電撃オンライン

ゲーミングPCは高いほうがいい? 安くても大丈夫? 初めての人にもおすすめの“NEXTGEAR”を選ぶときのポイント&選び方

電撃オンライン
公開日時
最終更新

 初心者におすすめのゲーミングPCブランドとして人気のある、マウスコンピューターの“NEXTGEAR”。

 これからPCゲームを始めたい! という方にはぜひチェックしてもらいたいブランドなのですが、“NEXTGEAR”が成長していく中でラインナップも追加され、どの製品を選んだらいいのか迷ってしまう方もいるかもしれません。

 そこでこの記事では、“NEXTGEAR”ブランドの中から自分に合ったゲーミングPCを選ぶコツをご紹介します。

 “NEXTGEAR”の製品は、どれも標準の構成のままでも十分な性能を持っていますが、カスタマイズすることでより使いやすくなります。

 おすすめ製品をランキング形式で紹介しつつ、カスタマイズのポイントを紹介している記事もありますので、ぜひそちらもチェックしてみてください!

“NEXTGEAR”関連記事

※本記事はマウスコンピューターの提供でお送りします。

安価モデルと高価モデルではどう違う? 価格で選ぶときのポイント

 ゲーミングPCを購入する際には、あらかじめ予算を決めてから選びはじめる方も多いと思います。

 具体的な数字は決まっていなくても、例えば10万円前後、15万円以下、20万円以下など、だいたいの予算イメージを持っている方は多いはず。

 “NEXTGEAR”は、安価なものでは99,800円(税込)~、高価なものでは269,800円(税込)~と、ラインナップにはかなり幅があります。

・『NEXTGEAR JG-A5G1D』
CPU:AMD Ryzen 5 4500 プロセッサー
グラフィックス:GeForce GTX 1660 SUPER
メモリ標準容量:16GB(8GB×2 / デュアルチャネル)
M.2 SSD:512GB(NVMe)
価格:99,800円(税込)~

 “NEXTGEAR”の最も安価なモデル。ゲーミングPCとして標準的な性能を持ちつつ価格は驚きの10万円以下という、かなりお得な製品です。2Dゲームやノベルゲームなど、軽めのタイトルをメインに遊ぶ方に向いています。

・『NEXTGEAR JG-A7G7S』
CPU:AMD Ryzen 7 7800X3D プロセッサー
グラフィックス:GeForce RTX 4070 SUPER
メモリ標準容量:16GB(8GB×2 / デュアルチャネル)
M.2 SSD:1TB(NVMe Gen4×4)
価格:269,800円(税込)

 ブランドの中で最も高価なモデル。CPUの“AMD Ryzen 7 7800X3D プロセッサー”やグラフィックスの“GeForce RTX 4070 SUPER”など、高性能なパーツで構成されています。

 最安価のモデルと比較するとどうしても高く見えてしまいますが、性能と価格のバランス、コストパフォーマンスで考えると、他のブランドの製品と比較してもかなりお得な価格設定です。

(※価格については、記事執筆時点での情報です。今後、さまざまな事情により価格の変動や、ラインナップの変更などが行われることがあります)

 こうして実際に見てみると、選択肢が幅広いぶん、予算に合わせて選びやすいのが良いところ。とはいえ、安価なモデルと高価なモデルではどう違うのか、具体的に分かっていないとちょっと選びにくいですよね。

 というわけで、ここでは具体的な製品を例に挙げて比較してみます。同じCPUの“AMD Ryzen 5 4500 プロセッサー”を採用している製品の中から、安価なものと高価なものを選んでみました。

 比べやすいように、メモリやSSDなども条件が同じものを選んでいます。

・『NEXTGEAR JG-A5G6T』
CPU:AMD Ryzen 5 4500 プロセッサー
グラフィックス:GeForce RTX 3060 Ti(GDDR6X)
メモリ標準容量:16GB(8GB×2 / デュアルチャネル)
M.2 SSD:1TB(NVMe)
価格:124,800円(税込)~

