感想：『薬屋のひとりごと』アニメ17話はマオマオの笑顔がまぶしいデート回。壬氏のイケメンレベルを下げるための作業量がすごい（ネタバレあり）

文: Ak

公開日時: 2024年02月05日(月) 21:00

　TVアニメ『薬屋のひとりごと』第17話の感想記事をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『薬屋のひとりごと』第17話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。

『薬屋のひとりごと』17話は壬氏（じんし）のイケメンレベルを下げるための作業量が多すぎる！

　壬氏（じんし）化粧の真相。どうやらマオマオと同じく、化粧によるデチューンをご所望の様子です。

　それに必要な作業をまとめるとこんな感じでした。

・油と塩で髪の光沢をなくす
・切れ端で髪をいわく
・着古した服をまとう
・布（さらし）を腹に入れて出っ腹を作る
・おしろいで日焼けした肌を作る＆クマを作る
・ホクロを付けたし、眉を左右の大きさを変えて書き込む
・余ったおしろいでシミを作る
・爪の間におしろいをつめて不衛生な手にする
・刺激物で美声を台無しにする
・綿で輪郭を変える

　なんと10行!!　まとめると、作業量がすごい!!　ここまでしても、目がそんなに変わっていないからか、まだまだイケメンを保つ壬氏は流石です（笑）。

🍃『#薬屋のひとりごと』🍃

ご覧いただいた皆様ありがとうございました！

次週もお楽しみに✨

📺第18話は2/10（土）24：55～　
日本テレビ系にて順次全国放送！
＊地域によりOA時間が異なります。

▼放送・配信情報https://t.co/pRQoM2s4Db pic.twitter.com/rIZuQlHqNK
— 『薬屋のひとりごと』アニメ公式 (@kusuriya_PR) February 3, 2024

　そういえば化粧の最中にマオマオがイタズラで女っぽい化粧をしてましたが、こうして見ると本当に壬氏は阿多妃（アードゥオヒ）と瓜二つですね。

　そして化粧の前に手の甲キス（ポーズだけですが）をするマオマオがイケメン。

　脱いだらすごい壬氏の身体を間近で凝視してもまったく照れないのは、鈍感というよりは医学関係者っぽいプロフェッショナル感がありますね。幼少期の環境的に男の裸に耐性があるのかも？　逆に壬氏が照れてしまっているのは、まあいつも通りです（笑）。

デート回でのマオマオの笑顔がまぶしい！

　デート回！　デート回だこれ！　1クール目ラスト～2クール目は少々シリアスな空気強めだったので、こういうエピソードは精神的にありがたい。

　イケメンレベルを下げた壬氏と対称的にマオマオは美人に変装。17話の予告で知ってはいましたが、相変わらず変身っぷりがすごい。上記動画のサムネは破壊力あります。

　しかし化粧を迫るときの水蓮さまの表情、過去に犯人がしていた顔とそっくりで怖すぎる！（笑）

　壬氏……もとい“じんか”さまがノリノリ。逆に自由に動きにくいマオマオは不満そうです。

　そしてデート中に黙っているマオマオにご立腹の壬氏。やっかいな彼女かな？　焼き鳥で機嫌をとろうとするマオマオのセンスは彼女らしいです。

ラストはシリアスでマオマオ周辺の過去が明らかに？　次回予告のシリアスさも気になる

　第17話では水蓮さまが語る壬氏の過去話も。壬氏と高順（ガオシュン）の関係性も兄弟のような、叔父と甥のような不思議なものですね。

　そして謎多きマオマオの親父さんの秘密も明らかに。まさか宦官だったとは！　宦官に“される”という言い方から察するに、不本意なものだったのでしょうか。肉刑に処されたことといい、本当に親父さんに対する仕打ちがひどい！

　予想はしていましたが、やはり“祇女の価値を下げる方法”とは、子を身ごもらせることだったようですね。まああくまでマオマオの言うことではありますが。壬氏の外出の目的は、やはりこの方法を探ることだったのでしょうか。ある意味、マオマオの身辺調査も兼ねているのかもしれません。

　シリアスな引きからの次回予告。やっぱり次回は話が大きく動くようですね。もう少しほのぼのデート回を楽しみたかった気もしますが……気になる羅漢（ラカン）の素性が少しでも明かされそうなので、そこは楽しみです！

『薬屋のひとりごと』Blu-ray情報

TVアニメ『薬屋のひとりごと』Blu-ray 第1巻｜2024年1月24日（水）発売！

価格：14,300円（税抜価格 13,000円）
収録分数：約142分（第1話～第6話収録）＋映像特典／DISC枚数：1枚

【初回生産限定特典】
《封入特典》
◆特製三方背
◆キャラクターデザイン・中谷友紀子描きおろしデジパック
◆特製ブックレット（40P）他、豪華特典封入予定！！

【初回・通常共通特典】
《音声特典》
◆第１話オーディオコメンタリー（猫猫役：悠木碧／壬氏役：大塚剛央／長沼範裕監督）
《映像特典》
◆PV集①
◆ノンテロップOP
◆ノンテロップED
◆『薬屋のひとりごと』先行上映会舞台挨拶
（2023/10/01 TOHOシネマズ日比谷スクリーン12／出演：悠木碧、大塚剛央、長沼監督）