『FF7リバース』芸能界屈指のFF7好き、中村倫也が作品の魅力を語る動画が公開。中村さんが気になるのはエアリスのこととデートイベント

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 スクウェア・エニックスは、2月29日発売予定のPS5用ソフト『FINAL FANTASY VII REBIRTH(ファイナルファンタジーVII リバース)』の発売を記念して、『FF7』のファンを公言する俳優・中村倫也さんを起用したドキュメンタルムービーを公開しました。

中村倫也さんが『FF7』の思い出や『FF7リバース』への期待を語る

 映像では、発売から27年経った今も色褪せない『FF7』シリーズの名シーンのオムニバスとともに、中村さんが自身の思い出を振り返りながら本シリーズの魅力を語っています。

 「生まれ変わるために。」をコンセプトとした本映像は、時代の変遷の中でよりゲームや映画などメディアを超えて広がっていく壮大な『FF7』シリーズの映像と、中村さんへのロングインタビューの一部で構成されています。

『ファイナルファンタジーVII リバース』ドキュメンタルムービー「生まれ変わるために。」ストーリー

 1997年の発売より27年間、FF7はさまざまな関連作品がゲームの枠を超えてヒットし、ゲームの常識を塗り替えてきた人気シリーズとなっています。

 「生まれ変わるために。」をコンセプトに映像本編では、原点であるFF7をはじめ、シリーズに連なる『ビフォア クライシス -FFVII-』や『FFVII アドベンドチルドレン』、『ダージュ オブ ケルベロス -FFVII-』、『クライシス コア -FFVII-』から『FFVII リメイク』などの作品が登場。

 ドッドからポリゴン、そして3DCGに生まれ変わり続けるFF7の世界の変遷を、小学生の時にFFシリーズに出会いその魅力に引き込まれていく中村倫也さんの思い出とともに振り返ります。

 FFシリーズやFF7が自身に与えた影響やゲーム好きとして物語に求めるものなど中村さんが考えるFF7の楽しみ方を語っていただきながら、シリーズ最新作である『ファイナルファンタジーVII リバース』の注目ポイントを中村さん独自の視点から紹介していきます。

メイキングエピソード

 FF7シリーズの長年のファンでもある中村倫也さん。本映像への出演でFF7に携われたことに大変嬉しそうな様子でした。

 ご自身の小中学時代に感じた新鮮な感動を振り返りながら、FF7シリーズにハマった学生時代のエピソードやスチームパンクの世界観がFF7シリーズきっかけで好きになった結果、工場を見るのが好きになったことなど、今の自分にも繋がっているFF7シリーズへの愛を語っていく中村さんは、関係者の方にも見せたことのないほどの熱がこもっていたそうです。

 FF7シリーズの作品に対する深い想いと、新発売となる『ファイナルファンタジーVII リバース』への期待がにじみ出ていた撮影となりました。

中村倫也さんロングインタビュー抜粋

 ドキュメンタルムービーに収録しきれなかった中村倫也さんのロングインタビューより、普段のゲームプレイやFF7との出会いエピソードや最新作『ファイナルファンタジーVII リバース』にかける期待のコメントが到着しました。

──普段のゲームプレイの頻度について。

 毎晩プレイする時期もあります。年明けてから割と時間があるので、なんだかんだ毎晩プレイしているなって感じですね。

 撮影の前日に『クライシス コア-FFVII-リユニオン』をクリアしました。だから今ほやほやで、魔晄(まこう)に包まれている気がしています。

──FFシリーズとの初めての出会いとその思い出は?

