イヤホン王子が新生活にオススメな注目イヤホン・ヘッドホンを紹介! 最強コスパから高性能ノイキャン、最新の立体音響搭載など【楽天スーパーセール特別企画】
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イヤホン・ヘッドホンの専門店“e☆イヤホン”の運営を手掛ける、“イヤホン王子”こと岡田卓也さんに、この春からの新生活にオススメな人気商品を教えていただきました!
今回のテーマは“新生活のおともにオススメなオーディオデバイス”です。イヤホン・ヘッドホンに精通している岡田さんの目線から、性能・価格・コンセプトなどさまざまな目線からオススメ背品をピックアップしていただきました。もちろん新社会人や学生だけでなくどれもオススメなアイテムばかりです。折しも本日3月4日からは楽天スーパーセールもスタートしますので、お得にお買い物がしたい方は、ぜひご活用ください。
■岡田卓也(おかだ たくや)さんプロフィール
株式会社タイムマシン取締役社長。イヤホン・ヘッドホン専門店“e☆イヤホン”を運営し、“イヤホン王子”として知られる。過去にTBS『マツコの知らない世界』に3回出演。
2012年には、世界中のイヤホン・ヘッドホンが集まる国内最大級のポータブルオーディオ展示試聴イベント“ポータブルオーディオフェスティバル(通称:ポタフェス)”の立ち上げにも関わり、イヤホン・ヘッドホンのユーザー開拓に精力的に取り組んでいる。
2024年春の新生活にオススメなイヤホン・ヘッドホンなど5つをピックアップ
――もうすぐ4月。新社会人や進学など、新たなスタートを切る皆さんもたくさんいます。そこで今回は“新生活のおともにオススメなオーディオデバイス”ということで、それぞれポイントを紹介していたたければと思います。
よろしくお願いいたします。今回は5つのアイテムを目的ごとにピックアップしました。順番に、定番モデル・高性能ノイズキャンセリング、流行のオープンイヤー、オシャレなヘッドフォン、最後はちょっと意外なアイテムです。それぞれ特徴やオススメの理由などを紹介させていただきます。
――よろしくお願いします! 最後の“意外なアイテム”が気になりますね……。
1:まずは定番! 誰にでもオススメなお手頃価格のSONYのトゥルーワイヤレスイヤホン
まず1つ目はSONYのトゥルーワイヤレスイヤホン“WF-C700N”です。
こちらは「イヤホンにあまりこだわりはなかったけれど、実はちょっと興味がある」「SONYのイヤホンの評判がいいのは知っていても、価格がネックでなかなか手が……」という方にオススメしたい製品ですね。このモデルは15,000円と、比較的低価格で手に入る点が魅力の1つです。
――SONYというと、昨年ご紹介いただいた“WF-1000XM5”の印象が強いですが、確かにこれまであまりイヤホンにこだわっていなかった人にとっては、価格(※WF-1000XM5は2024年3月時点で4万1,800円)にハードルを感じてしまうかもしれませんね。
はい。いきなりそこまではちょっと……という人には、ぜひこちらを試してほしいですね。もちろん価格が抑えめだからと言って性能が低いわけではなく、コストパフォーマンスに優れた製品だという印象です。1つ前のモデルである“WF-C500”に優れたノイズキャンセリング(ノイキャン)機能が付いた製品で、楽天市場でもイヤホンランキング1位を獲得している人気商品です。
ノイキャン以外の機能面で見ても、現在のイヤホンにほしい要点は基本的に抑えています。マルチポイントで2台接続可能である他、10分の充電で1時間使えるクイックチャージ、IPX4による防水性能などを備えています。
SONYのイヤホンはガジェット感の強いものが多いのですが、こちらは人気の高い“くすみカラー”を採用しており、性能や音質はSONYの上位機種に近しい機能なのに、見た目も使いやすいデザインで人気を集めています。
価格、性能はもちろん、デザインでもオシャレで新しい気分を感じられるような製品ということで選びました。
――カラーのラインナップなどを見ても、カジュアルな印象を受けますね。
黒だけでなく明るめな、かといってビビッドまでいきすぎない色のものがラインナップされていますね。AppleやSONYのイヤホンといったブランドから製品を選ぶ人も多いと思いますが、やはり値段が高く手を出しづらいイメージが強いと思います。
その中でも、1つ前のモデルである“WF-C500”は「SONYのイヤホンが1万円台で手に入る!」という点で大きくバズった製品で、この“WF-C700N”はその機能強化版。ヒットして当然のモデルと言えますね。
2:超高性能ノイキャン+“新たな音の体験”を提供してくれるBoseのイヤホン“QuietComfort Ultra Earbuds”
2つ目はBoseの“QuietComfort Ultra Earbuds”。こちらは39,600円になります。
こちらは「新生活だし、ちょっと奮発して盛り上げていくぞ!」という人にオススメしたいアイテムですね。
Boseはノイズキャンセリングの性能の高さをブランドのアンデンティティとしています。その性能を実感できるトゥルーワイヤレスイヤホンかこちらのアイテムです。性能は「ノイズキャンセリングが効きすぎて怖い」と言われるほどで、前作の“QuietComfort Earbuds II”から注目されています。それと形はほとんど似ていて、本製品には“イマーシブオーディオ”という機能が搭載されています。
――イマーシブオーディオとはなんでしょうか?
