真冬に背筋が凍る鉄道ホラーを――ボイスドラマ『零時列車』が冬コミで頒布
- 文
- まり蔵
- 公開日時
同人サークル“びびりや工房”は、12月28日~31日に東京ビッグサイトで開催されるコミックマーケット97の4日目に、新作ホラーボイスドラマ『零時列車 ~回送0番列車 猫・新宿駅~(以下、零時列車)』を頒布予定です。価格は1,000円(税込)。
シリーズ3作目は“鉄道”がテーマ
“びびりや工房”は、声優の深田愛衣さんが工房長を務めるホラー系同人サークル。これまで、『まんがくっど』と『玩具修理者』という2作のホラーボイスドラマを制作しています。
シリーズ3作目となる『零時列車』は鉄道をモチーフにしており、人気鉄道アドベンチャーゲーム『まいてつ -pure station-』の開発スタッフが全面協力。日本ファルコムのアクションRPG『イース・オリジン』のキャラクターデザインを手がけたイラストレーターの田上俊介さんも参加しています。
また今回は、バイノーラル録音に初挑戦! 立体音響を駆使した臨場感ある密室型ホラーが楽しめます。
ストーリー
零時列車――存在しない0番線から終着駅のその先へ、迷える死者を導く列車。
新宿駅、零時零分発の回送。あってはならない乗客の気配を感じ、当該零時列車の運転士、散珠(さんず)は車内を捜索。眠る“キミ”を発見する。
記憶を失ってしまったキミと、いぶかりつつも誤乗と認めてくれる散珠。
「キミは生者だ。この列車に乗るべきではない」
無賃送還を決定してくれた散珠との短い旅を脅かす――何者かの影。
「僕は、キミを乗車駅まで送還する義務を負う」
「だから。入って。この扉の向こうに」
散珠とキミと、姿を見せぬ何者か。それぞれの思いと悲しみを乗せ、終着駅のその先へ――零時列車は、走り続ける。
登場人物
●散珠(さんず)/声優:深田愛衣
17歳。零時列車の運転士。零時列車へ乗らざるを得なかった乗客の迷いを解き、終着駅のその次の駅――いくべき場所へと導く役割を負わされている。感情を表に出すことを嫌う。
和装には不似合いにも思える大きなボストンバッグを常に携行し、散珠自身が旅の途中であるようにも見える。鉄道趣味を持っている……のだが、それを恥とし、ひた隠しにする一面も持つ。
スペック
【タイトル】零時列車 ~回送0番列車 猫・新宿駅~
【仕様】
・Concaカード1枚組(バイノーラル録音:15分程度 本編+おまけ)
・MP3+ WAVEファイル
※シリアル+QRコード付ダウンロードカードによる頒布になります。
※ダウンロード期限設定(2020年12月30日予定)がございます。ご注意ください。
【リリース日】2019年12月31日(火)
※コミックマーケット97 4日目、西け26a“不機嫌亭鉄道局”ブースで委託頒布。
【頒布価格】1,000円(税込)
【制作スタッフ】
・散珠役:深田愛衣
・シナリオ:進行豹
・イラスト:田上 俊介
・音響:新井 健史
・編集:吉田 ふみひと
・企画/制作:びびりや工房
シリーズ過去作品もチェック!
第1作『まんがっくっど』
シナリオライター・片岡ともさん(代表作:ナルキッソスシリーズ)が挑む、鹿児島県の民間伝承を元にしたオリジナルホラーストーリー。
第2作『玩具修理者』
小説家・小林泰三さんによる第2回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作をボイスドラマ化!
©2019 びびりや工房
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