『原神』雷電将軍＝怖い神さま、可愛い人、かっこいい＆美しい武人…印象が変わっていく流れと魅力を振り返ってみた（ネタバレあり）

　HoYoverseのオープンワールドRPG『原神』コラム記事をお届け。今回は、性能よりもキャラ萌えを重視する筆者が、雷電将軍の魅力について語ります。

※以下の内容には魔神任務第2章、及び雷電将軍の伝説任務に関する記述を含みます。

あまりのカッコよさに一目ぼれしてテイワットに帰還するきっかけとなりました

　恥ずかしながら筆者は『原神』のリリース直後に初心者ガチャで希望のキャラが登場しなかった事で拗ねてしまい、約1年PS4で寝かせておりました……。

　そんなある日、リリース1周年記念のタイミングでSNSで盛り上がる雷電将軍の祈願を目にし「カッコイイうえに美人過ぎる…。しかも声優が沢城みゆきさんだ！」と一目ぼれして『原神』を再開しました。強い女系の沢城さんの演技が特に大好きなんです。

　ちなみに、この時の祈願では雷電将軍はお迎え出来ず、九条裟羅とスクロースが3凸しました。この時は祈願のシステムがいまいちわからず、気分転換に恒常祈願も交えていた思い出……。

お迎え出来ずとも会いたくて、ついに訪れた稲妻

　プレイ開始から約1か月、ようやく稲妻に辿り着いた筆者は、ついに憧れの雷電将軍とご対面。

　第一印象は……怖い！　でした。恐れすら抱かせる美しさと存在感。雷電将軍は圧倒的に“神”でした。

　思っていた通り、お声も最高で、お迎え出来なかった苦い思いがこみ上げました。

　しかし、稲妻のストーリーが進むにつれ、旅人の置かれた状況とリンクして、雷電将軍に対する複雑な感情が筆者に芽生えました。……祈願で来てくれなかった怒りではないですよ？　神様、理不尽すぎる！　という思いです。稲妻の悲惨な状況は、雷電将軍の発した目狩り令の影響ではないのか？　と思った時期がありました。

　その後、多少のしこりは残りつつも雷電将軍への印象は改善され、2回目の祈願登場時に無事お迎えする事が出来ました。

　影の描写もあり、伝説任務まで終える頃には好きなキャラクターの1人となっていたのも、今となっては良い思い出（？）です。

魅力①キャラクターデザインの美しさ

　まず稲妻キャラ皆に言える事なのですが、日本モチーフのキャラというだけで好き！　HoYoverseさんに感謝！　という気持ちになります。

　和服を纏っている時点で基本の好感度が高くなりませんか？　ハリウッド映画で日本人俳優を見かけるぐらいの嬉しさ。そしてその俳優が世界に評価されると異様に嬉しくなったり一目おいちゃう、あの感じ。

　花魁風に胸元が空いていますが下品ではなく、襟から肩をカバーして手甲と一体化しているボレロ風の服を下に着ている事により、忍装束風にかっこよく引き締まって見えます。ここで胸元に出来るひし形の絶対領域よ……。

　そして帯揚げ・帯締め・帯飾りの3点セットでしっかりと帯を締めて和服らしく着こなし、ボトムスはまたくノ一のように足さばきが良さそうなミニ丈の着物と、太もも高めのオーバーニーソックスで2つ目の絶対領域を確保して、再び花魁風の高めの船底下駄で完了する、【忍・絶対領域・花魁】×2のテンポ良い萌えのミルフィーユ構造や～！　なお召し物が最高ですよね。

　艶やかで青紫がかった御髪をゆるく三つ編みしている所もポイント高し。編み始めからきつめに編まれた三つ編みより、ゆるめに編んだ際に生まれるふんわりしたたるみが好きなのです。これにより走る時の揺れ方もゆったりと揺れるのがたまりません。きつめに編むとロープのようにぶんぶん揺れちゃうので。

　通常時はどこか可愛らしさのある瞳に、極めつけの泣きボクロ！　稲妻キャラはほくろのキャラが多いのですが、点ひとつでなぜこうもセクシー度がアップするのか謎です。

※全然セクシーじゃない筆者は、雷電将軍・神里兄妹と概ね同じ所にそれぞれほくろがあり、ちょっと気にしているのですが、この3人とそれぞれ同じだと思えばほくろも嫌じゃなくなるってもんです。

魅力②沢城みゆきさんによる儚くも力強い神の声

■【原神】キャラクター実戦紹介　雷電将軍(CV：沢城みゆき)「浄土裁断」

　稲妻に来るまでに出会った2人の神は親しみやすかったのに、雷電将軍は声色から何を考えているかわからない、神秘的で威厳のあるまさに人知を超えた神だと思いました。初対面の時には身震いしそうなぐらい怖かったです。話も聞いてもらえ無さそうだし、戦っても勝てる気がしない圧倒的な強さを感じる神の声でした。

　物語は進み、一心浄土で彼女と向かい合った時は、その穏やかで凪いだ海のような声にはっとさせられましたし、伝説任務では影の世間知らずのご令嬢のような可愛らしい声に心がふわふわにされました。想像以上に可愛い人だ……と思わざるを得ませんでしたね。

　お迎えすると、カッコイイ戦闘ボイスから、料理が出来ない事を焦る声、知らない人について尋ねられた時の全く興味の無い声など、雷電将軍の色々な声が聴き放題！　なんて耳が幸せなんだ……これだけでお迎えした意味を感じる、と思うくらい素敵な声です。

　征討領域の“禍津御建鳴神命”のお声も武の極み感のある強者ボイスで大変おすすめ。この戦闘は音楽も素晴らしく、毎週テンションが上がります。

魅力③正に武を極めた者。戦闘で万能すぎる

　キャラ萌えエンジョイプレイの筆者ですが、やはり雷電将軍は戦闘でも大活躍！　スキルを発動して追撃＆仲間の元素爆発のダメージアップ。これはキャラクターをチェンジしても継続する為、とにかくお手軽便利！　そして各キャラで元素僕発をすると、その後の雷電将軍の元素爆発の威力も上がるというwin-winなスキルなのです。

　元素爆発も、ただダメージが上がるだけでなく、攻撃を当てるとチーム全員の元素エネルギーを回復するという至れり尽くせりな内容。素晴らしすぎませんか？

　元素爆発中は胸元の絶対領域（正確には体の内側）から取り出した刀で戦うのですが、中断耐性が高い為敵の攻撃を受けても怯むことがありません。筆者は戦闘が下手なので、この時調子に乗って攻撃しまくって気づいたらダメージを受けて戦闘不能になった事が多々あります。すみません。

　モーションやエフェクトまでかっこいい＆美しく、見ているだけでため息が出ちゃいます。攻撃モーションは通常4段の素早くて見えない斬撃（稲妻の推しキャラだいたい使う）が好きです。長柄武器を回転させて納めるモーションも素振りして何度も見ちゃいます。

　キャラボイスの所で少し触れてしまいましたが、最初の印象からかけ離れた姿が見られる伝説任務も必見です。こんな人が身近にいたら九条裟羅のように心酔してしまうのも頷け。八重巫女との関係も尊い……。

　聞いて幸せ、見て幸せ、歩く姿は藤の花のように美しく揺れる雷電将軍が、私と同じく彼女に惹かれた旅人さんのテイワットにも訪れますように……。では、鳴神大社にお参りに行った後、塵歌壺で雷電将軍とお喋りして来ます！

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やすちか：ゲームと声優さんが大好きな、古オタクの新米ライター。好きなジャンルはRPGとADV。服装的には稲妻とフォンテーヌが好み。

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