『幻塔』1.5周年記念・開発者インタビュー。新バージョンで新規&復帰勢も楽しめる? 『エヴァンゲリオン』コラボ詳細は?【Tower of Fantasy】
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グローバルゲームブランドLevel Infiniteは、PCおよびモバイル向けオープンワールドRPG『Tower of Fantasy(幻塔)』において、1月30日に最新アップデートVer.3.6“九舟遠望”を配信開始します。
本記事では最新アップデートに先駆けて、『幻塔』の1.5周年を記念した開発者インタビューをお届けします。
質問にお答えいただいた『幻塔』開発者
Siyu Luo
Level Infinite所属 『幻塔』グローバルパブリッシングプロデューサー
テンセントのグローバル部門に所属し、Undawnのパブリッシングプロデューサーである。
テンセント入社前は、プロデューサーとしてPCおよびモバイル ゲームの制作と運営に8年以上携わってきた。それ以降、オープンワールド ゲームの制作と運営に取り組んでいる。
2023~現在:『Undawn』パブリッシングプロデューサー
2021~2023:『幻塔』パブリッシングプロデューサー
2019~2021:『コード:ドラゴンブラッド』パブリッシングプロデューサー
2017~2019:パーフェクト・ワールドの未公開のオープンワールドゲームのプロデューサー
2011~2017:ARPGとMMORPGジャンルのタイトルのプロデューサー
Paden Du
Level Infinite所属『幻塔』グローバル版運営担当者
Paden Duはテンセントのグローバル部門に所属し、オープンワールドRPGのタイトルの運営に携わっている。
2021~現在:『幻塔』グローバル版の運営を担当
2020~2021:『神獣伝説〜エボリューション・ディバウア〜』グローバル版運営を担当
2016~2020:中国国内にて『聖闘士星矢 ライジングコスモ』、『NARUTO Online』など多くのRPGゲームの運営を担当
Ver.3.6「九舟遠望」の注目ポイントや新キャラクターについて
――1.5周年で実装される「キャラクター、ストーリー、マップ、システム」などの新要素のなかで、最も注目してほしい部分はどこでしょうか?
Siyu:担当者としての立場からはもちろん、すべてのコンテンツが注目され、愛されることを願っています。
もし「一番」を選べと言われたら、私はマップに注目してほしいです。
水州府にあるディスカバリー8号船は、視覚的にもコンテンツとしても新しい体験を楽しんでいただける、私個人が大満足しているマップ設計です。
――新キャラクターの2人は、今のゲームのキャラクターの中でどれぐらい強いのでしょうか? また、使っていて面白い点を教えてください。
Paden:パロッティは、比較的珍しい空中戦特化キャラクターです。
スキルを使用すると滞空状態になり、空中から超火力で攻撃することができます。
ヤノは、巨大な長槍を使った殺し屋です。
彼女の注目能力の一つは、長槍を投げた方向に瞬間移動できるほか、自身の落下地点周辺のものを爆発させて大量のダメージをもたらすこともできます。
幻塔をプレイしてきたプレイヤーなら感じていただけると思いますが、ここ半年間新武器のインフレを慎重にコントロールしてきました。
新しい武器は、現在のすべての主流のパーティ編成にとって弱い者にはなりませんが、パーティ編成が合理的で十分に武器の性能を熟知していることを前提としているのです。
同時に、近い属性の幻影の序列においても他の武器に対しても圧倒的に有利になることはないのです。
――新ストーリーについて、どのような展開になっていくのか、ネタバレにならない範囲でお聞かせください。
Paden:エクセキューター一行は九域の最後のエリアとしての水州府に赴き、九域文明の誕生を遡り、最終決戦を繰り広げる、といったところでしょうか。
――新マップでは、どのような新体験を楽しむことができるでしょうか? また、映える観光スポットなどはありますでしょうか?
