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大河ドラマ『光る君へ』6話感想。もう一人の才女・清少納言が登場。道長との手紙のやり取りには思わずドキドキ(ネタバレあり)

びえ
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 毎週日曜20時からNHKで放送の大河ドラマ『光る君へ』。第6回“二人の才女”のレビューをお届けします。

順調に自分の才能を発揮していくまひろ。一方で道長は…

 前回は、まひろの母が道兼によって殺害された事件の真相が明かされ、またその事件が兼家の力でもみ消されたという衝撃の事実が判明したところで終わりました。

 今回は、道長から距離を取るため、まひろが改めて左大臣家で間者を続けることを決意したところから始まります。

 初めはぎこちなかった左大臣家の女性たちとの関係も少しずつ変化し、まひろの話にもみんなが耳を傾けてくれるようになりましたね。

 博学で柔軟な考え方ができるまひろの話は聞いていて面白いですし、勉強になります。『蜻蛉日記』という有名な作品の話もここで出てきましたね。

 お互いの苦手なものは認め合いつつ、倫子との関係も良好なようで何より。

 一方で道長は、自分の兄がまひろの母を殺めたことや、それを自分の父がもみ消したことを知ってしまったせいで、家族との関係に悩んでしまいます。

 それも当然のことと思いますが、家族である以上あまり強く否定もできず、なかなか苦しい立場ですね。

 さらには、朝廷内の若者たちの間で右大臣家をないがしろにするような動きがあり、手を打つことになります。その対抗手段として漢詩の会が開かれることとなり、そこへ参加を申し出たまひろですが……?

もう一人の才女・清少納言が登場! 道長の詩に込められたメッセージが素敵すぎる

 なんとここで登場したのが、後に清少納言と名乗ることとなる、ききょうです。現代でも多くの人が知っている紫式部と清少納言。その初めての出会いとは、熱い展開ですね。

 出されたお題にそって漢詩を詠むというのがこの会の目的ですが、さまざまな意味を持たせて作ることができるのが漢詩の良いところ。

 上手な人であれば、こっそりメッセージを込めて詠むこともできます。そうして道長からまひろに送られたメッセージは、しっかりまひろに届いた様子。奥ゆかしくて素敵な気持ちの伝え方で、思わずうっとりしてしまいますね。

 公任の詠んだ詩について意見を求められたまひろ。堂々とした受け答えでバッチリです。ところが、ききょうはそれに対抗するように、まったく別の意見を述べます。

 意地悪をしている様子はありませんでしたが、かなりキッパリ意見を言う女性のようで、ちょっと驚いてしまいました。

 さて、漢詩の会も無事に終わり、再び道長とまひろの関係はグッと近づきましたね。道長から送られてきた手紙をまひろが抱きしめるシーンでは、思わずドキドキしてしまいました。

 2人の関係はどうなっていくのか……!? 次回も楽しみに待ちましょう。

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