・『NEXTGEAR JG-A5A7X』
CPU:AMD Ryzen 5 4500 プロセッサー
グラフィックス:Radeon RX 7700 XT
メモリ標準容量:16GB(8GB×2 / デュアルチャネル)
M.2 SSD:1TB(NVMe)
価格:159,800円(税込)~

 CPU、メモリ、SSDは同じのため、違いはグラフィックスの性能の差だけですが、価格を見るとかなり違いがありますね。

 “GeForce RTX 3060 Ti(GDDR6X)”も十分な性能を持ったグラフィックスではありますが、“Radeon RX 7700 XT”と比べると少しパワー不足を感じてしまいます。

 もし最新のゲームタイトルをより快適に遊びたいなら、“Radeon RX 7700 XT”や“RTX 40”シリーズのような性能の高いグラフィックスを選びたいところ。

 コストパフォーマンスを重視するなら、“GeForce RTX 3060 Ti(GDDR6X)”を搭載したモデルがおすすめ。フルHD画質であれば、最新タイトルでも十分に遊べる性能を持っています。

 3Dグラフィックのゲームは、どうしてもグラフィック性能の高さを求められがち。ゲーミングPCを購入する際は、自分がよく遊ぶゲームのジャンルなども意識してみると選びやすいです。

  • ▲白いケースにカスタマイズするのもおすすめ

 欲しいモデルが決まったら、ケースの色をカスタマイズしてみるのも良いですよ。やり方は、購入ページの“カスタマイズ・購入はこちら”という赤いボタンを押し、“ケース”の項目で好きな色のケースを選ぶだけ。

  • ▲黒いケースでライトの色を変えることもできます

 カスタマイズすることで、7700円(税込)程度で黒いケースから白いケースに変更することができます。モデルによっては対応していないものもありますので、詳しくは購入ページを確認してみてくださいね。

最新のタイトルをどんどん遊びたいなら? グラフィック性能&SSD容量で選んでみよう

 最新のゲームタイトルを遊びたいなら、グラフィック性能を重視して選ぶのがおすすめ。できれば“RTX 40”シリーズのような、高性能なグラフィックスを搭載した製品を選びたいところ。

 そうすることで、余裕を持ってゲームを遊べるだけでなく、WQHDや4K解像度に設定してより高画質なグラフィックが楽しめたり、高FPSを維持してなめらかな映像が見られたりと、通常のプレイにプラスしてゲームの魅力をたっぷり味わえます。

 グラフィック性能とあわせて、SSD容量も要チェック。大作タイトルでは、ゲーム自体のデータ容量が大きいものが多いです。そのため、できればSSD容量は1TB以上が望ましいところ。

 分かりやすいように、具体的なゲームタイトルの例を見てみましょう。()内はいずれもSteamストアページで公開されている、ゲームデータをインストールする際に必要なストレージの空き容量です。

『ホグワーツ・レガシー』(85GBの空き容量)
『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』(60GBの空き容量)
『バルダーズ・ゲート3』(150GBの空き容量)

 どれも2023年に話題になったタイトルばかりですが、いずれも必要な空き容量は50GB以上とかなり大きめ。SSD容量が少ないと、しょっちゅうゲームの入れ替えをしなければいけなくなってしまうので、できれば多めに確保しておきたいところです。

 さらに、オンラインゲームを遊ぶ場合でも、定期的なアップデートやコンテンツの追加などにより、データ容量がだんだんと大きくなっていくことがあります。長期的に運営されているオンラインゲームほど、データ容量は大きくなりがち。

 こちらも、具体的なゲームタイトルの例を見てみましょう。()内はいずれもSteamストアページや公式サイトで公開されている、ゲームデータをインストールする際に必要なストレージの空き容量です。

『ファイナルファンタジーXIV』(80GB以上の空き容量)※2024年1月現在、公式サイトで公開されているものです
『エーペックスレジェンズ』(75GBの空き容量)

 たくさんゲームを遊ぶなら、SSD容量は1TB以上のものを狙いたいところ。せっかく買ったゲームが容量不足で遊べないのでは、もったいないですからね。もっと余裕が欲しい場合は、2TB以上のものにカスタマイズしてみましょう。