Paden:前述したように、水州府にあるディスカバリー8号船は全九域の中で最も特色のあるマップの一つになります。
前身は宇宙船だったため、この都市は伝統的な地図の空と陸という上下の区別がなく、周囲を360°回るのが建築と施設です。
このようなマップデザインにマッチするように、Z軸の自由歩行を実現するための新しい道もプレイヤーに提供しています。
開発時のエピソードと新しいプレイヤーへのサポートについて
――開発の際に最も苦労したことはなんでしょうか? そのほか、開発時に印象に残ったエピソードがあれば教えてください。
Paden:ゲーム開発はペースの速い仕事で、実は長期的に「楽ではない」状態に置かれることがままあります。幻塔はバージョン更新が速く内容が多く、ほとんどのメンバーは、その重圧を初めて経験しました。
その重圧を潜り抜ける中で、肉体的な苦労に対しては、慣れてくるにしたがってうまくコントロールできるようになりました。
本当に苦労している部分というのは、私たちが何かを間違ったり、プレイヤーたちと十分なコミュニケーションが取れない中で、プレイヤーたちから受け入れられなかったり批判されたりした時に「なぜもっとうまくやっていなかったのか」と後悔したり、同僚たちの苦労を無駄にしていると感じる精神的なものです。
しかし、幻塔のプレイヤーたちは、私たちに対して根気強く付き合って下さり、運営チームがプレイヤーと共に成長する機会を得ることができました。
そのおかげで、今の私たちなら当時では課題の残った事象でも、あの頃よりきっと適切な対応が取れる事でしょう。
――今まで『幻塔』を遊んだことのない方や、半年~1年ぐらいプレイを休止している方が、1.5周年を機に開始・再開するとしても十分に楽しめるでしょうか?
Paden:もちろんです! ここ半年間私たちは多くの調整をして、新しいプレイヤーが幻塔の旅を始めるのをサポートしました。
プレイヤーは大量の資源を手に入れて急速に成長することができ、最新のチャプターやマップに直接移動して体験することもできます。
ベテランプレイヤーが初心者をより簡単に助けることができる師弟システムも追加されました。
1.5周年では、多くの報酬が追加されます。同時に九域編の終わりでもあり、休眠プレイヤーや新規プレイヤーがこのタイミングで九域に行く事を強くお勧めします!
今後のコラボ企画の情報や日本のプレイヤーへのメッセージ
――『エヴァンゲリオン』とのコラボ企画について、可能な範囲で内容を教えてください。
Siyu:コラボは24年上半期に開催される予定です。
ストーリーは、エヴァの3人のキャラクターがアイダ星にタイムスリップしてエクセキューターたち一行との出会いから物語が展開します。
コラボには、「碇シンジ」「式波・アスカ・ラングレー」「綾波レイ」、そして彼らのエヴァンゲリオンが登場します。
同時に「式波・アスカ・ラングレー」と「綾波レイ」がガチャに登場して、プレイヤーたちと共に戦います。
――『幻塔』は日本のプレイヤーに特に人気があるようですが、制作・運営の際に意識していることはありますか?
Siyu:はい、日本のプレイヤーの皆さまに認められていることに関して、私たちは深く感謝しております。皆さまの期待に応えるべく、私たちは成長を続けています。
私の考えではありますが、日本のプレイヤーの皆さまは、自分の好きなことに対して褒めることを惜しみませんが、同時に非常に厳格で、私たちがやっていることが十分ではない時は率直に指摘し、修正を促してくれます。
だから、このようなハイレベルなプレイヤーたちに認められたのは非常に誇りに思うことであり、私たちも全力を尽くしてプレイヤーの信頼を裏切らないようにしたいと思います。
――今後は『幻塔』をどんなゲームにしていきたいと考えていますか? 日本のファンに向けてお伝えいただければ幸いです。
Siyu:ゲーム内容では、タイトルの「Fantasy」に合わせて、異なるテーマを試して、幻想の中にしか存在しない世界をトップレベルでプレイヤーにお届けしたいと考えています。
運営理念では、「プレイヤーと共に成長する」ことを貫いて、プレイヤーに変化と向上を求めていることを実感させるようにしたいです。
『幻塔』各アカウント
公式ウェブサイト
公式X(旧Twitter)
公式YouTube
公式Discord
ゲーム概要
タイトル:『Tower of Fantasy(幻塔)』
ジャンル:オープンワールドRPG
対応プラットフォーム:iOS/Android/PC
価格:基本無料(一部ゲーム内課金あり)
配信日:2022年8月11日(iOS/Android/PC)
対応言語:日本語のほか、全8ヶ国語に対応(英語、ドイツ語、フランス語、タイ語、スペイン語、ポルトガル語、インドネシア語)
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