感想：『薬屋のひとりごと』アニメ15話のフグ毒事件の真相が意外過ぎた。羅漢が持ち込む新たな事件も気になる（ネタバレあり）

文: Ak

公開日時: 2024年01月21日(日) 21:07

　TVアニメ『薬屋のひとりごと』第15話の感想記事をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『薬屋のひとりごと』第15話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。

『薬屋のひとりごと』15話では高順（ガオシュン）がマオマオの扱いを分かりすぎている！

　ボヤ事件解決の結果、後宮で噂になっているマオマオ。事件自体は解決しても、その影響で新しいやっかいごとが舞い込んできそうな雰囲気ですね。

　案の状、またも事件の相談をされていましたが、フグ毒の事件ということでマオマオにとっては興味津々の様子。毒が絡んでいると分かったとたんにいい表情します。マオマオの「私も私のやるべきことをやろう」というセリフで思い出しましたが、どう考えても犯人捜しは侍女の仕事ではないと思う！

　何より高順（ガオシュン）は、マオマオの扱い方というものを壬氏（ジンシ）以上に分かっている気がします。でもフグが食べられる料理屋に連れていくと約束してましたが、多分マオマオの目的はフグ毒であって、味ではない（笑）。

　それはそうと、今さらですが高順の“シャオマオ”という呼び方は可愛くていいですね。

フグ毒事件の真相は意外性アリ！　次の事件への伏線も

　フグを使っていないはずなのに、フグ毒らしき症状で昏睡状態に陥った事件。てっきり誰かが毒を混ぜたのかと思いましたが、海藻を利用したとは意外な展開でした。見るからに怪しい旦那様の弟。第一印象が犯人すぎて逆に怪しくない気もしましたが……順当に犯人でしたね。

このあとBパート✨
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　しかし、どうやらそれだけでは終わらない様子。別の推理ものの作品でも見たことありますが、一見あっけない事件が別の大きい事件につながるヤツですかね。ちょっとワクワクします。

お坊ちゃん感の強い今日の壬氏

　そして今日の壬氏。お婆ちゃんに髪の世話をされているわ、マオマオを見つけて子どものようにはしゃいで寄ってくるわで、お坊ちゃん味が増していましたね。

　まあおそらく血筋的にはお坊ちゃんどころではないですが！　実は年齢的にはまだまだ若いので、これが素の姿なのでしょうね。

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　壬氏が素を見せるにつれて、マオマオの態度もひどくなっている気がします。まあそれだけ気を許している……ということなのかな？　某漫画家っぽい劇画調の表情が衝撃的すぎました（笑）。

羅漢（ラカン）が持ち込む新たな事件？　次回への引きが気になる

　第15話の最後で羅漢（ラカン）が話していた祇女とは、もしかしてマオマオの関係者……というか母親なのでしょうか？　少なくとも親族ではありそうです。

　その母親（暫定）の冷たい視線にゾクゾクするということは、もしかして壬氏と女性の趣味では話が合うのでは？　そこはかとなく外道っぽい雰囲気もあるので善人かは不明ですが、今後物語にどう関わってくるのが要注目です。

『薬屋のひとりごと』Blu-ray情報

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価格：14,300円（税抜価格 13,000円）
収録分数：約142分（第1話～第6話収録）＋映像特典／DISC枚数：1枚

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《封入特典》
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【初回・通常共通特典】
《音声特典》
◆第１話オーディオコメンタリー（猫猫役：悠木碧／壬氏役：大塚剛央／長沼範裕監督）
《映像特典》
◆PV集①
◆ノンテロップOP
◆ノンテロップED
◆『薬屋のひとりごと』先行上映会舞台挨拶
（2023/10/01 TOHOシネマズ日比谷スクリーン12／出演：悠木碧、大塚剛央、長沼監督）