『城プロ:RE』新城娘のモチーフやデザインは!? 方言ボイスやコラボなど気になるポイントを質問
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DMM GAMESがサービス中の『御城プロジェクト:RE~CASTLE DEFENSE~(以下、城プロ:RE)』。本作を手掛けるスタッフへのインタビューを掲載します。
『城プロ:RE』は、以前にサービスされていた『御城プロジェクト』をリニューアルしたタイトル。かつての城郭を擬人化した“城娘”とともに、奥の深いタワーディフェンスを楽しめます。“城娘”は日本だけならず、海外の個性豊かなキャラが存在し、絆を深めていけるのが特徴です。
サービス開始3周年を記念したインタビューを実施。現状や城娘のモチーフ、アップデートなどさまざまなことを質問しているので、プレイしている殿だけでなく、最近離れてしまった人もぜひご覧ください。
なお、画像の内容は記事公開時の内容と異なる場合があります。
3周年を迎えられた現状
――まずは3周年を迎えての感想など、お聞かせください。
3周年を迎えるまでにさまざまな機能の追加やイベントの実施、ゲーム外でも生放送や書籍・グッズ化等多くの展開がありました。手探りなこともあり、満足行くサービスを提供できないこともありました。
それでも多くの殿の皆様のお陰で『城プロ:RE』は3周年を迎えることができ感謝が絶えません。感謝するだけでなく、期待にお応えし、よりいいサービスを提供できる様、努めてまいります!
――3周年記念キャンペーンは、事前の七星の招城符の配布や合計130連の招城券の配布など、かなり豪華な内容だったと思いますが、プレイヤーの反響はいかがでしたか?
SNS上で招城符の交換キャラクターの相談や10連招城の結果を報告しあうなど、殿の皆様からも大変ご好評いただきました。配布物以外にも秘伝武具イベントの開催や、メインストーリーの天下統一でも動きがあったり、記念生放送を実施したりと盛りだくさんのキャンペーンになったと思います。
――現在のプレイヤー層は、PC版とアプリ版ではどちらが多いのでしょうか?
やはり、PC版の殿が多いですが、どちらもプレイしていただいている殿も一定数います。もっと多くの殿の皆様にアプリ版もプレイしていただけるよう、スマホ向けの機能改善もどんどん行っていく予定です。
気になる新城娘のモチーフやデザインは!?
――イベントで登場する城娘は舞台の城がモチーフになりますが、そうではない招城儀式(ガチャ)に追加される城娘は、どのような基準で決めているのでしょうか?
まずは、いくつかお城のネタをピックアップします。実際のエピソードや防衛機能などをイメージし、そのお城に武器種を割り当ててイラストを制作します。
できあがったものから招城(ガチャ)なのかイベントなのかを割り振っております。イベントの舞台は、実は城娘イラスト先行して用意し、そのお城をモチーフにした合戦背景を後から制作しているんですよ。
――城娘のデザインには、建物や城主などのエピソードに関係するものが反映されていますが、これはイラストレーターさんに「○○を入れてください」というように依頼しているのでしょうか? もしくは、イラストレーターさんのアイデアで採り入れられたものがあったりするのでしょうか?
イラストの指定書をお渡しする際にその城や史実について調査を行ったうえで、「こう言うエピソードがあります」や「このデザインを取り入れてください」などを指定していますが、それらを組み取っていただいたイラストレーター様のアイディア力の影響が高いです。
現場でもできあがったイラストを見てから驚くことが多々ございます。
――御嬢のデザインも、資料などとともに具体的に依頼しているのでしょうか?
城娘とは逆に“お城要素”を強調せずに、地元の町娘のようなイメージでデザインしております。ご当地の名産であったり、海外城であれば民族衣装などを取り入れたりしております。
アップデートやゲーム内の要素について質問
――アップデートでマップと城娘の属性を一致させた際のボーナスが強化されましたが、これはいろいろな城娘を使ってほしいという意図でしょうか?
はい、いろいろな城娘を使用してほしいという思いから、属性が一致した編成が有利になるよう調整いたしました。
同時に巨大化した際のステータス上昇効果を統一いたしましたが、こちらは当初、平城は見通しが良いので射程、山城は堅固なので防御、平山はそれらの中間、水城は回復っぽく……といったイメージで調整したのですが、「射程が強化される“平城”が有利」という意見や「〇城だから残念……」といったご意見もいただいていましたので、属性で不遇を受ける城娘がでないように上昇幅もあわせて統一しました。
――“閻魔の闘技場”の他に、新コンテンツの構想はありますか?
