見守り型シミュレーションってなに?『まぼろしキャラバン』は遊ぶ時間や気力がなくてものんびりまったり楽しめるゲーム【電撃インディー#548】
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- 電撃オンライン
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電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回は、Dear Done DeadがSteamで配信中の『まぼろしキャラバン』をご紹介します。
なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!
【まぼろしキャラバン】ゆったりのんびり楽しめる見守り型シミュレーション!
本作は、砂漠を旅するキャラバンを観測する存在となって、その生活を見守るシミュレーション。
“見守る”という言葉の通り、本作は付きっきりで何かを管理するようなシステムではありません。
どちらかというと放置ゲームの雰囲気に近く、デスクトップの端のほうで起動しておいて、思い出したときに少し手を入れるくらいの感覚で遊べます。
つねに忙しく何かを管理していないと立ち行かなくなるような、シビアなシミュレーションとは違い、のんびりゆっくり遊ぶタイプの作品です。
操作性はかなりシンプルですが、一方で世界観はしっかり作り込まれており、アイテムのフレーバーテキストなどを読むことで、この世界について詳しく知ることができます。
あちこちに散りばめられたアイテムについて考察したり、説明文などを読み込んだり、自分で想像を広げて世界観を味わえるタイプの方にはピッタリの作品です。
気が向いたときにサクッと遊べる作品となっていますので、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。
『まぼろしキャラバン』とは(Steamストアページより)
まぼろしキャラバンは沙漠を旅する見守り系・シミュレーションゲームです。プレイヤーはキャラバンを観測する存在となって、彼らの旅を時に見守り、時に助言し、時に助けましょう。
こんな方におすすめ
・ゲームで遊ぶ時間or気力が無いけど何かしたい方
・抽象的(想像の余地のある)なゲームが好きな方
・変わらない日常の僅かな変化を眺め楽しみたい方
・異世界の日常・文化を眺めたい方
・沙漠が好きな方
Not for me にならないための補足説明
分類上は放置ゲームに類しますが効率や成長を重視したゲームではありません。一般的に想起される放置ゲームの「ゲーム性」「やりこみ要素」「機能」等をお求めの場合、合わない可能性が高いです。
幻想的・きらびやかな沙漠ではありません。埃と荒野とラクダと野盗の世界です。衝撃的な展開やひりつく要素はありません。終始落ち着いたゲームです。合わない方には「虚無ゲー」になります。
物語
後に別の名前の付けられるこの沙漠
人々は鎖沙漠と呼ぶ
死者の魂を縛る呪われた砂の大地
そこには沙漠に囚われた死者の魂を解放するキャラバンがあった
まぼろしのように現れては消えてゆくキャラバン
その名は――
これはとあるキャラバンとそれを見守る観測者の物語
システム
キャラバンの旅は自動で進行します。旅の目的地は彼らが決めます。プレイヤーは彼らの集めた資源を適切に扱い、キャラバンの規模を拡大やメンバーを増やす手伝いをします。
プレイヤーは「実体化」「解放」「キャラバンのレベルアップ」の3点を行い、ゲームを進行させます。
・実体化:砂漠に囚われた魂の実体化
・解放:実体化した魂を囚える呪縛からの解放
・キャラバンのレベルアップ:旅の道中に得た資源を消費してのキャラバンの拡大
その他、行うことで旅をより多彩・効率的にする事柄がありますが、基本は上記3点を行うことでで進行します。
街に着くと、キャラバンは取引を行ったり、街の人の話を聞いたりします。街で聞ける話は、街に関した話や役立つ話、個人的な話など様々。彼らの言葉に耳を傾け、世界の旅を満喫しましょう。
沙漠の1年は354日。季節や天候、時間により、様々な表情を見せます。キャラバンが道中遭遇する出来事も環境の変化の影響を受けることでしょう。
※画像はSteamページのものです。
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