 例えば、『NEXTGEAR JG-A7G6T(ホワイトカラーモデル)』177,500円(税込)~のSSDを2TBにカスタマイズすると、価格は201,700円(税込)に。

 価格は少し上がってしまいますが、遊びたいゲームがたくさんあるという方にはおすすめ。さらに予算に余裕がある場合は、メモリの増設も行うと安心感がグッと上がります。

・『NEXTGEAR JG-A7G6T(ホワイトカラーモデル)』

遊びたいゲームが決まっているなら? システム要件をチェックしてみよう

 PC向けに配信されているゲームタイトルの多くは、そのタイトルを遊ぶために必要な動作環境を公開しています。もし遊びたいタイトルが具体的に決まっているなら、その動作環境に合わせてPCを選ぶのもアリです。

 例えばSteamストアページでは、ゲームタイトルごとに“最低要件”と“推奨要件”を公開しています。

  • ▲画像はSteamストアページで公開されている『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』のシステム要件

 最低要件は、そのゲームタイトルを遊ぶための必要最低限のPC性能です。これを下回ってしまうと、ゲームが正常に動作しなくなったり、思わぬ不具合が起きてしまう場合があります。また、ゲーム画質などを低めに設定しないと、快適に遊べないことがあります。

 推奨要件は、そのゲームタイトルを快適に遊ぶために必要なPC性能です。この基準を満たしていれば、画質などを高めに設定して遊べたり、高FPSを維持して遊べたりといった、余裕を持ったプレイができることが多いです。

 特にチェックしておきたいのは、プロセッサー(CPU)とグラフィック、ストレージ(空き容量)の要件です。

 最低要件を満たしていればゲームとしては遊べますが、できれば推奨要件より少し上の性能の製品を選びたいところ。そうすることで、ゲーミングPCとしても長く使えますし、PC本体にかかる負荷も低くなるため、故障なども少なくなります。

ノートPCの選び方は? SSD容量&メモリをチェック

 “NEXTGEAR”シリーズには、ゲーミングノートPCもラインナップされています。ノートPCを選ぶ際は、SSD容量を要チェック。

 256GBのモデルから1TBのモデルまでありますが、ゲーミング用として使うならできれば1TBのモデルを選びたいところ。

 というのも、デスクトップPCと違い、ノートPCは外出先でゲームを遊べることがメリットのため、できればたくさんのゲームを持ち歩きたいからです。

・『NEXTGEAR J6-A5G60GN-A』(型番:J6A5G60GNADCW101DEC)
CPU:AMD Ryzen 5 7535HS プロセッサー
グラフィックス:GeForce RTX 4060 Laptop GPU
メモリ標準容量:16GB(8GB×2 / デュアルチャネル)
M.2 SSD:500GB(NVMe Gen4×4)
価格:149,800円(税込)~

・『NEXTGEAR J6-A5G60GN-A』(型番:J6A5G60GNADCW102DEC)
CPU:AMD Ryzen 5 7535HS プロセッサー
グラフィックス:GeForce RTX 4060 Laptop GPU
メモリ標準容量:32GB(16GB×2 / デュアルチャネル)
M.2 SSD:1TB(NVMe Gen4×4)
価格:169,800円(税込)~

 最新のタイトルをどんどん遊びたい場合は、メモリが32GBのモデルを選ぶと、重めのタイトルでも快適にプレイできます。液晶パネルについては、共通してリフレッシュレートが165Hz対応なので、どれを選んでもなめらかな映像が楽しめますよ。

 外出先でもゲームを楽しみたいならゲーミングノートPC、家の中でじっくりゲームを遊びたいならデスクトップPCというように、自分のプレイスタイルに合わせて選んでみましょう。

 遊びたいゲームが決まっているなら、推奨環境をチェック! 必要な性能が具体的に分かっていると選びやすいので、遊んでみたいタイトルから探してみるのもおすすめです。

※画像は公式サイトのものです。
Copyright © MouseComputer CO.,LTD. All Rights Reserved.

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

関連する記事一覧はこちら