そうですよね、イマーシブという単語はなかなか聞き馴染みがないと思います。直訳すると“没入感”という意味です。オーディオの中ではサラウンドの関連用語として使われていますね。空間の中で広がる音に座標を持たせるようなイメージで、音が鳴る方向性を引き出す、立体感を持たせるのがイマーシブです。
例えば、VRやARを体験している際、このモードを搭載した状態で首を振るなどの動作をすると、音の聞こえ方も見ている映像とマッチするんです。ちょっと伝わりにくいかもしれませんが、ありていに言うと“VR内での音の聞こえ方がリアルに近づいた”と言えるのかなと。少し前までもAppleが立体音響技術の開発に取り込んでいましたが、音によって位置すらも認識させられるようになったBoseがさらに進展していると思います。
――“QuietComfort Ultra Earbuds”のキャッチコピーである“「聴く」から「体感する」オーディオ体験へ”というフレーズはそういったところから来ているわけですね。
そうですね。VRやARとの相性も良いですし、ライブ音源を聞く際にもこの機能があれば立体的で、目を閉じれば本当に会場にいるような体験ができます。
――おお、まさに没入感! という感じですね。たしかに音の体験としてはただのイヤホン・ヘッドホンよりも一段階違うものが楽しめそうです。
僕も実際に使っていますが、夜散歩する際に使うと最初はちょっと戸惑ったりもします。自分が進む方向から音が聞こえているような感覚で、よそ見すると音が進む方向に残っているので「あ、前に進まなきゃ」という気分になりますね。
――今後もイマーシブオーディオ搭載のイヤホンは増えてくるのでしょうか?
私もそれが楽しみなんですよ! Boseの製品でUltraと付いているものはイマーシブオーディオが搭載されている製品なので、今後どういう製品が登場するのかワクワクしますね。今はヘッドホンとトゥルーワイヤレスイヤホンの2種類ですが、海外ではイヤカフ型のイヤリングのようなものも発表されています。
――ここまで高い性能だとバッテリーの持ちも心配ですが、大きさや稼働時間は従来の製品と大きく変わらないのは驚きです。
ノイズキャンセリングを付けると電池消費量が多くなるのですが、最近はチップ制御がすごく優秀になっていて、いかに少ない電力で動かすのかといった技術も進んでいます。Boseは海外で補聴器の販売も行っており、特に補聴器は電源が途切れてはいけないものなので、そこで培ったバッテリーコントロール技術がイヤホンにも生かされています。
これは単純にバッテリーを大きくすれば良いという話でもありません。そういった音以外の技術もBoseはとても優れています。
オープンイヤー&新感覚のHUAWEIのイヤホン
3つ目はHUAWEIから2月20日に発売されたばかりの“FreeClip Purple”です。
見ていただければわかると思いますが、とてもユニークな見た目をしています。初見の人はどうやって装着すれば良いのかわからないくらい、従来のイヤホンとは異なる形状をしています。
――まさに「コレ、どうやって着けるんだろ?」と思ったところでした。
イメージとしてはイヤリングを付ける感覚に近いですね。耳たぶを挟むような装着方法で、丸い方にスピーカーが付いていて、そこから音を出すことでオンイヤータイプ、ほぼスピーカーのような形で音を聞きます。
スピーカータイプだと音漏れが気になると思いますが、その対策もしっかりとされています。漏れる音に対して逆の波形の音をぶつけることで、外向けにノイズキャンセリングをするわけです。これで音漏れを対策しているんですね。
こんな見た目ですがIP54の防水防塵機能を備えているのも特徴です。外で運動する際に着用しても問題ありませんし、耳を塞がないから安全かつ、邪魔にならないような装着ができます。
――見た目は外れやすそうに見えますが、そのあたりはどうでしょう?
私も実際に着用してみました。意外と外れないんですよ、これが。不思議な装着感なので、慣れるまでは少し違和感があるかもしれませんね。挟むような形なので耳のくぼみにフィットしやすく、それで安定させているような形です。Boseの海外で発表された商品も似た形状なので、これから先にオープンイヤーのクリップ型がトレンドになってくるかもしれません。
――秋葉原をはじめとしたe☆イヤホンの実店舗(店舗リスト)では実際に装着して使用感を確認できるんですよね?