 もともとFF7とFF8を小学生の時に友達の家でプレイしているのを見ていたのが、FFとの初めての出会いでした。

 自分も欲しいなと思っていたのですが、買ってもらえなくて。FF9を初めて自分のお小遣いで買ったのが最初だったんですよね。

 そういえばと思って中古ゲームショップへ行って、ちょっと安くなっているのを買ってプレイしたのがFF7との出会いになります。

──FF7(原作)の思い出や好きなキャラクターを教えてください。

 学生時代の男の子だったので、クラウドやセフィロス、ヴィンセント、あの辺のちょっと中二心くすぐる感じのキャラクターたちが好きでしたね。今はすごくティファが好きなんですけど。

 僕、大人になって工場とか見るの好きなんですよ。いわゆるちょっとスチームパンクな、配管がグワーってなって、蒸気が出てるみたいなのを見るだけでワクワクするんですけど、それがきっとFF7からなんですよね。

──まだプレイしたことない人にFF7の面白さを伝えるとしたら?

 アイデンティティですね。映画でも、舞台でも、ドラマでも、ゲームでも、結局はアイデンティティを模索する話が世界中で共感を生むものなんじゃないかと思っていて。

 FF7は特に自分の思いや過去と対峙したり、正義ってものを考えたり、この星の未来ってものを考えたりとかする話じゃないですか。

 自分はこう思ってるけど本当は違うのかな、こうしたいのかなとか、模索しながら自分のアイデンティティってものを確立して、腹を決めて、一歩を踏み出すようになる。

 何も考えずに歩いている一歩と、アイデンティティを確立して歩く一歩の強さの違いが、登場人物たちの成長とともに描かれる。

 そこの没入感とか共感性がFF7は強く出ていると思うので、そういうところをおすすめしたいです。

──前作『FFVII リメイク』をプレイした時、どんな印象を受けましたか?

 とにかく一個一個、映像などが鮮明になったことによって、単純に知っているゲームのリメイクというのでワクワクしている部分と、当時じゃ描ききれなかった心情のニュアンスとか、町の雰囲気とか、五感で感じられるようになった。

 あらためて知ったこととか、驚いたこともたくさんありましたね。FF7と言いますか、ミッドガルっていう町のことを感じられたなとすごい思いましたね。

──最新作『FFVII リバース』に期待するところを教えてください。

 いっぱいあります。ジュノンとかコスモキャニオンとかコスタ・デル・ソルとかも行くのかな。映像が綺麗になったことによって、よりそれぞれの町の特徴とか、空気感が出ると思うので。物語もそうですけどそういうところ一個一個が、結構寄り道するタイプなのでそれも楽しみです。

 あと、デートイベントですね、ゴールドソーサー。原作ではセーブデータ分けてそれぞれやってたので。

 大きいところで言うと、エアリスのことは皆さん気になってると思うんですよ。『リメイク』でフィーラーという運命の番人が出てきて、それを出すってことはそこから変わるものがないと出す意味がないんじゃないかといちファンとして思っていて。

 運命を原作のFF7と仮定するなら、違うものがあるのかなとか予想しますし、ライフストリームが、命をめぐるみたいな意味合いで受け取るなら『リバース』ってタイトルが意味ありげに感じます。

中村倫也プロフィール

  • ©文藝春秋

1986年12月24日生まれ、東京都出身。

2005年にデビュー。近年の出演作に、EX「ハヤブサ消防団」や映画「宇宙人のあいつ」「沈黙の艦隊」「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」、舞台「ケンジトシ」「OUT OF ORDER」など。

現在放送中の「ザ・バックヤード 知の迷宮の裏 側探訪」(NHK E テレ)でナレーションを担当しているほか、Amazon Originalドラマ「沈黙の艦隊 シーズン 1 ~東京湾大海戦~」(2月9日配信)、映画「ミッシング」(5月17日公開)が控えている。

また、書籍「THE やんごとなき 雑炊」が3月14日に発売予定。

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CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA / ROBERTO FERRARI
LOGO ILLUSTRATION:© YOSHITAKA AMANO

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FINAL FANTASY VII REBIRTH(ファイナルファンタジーVII リバース)

  • メーカー: スクウェア・エニックス
  • 対応機種: PS5
  • ジャンル: RPG
  • 発売日: 2024年2月29日
  • 希望小売価格: 9,878円(税込)

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