電撃オンライン

アニメ『葬送のフリーレン』19話感想。フェルンを母親目線で見守ってしまうライター、嬉しいけどちょっと寂しい(ネタバレあり)

ハチ
公開日時

 アニメ『葬送のフリーレン』19話“入念な計画”の感想をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは『葬送のフリーレン』19話“入念な計画”の物語に関する記述が多々あります。

フェルンたちがシュティレをどうやって捕まえたのかが知りたすぎる……

 フリーレンはカンネとラヴィ―ネと一緒にいる中で、ヒンメルたちとの冒険を思い出していました。アイゼンの「怖い」に対して、ヒンメルも「僕も怖い」と言っていて、そりゃ怖いよね! と思ったのですが、勇者と言うと“怖いものなんてない”“特別な存在”みたいなイメージってありませんか? 

 でも、なぜかヒンメルって親しみやすさというか親近感というか、すごく人間味のある勇者ですよね。みんな怖いけど頑張って世界を救ったんだ、と思ったら、よりヒンメルたちが好きになってしまいました。やっぱり、ヒンメルたちの冒険ももっと見たいなぁ。

 今回はいよいよフェルンのパーティの状況も把握できました。よかった~無事だ~……と思っていたら、どうやったかはわからないけど、シュティレを捕まえてる! え、まって、私が見逃したのか⁉ と疑ってしまったので、戻ってみましたが特になく。一体どうやったの、教えて⁉

 フリーレンでもすぐには捕まえていなかったし、他パーティもまだ探している段階だったのでそうとう優秀ですよね。フェルンはこんなに強くなって……あんなに小さい女の子だったのに。嬉しいけど、なんかちょっと寂しい(私はフェルンに対して母親かのような気持ちを抱いています)。

 原作を読めばわかるのかもしれませんが、自分なりに予想してみましょう。まずフェルンは速さも攻撃魔法もありますが、もちろん音速は無理そうですし拘束魔法もできるのかわからないですよね。

 ユーベルは切り刻むことができますが、鳥を捕まえるとなると難しそう。となると、どんな魔法を持っているのかわからないラントがキーになっている可能性が高いと思います。拘束する魔法が得意だとか、おびき寄せる魔法が使えるとか。

 それか、もうユーベルのゴリ押しですよね。ひたすら追いかけてボコボコに殴って捕まえた感じでしょうか。う~ん、今後どうやって捕まえたのかがわかるといいな!

 フリーレンたちは他パーティにケンカを売ってしまったわけですが、それぞれの個性を活かしたいい作戦でなるほど~と感心してしまいました。あれだけの湖を凍らせられるラヴィ―ネがすごい! 魔法使いの魔法っていろいろあるけれど、自分で選んでいるのか向いているものになっているのか、勝手に使えるようになっているのか謎ですよね。

 フェルンたちが練習していたのを見ると、自分で練習して得意なものを見つけていく感じなのかな。だとしたら、カンネとラヴィ―ネはじつはお互いに相性がよさそうな魔法を選んだってコト……⁉ やはり、推せるな!

お団子スリットガール・ラオフェンが気になる

 ところで、他パーティとして登場したラオフェンのビジュアルがとても良くて気になります。ドレスが素敵で、髪のタッセルがおしゃれ。性格も優しそうですし、好きになれそうだな~と感じました。

 なにより、フリーレンたちの魔力を感じ取り誰よりも早く移動してきたのがカッコイイ! あの着地の仕方にグッとくるのは私だけじゃないはず。次回はフリーレンたちとバトル勃発の予感なので、活躍を期待したいです! 

 けれど、ラオフェンと同じパーティのデンケン&リヒターの実力が怖いところ。経験も豊富そうですし、なにより公式サイトのリヒターの説明に“目的のためには殺しもいとわない”って書いてあるんですよね。カンネとラヴィ―ネは優しい子たちだと思うので、心配です。フリーレンがなんとかしてくれるといいけど……。

 そうそう! オリジナルサウンドトラックが発売になるそうです。冒険を彩ってきたステキな音楽がいつでも聴けるなんてありがたい限りです。

 BGMが大好きな私はもうゲットせざるを得ない……物語を思い出すことができますし、電車の中などで聞いていると、ちょっと現実と夢の狭間にいる感覚になるんですよね。少し先ですが、楽しみです!


ハチ: 原作を読んでいないため、毎回ドキドキしながら鑑賞中! フリーレンにどんどん人間味が出てきて、なんだか子供の成長を見守る親のような気持ちになっている今日この頃。得意な魔法は“コーヒーを美味しく入れる”と“乗馬がちょっとできる”。


【STAFF】

原作:山田鐘人・アベツカサ「葬送のフリーレン」(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
監督:斎藤圭一郎
シリーズ構成:鈴木智尋
キャラクターデザイン・総作画監督:長澤礼子
音楽:Evan Call
コンセプトアート:吉岡誠子
魔物デザイン:原科大樹
アクションディレクター:岩澤 亨
デザインワークス:簑島綾香、山﨑絵美、とだま。、長坂慶太、亀澤蘭、松村佳子、高瀬丸
美術監督:高木佐和子
美術設定:杉山晋史
色彩設計:大野春恵
3DCGディレクター:廣住茂徳
撮影監督:伏原あかね
編集:木村佳史子
音響監督:はたしょう二
アニメーション制作:マッドハウス

CAST
フリーレン:種﨑敦美
フェルン:市ノ瀬加那
シュタルク:小林千晃
ヒンメル:岡本信彦
ハイター:東地宏樹
アイゼン:上田燿司
クヴァール:安元洋貴
フランメ:田中敦子
アウラ:竹達彩奈
リュグナー:諏訪部順一
リーニエ:石見舞菜香
ドラート:大鈴功起
ザイン:中村悠一

© 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

関連する記事一覧はこちら