はい。実際に店舗では装着して試せるので、お近くで気になる方はぜひ足を運んでいただければと。
こだわりのデザインでオシャレを演出するヘッドホンfinal“UX2000”
オシャレなヘッドホンとしてここでご紹介させていただくのはfinalの“UX2000”です。
日本ではイヤホンとヘッドホンの使用率が8:2くらいとされていて、イヤホンを使うユーザーが圧倒的に多いとされています。一方で最近SNSでは、ヘッドホンを着用して動画を撮って投稿するというトレンドがあり、ここにきてヘッドホンが盛り上がりを見せています。
そこで、音も見た目もこだわりたい方に人気なのがこの“UX2000”です。finalというブランドは一番高い製品だと50万円のものを販売しているマニア向けのブランドなのですが、そこが一般の方に向けて発売したのものになります。
音声の部分はfinalの製品に相応しい性能ですし、テレワークなどでも使いやすいマイクの位置、そしてデザイン面にこだわりのある製品になります。
ノイズキャンセリングも付いています。フィードバックとフィードフォワードという、外側の部分で音を拾うか、内側で音を拾うかの違いがあるのですが、これはその両方を搭載しています。この両搭載は高性能な上位の製品によく搭載されるものなのですが、この“UX2000”はそれを12,800円という価格で実現しています。
――そう言われると、がぜんお得感が出てきますね!
ホントお得なアイテムだと思いますよ。価格設定を間違えているのでは? と思ってしまうほどのコストパフォーマンスだと思います。最近だとそのあたりに気付いてきた人も多いのか、普段使い・ビジネスシーンの両方で使用できるヘッドフォンとして人気が出てきています。
――機能面についてお得だというのはよくわかったのですが、オシャレなポイントについても紹介してもらってもいいでしょうか?
カラーもブラックとクリームがあって、クリームのほうはオシャレなカラーリングをしていますね。finalの社長さんは元々デザイナーをしていた方で、すごくデザインにこだわりがある方なんです。写真だと少々伝わりづらい部分かもしれませんが、表面の仕上げ方、手触り、繋ぎの部分など、かなり細かい部分まで意識したデザインになっているんですよ。
あとは、付けたときに横に広がってしまって少し不格好になってしまうイヤホンもあると思いますが、これは付けた時もあまり横に広がらず、スリムな見た目になるように設計されています。ここもこだわりを感じるポイントですね。
これ1つで生活を取り巻く音のレベルが格段に上がるEarFunのスティック型DAC“UA100”
5つ目は少し毛色を変えた商品になります。EarFunの“UA100”です。ひょっとしたらあまり利用したことがない方もいらっしゃるかも……? ということで、この機会に紹介させていただきますね。こちらは音を出すデバイスとイヤホン・ヘッドフォンの間に使用する機器になります。
EarFunがブランド5周年を記念してSHANLINGというマニア向けのメーカーとコラボして発売したアイテムになります。通常のイヤホンである3.5ミリプラグの出力に使用できて、オーディオファン向けの4.4ミリプラグの出力にも対応しています。
使用しているES9038Q2M SABER DACチップは、オーディオではド定番のものなんです。ハイレゾ音源も聞けるような高性能のチップで、それでありながら1万円を切る製品はかなりレアです。これらの性能・価格帯でマニアの間ではバズっている商品になります。
一言で説明すると、PCやスマートフォンにUSB Type-Cで接続するだけで簡単に高音質を生み出せるアイテムです。何をするにもこれ1台さえあれば高音質を楽しめます。
――どういったシチュエーションで使うものなんですか?
使い方のひとつをわかりやすく言うと“ヘッドホンの端子とUSBの端子を接続してくれる”というものですね。
特にスマホゲームをする際に「ワイヤレスイヤホンの遅延が気になる」などの理由で有線接続を使用したい方もいると思います。しかし、今のスマホはイヤホンジャックが付いていないものもありますよね。それを解決してくれるアイテムになります。元々変換器がついているスマホもありますが、それと比較すると音の質が段違いに変わってきます。
こういったアイテムの中では手に取りやすい価格ですし、今後オーディオにハマっていろいろな製品を使いたくなった際に4.4ミリにも対応できるので、いろいろな人に楽しんでいただける商品だと思います。USB Type-CをType-Aに変換するアダプタも付属しているので、これだけでもかなりのUSB接続ができるデバイスに対応していますね。
――確かにそういうシチュエーション、ありますよね。
パソコンの音を直接出力するのがどうしても気になる人もいると思います。そういった方にぜひ試していただきたい製品ですね。本来はマニア向けの製品ですが、この価格帯なので音質へのこだわりの第一歩としても良いのでは? と思ってオススメさせていただきました。ゲーム機器に接続するだけでも音がよくなるので、ゲームで良い音を聞きたい方にもオススメです。
――ありがとうございました! 間もなく楽天スーパーセールの時期になりますが、e☆イヤホンさんでは何かキャンペーンなどは実施する予定などはありますか?
3月4日から開催される“楽天スーパーセール”にあわせて、e☆イヤホン楽天市場店では、イヤホン・ヘッドホンなどがお得にお買い求めいただけるセールを実施します。ぜひe☆イヤホン楽天市場店をご覧ください。
――最後に読者へのメッセージをいただいてもよろしいでしょうか。
ありがたいことに昨年は“楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2023”を受賞させていただきました。これもみなさんのご支持のおかげです。今後ともよろしくお願いいたします。
――ありがとうございました。
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