はい、いろいろと考えておりますが、まずは殿の皆様にお待ちいただいている生放送などで告知済みの機能を優先的に開発中です。その他の機能が形になるのはそれらの開発が完了した後になると思います。
――メインストーリーの“天下統一”は、現在どの程度の進み具合なのでしょうか?
“天下統一”という意味では、2019年5月現在、49国を旅しているので、3/4程度進行しています。当初は都道府県毎にランドマークを選んで舞台を決めていたのですが、途中から、いやいや合戦名は令制国になってるし、戦国時代なんだからそれでやらないと……となりました。
途中抜けている国や離島もあるのですが、メインストーリーの中でしっかりと立ち寄る予定です。緊急出兵などですでに登場している大将兜の中で、物語に重要な関係がある兜は登場すると思います。まだ登場していない大将兜もいますし、天下統一を達成した後の展望も考えていますのでお楽しみにしていただければと思います。
――天下統一では、大将兜の織田信長の活躍期間が短かった印象があるのですが、これは史実を反映してあえてそうしているのでしょうか?
鋭い質問ですね!(笑)。織田信長の動向については、殿の皆様の間でも考察していただいているので、明言は避けさせていただきます。ただ、信長は大将兜が完全に活動を停止する“儀”を経ていませんので、またどこかで殿一行の前に立ちはだかると思います。
――ズバリ、ゲーム中の殿は立花宗茂と思っていいのでしょうか?
物語の重要な要素となりますので、ご想像にお任せします。ただ、3周年キャンペーンの際に実装した“立花山城”をはじめ、“殿”に関係する登場キャラクターは、メインストーリーの天下統一にて、今後も登場すると思います。
――新たな武器種として祓串が追加されましたが、今後、さらなる武器の追加の予定はあるのでしょうか? また、検討したもののボツになった武器などはあるのでしょうか?
検討してボツになった武器種はたくさんございますが、 「遠隔武器種に偏っているので、近接の武器種を追加してほしい」という意見は多くいただいております。今後も年に1~2回ペースで追加していければいいなと思います。
――“方言ボイス”の実装も予定されていますが、こちらは何人程度の追加を予定しているのでしょうか? また弘前城など、現時点で方言が完璧な城娘には追加は難しかったりしますか?
実は方言ボイスは台本の作成やイントネーションの監修など、かなり手間がかかりまして、現時点ではあまり沢山の用意が難しい状況です。ただ、殿の皆様からの要望が多ければ、前向きに検討させていただきます。
また、すでに方言を使用している城娘もいるため、機能的には“別ボイス切り替え”のような形で考えております。現時点で方言を使用している城娘は、それでファン層を獲得している部分がありますが……逆に標準語にするのもおもしろいかもしれませんね(笑)。
ただ、一部の東北や沖縄の城娘の声優様は、地元出身の方にご担当していただき、台詞のニュアンスやイントネーションを実際にディレクションしていただくこともあります。その際はノリノリで収録いただいております(笑)。
今後も殿の皆さんに楽しんでもらえる運営を続けたい!
――生放送で、たなか久美さんが悩んでいた千狐珠は、せんこ「じゅ」、「だま」、「たま」のどれが正しいのでしょうか?
たなか久美さんには生放送前にお伝えができず、読み方について悩ませてしまい申し訳なかったです……。スタッフ内では「千狐珠=せんこだま」と呼んでいます。以下、その他ユーザー様からのご意見が多いものです。
「霊鋼=れいこう」
「霊珠=れいじゅ」
――2018年には小田原城でのイベントに参加して、今年5月には彦根城でコラボイベントが開催されました。今後もリアルでのイベントを開催する予定はありますか?
過去にも、ゲーム内でも人気の御城とのコラボのお話をいただいていますので、今後もリアルの御城でのコラボイベントを開催する可能性はあります。現時点ではまだ確定内容はありませんが、殿の皆様に満足いただける内容で実施ができればと思います。
――最後に、4周年に向けての意気込みなど、読者にメッセージをお願いします。
ゲーム内のイベントであったり、生放送、グッズ展開などなど、いままでの展開は引き続きおこないつつ、何か新しいことを提供できていけたらと思います。4周年だけでなく、5周年、6周年と多くの殿の皆様に満足いただける様、スタッフ一同尽力してまいります。
月並みとはなりますが、今後とも『城プロ:RE』をよろしくお願いいたします。
(C)DMM GAMES
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『御城プロジェクト:RE~CASTLE DEFENSE~』公式サイトはこちら
『御城プロジェクト:RE』
- メーカー:DMM GAMES
- 対応機種:PC/iOS/Android
- ジャンル:タワーディフェンス
- 配信日:2016年3月25日
- 価格:無料(アイテム課金制)