スタートダッシュやジャンプ→ドリフトといった、なぜか慣れ親しんでいる操作感。カートのカスタマイズなどもあり、ハマったら抜け出せない魅力があります。なぜだか、「イィヤッフゥゥゥ! ヒィアウィゴォォ!」なんて某ヒゲおじさんの声が空耳しそうなプレイスポットです。不思議ですよね!?(笑)

 また、もう1つの目玉となるプレイスポットが「会社経営」です。会社経営と聞くと『龍が如く0 誓いの場所』の「神室町マネーアイランド」を思い浮かべるファンもいるかもしれませんが、こちらはもう少し経営を重視した別の遊びです。“物件を買収し、従業員を配属させて利益を得る”という流れは似ていますが、最大の違いは“営業×4→株主総会”を1期として、株価を上げていくところ。とくに株主総会はナカナカのくせ者で、あれやこれやと難クセをつけてくる株主たちを論破して、支持率を稼ぐミニゲームになっています。

 ですが、これを無事に戦い抜けば、役員報酬として春日の所持金がガッポリ!! 株価が1位ともなれば、目が飛び出るほどのお金がゲットできますよ! あ、でも『龍が如く0』の金銭感覚(兆超え)と比べてはダメです(笑)。ホームレスからスタートし、横浜の経済界を席巻。やがて、有数の大金持ちの社長へ……。春日の成り上がり人生は、これで閉幕でもいいのでは!? なんて思わなくもないですね。

 ほかにも、物件の商品・サービス・知名度を上げて売上を伸ばしたり、伊勢佐木異人町の街で人材をスカウトしたりといったやり込み要素もあり、かなりじっくり遊べるコンテンツになっています。かくいう自分も、「会社経営」が解禁したらずーっと遊び続けて、本編そっちのけで大企業の社長まで成り上がりました。おかげで、お金には困らなくなったので、レベルに見合わない超高級装備を身に着けて、以降の本編はマネーパワーで邁進中です。

 ちなみに、このプレイスポットを攻略していくと、春日が多彩な極技(必殺技)を習得します。最終的にはアッと驚く演出&威力を誇る極技を習得できるので、ぜひ遊んでみてください。最速クリアには欠かせないと思いますよ!

 そして、個人的にイチオシしたいのが、かつての名作映画(?)を観ながら映画館特有の睡魔に抗うプレイスポット「名画坐」。ミニゲームとしては至ってシンプルで、出現する睡魔をボタンで退治、あるいはボーナスのニワトリをきちんと見逃すことでスコアを稼ぎつつ、睡魔に負けることなく映画を鑑賞しきればクリアというもの。では、そんなプレイスポットの何がイチオシなのか。それは、鑑賞できる映画1つ1つに、数シーンのフルボイス演出が用意されているところ。

 料理の“鉄人”によるアクションムービー「ロボット・コック」や韓国人俳優イ・リュウジョン(別途サブストーリーで登場)によるラブロマンス「そなたと私の冬」などバリエーション豊かで非常に凝ったものが多く、絶対にプレイヤーを楽しませてやろうという“龍が如くスタジオ”の心意気が伺えます。もちろん、プレイすれば人間力が鍛えられる、一緒に鑑賞した仲間との絆が深まるなどのメリットも! ちなみに、紗栄子はちょっとムフフな映画があまり好きじゃないなど、仲間にも好みがあるのでご注意を。

 さて、プレイスポットを中心に語りましたが、『龍が如く』といえばぶっ飛んだサブストーリーも魅力ですよね。本作にも、シリアスなものから笑えるものまで多彩なサブストーリーが用意されています。個人的にイチオシなのが、「あの素晴らしい痛みをもう一度」という、痛みを感じなくなったマゾおじさんのお話(この時点で、パワーワード感がすごい)。マゾおじさんが母親に「いい歳して貯金もなくて、うだつも上がらない~」と説教されているのを聞いて、春日もヘコんだりと、桐生一馬では出せないおもしろさが満載のサブストーリー……、必見ですよ!! あ、クリアすると彼もデリバリーヘルプで呼び出せます。もうね、なんかすごい(笑)。


 さて、第2回ではプレイスポットを中心に『龍が如く7』の魅力を語りました。たしかに『龍が如く7』の発表を見たときに、「主人公とゲームジャンルが変わり、自分が知っている『龍が如く』はなくなってしまった……」なんて、いわば“龍ロス”に陥っているファンの方も、少なからずいらっしゃるかもしれません。“龍が如くスタジオ”が本作で行った方針転換は、そう感じても仕方がないぐらい大きなものです。

 しかし! しかしですよ。よく考えてみてください。“龍が如くスタジオ”は、いい大人がポケットサーキットに夢中になったり、『ムシキング』を“メスキング”という形でパロディ化させてキャットファイトをやらせたりと、プレイヤーを楽しませることに命をかけているスタジオですよ? 主人公やゲームジャンルが変わったぐらいで、その根底が揺らぐわけがないじゃないですか。安心してください。俺らが愛してやまない“龍が如く・魂”は、本作にもちゃんと宿っています!

 最初の例えに戻りますが、2年半ぶりに実家に帰ったら、母ちゃんの髪がモジャモジャ頭になってたって、母ちゃんは母ちゃんなんです。その手が作るみそ汁の味は変わっていないので、ひと口みそ汁をすすってみてください。いつもと変わらぬ、大変おいしい魅力が詰まっていますから。

 というわけで明日公開予定の第3回では、『龍が如く』シリーズの柱ともいえる、極上のドラマについてのインプレッションをお届けします。こうご期待!

(C)SEGA
※画面はすべて開発中のものです。

龍が如く7 光と闇の行方

  • メーカー: セガゲームス
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: RPG
  • 発売日: 2020年1月16日
  • 希望小売価格: 8,390円+税

龍が如く7 光と闇の行方(ダウンロード版)

  • メーカー: セガゲームス
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2020年1月16日
  • 価格: 8,390円+税