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5年以上続く理由がある。『CODモバイル』は手軽に楽しめる王道FPSで、多彩なマルチプレイや武器カスタムが熱い!【Call of Duty:Mobile】

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 Activision Publishingより配信中のiOS/Android用アプリ『Call of Duty Mobile(CODモバイル)』。本作は、20年以上も世に贈り出し続けている大人気FPS『Call of Duty』シリーズのひとつの作品。2019年10月にリリースされ、5年以上経った今でも多くの人たちがプレイし続けている長寿なゲームです。

 今回は先日ローンチされた新シーズンを記念して、改めて『Call of Duty Mobile(CODモバイル)』のレビューをお届けします。

 FPSのジャンルは数えきれないほどの作品がありますが、本作をひと言で表すなら王道のFPS。実際にこの世に存在する武器をベースに、ある程度リアルに則した世界観になっており、FPSを楽しむのに必要なシステムやゲーム性がひと通りそろっているゲーム。

 FPSをプレイするならまずはこのシリーズといっていいくらい銃撃戦の魅力や面白さをダイレクトに感じさせてくれます。

 『Call of Duty』シリーズのなかでも『CODモバイル』はマルチプレイを重視した内容になっており、その詳細と魅力をお伝えしていきます。

 その前に、スマホでのプレイ環境はどのようなものなのかというと、基本的にはすべてタッチパネルの操作。設定を変えることで一部の視点移動はジャイロスコープ(スマホを傾けて操作)も使えます。

 キャラの動作や操作の感度、ボタンの大きさや配置などかなり細かく自由にカスタマイズできるので、PCやコンシューマーと操作方法は異なりますが自分に合った設定を見つけて操作に慣れると快適にプレイできます。

 私も初プレイ時はタッチパネルの操作ではうまく動けずかなり戸惑いました。ですが、プレイしていくうちに”この位置に射撃ボタンがほしい”とか”このスペースは視界操作のために広く開けておきたい”など感じたことをカスタマイズで正確に実現できるので、思ったよりも早く操作に慣れることができました!

 スマホとBluetooth接続をしたコントローラーでもプレイ可能なので、自分に合っている方を選択してください。

初プレイから対戦できるようになるまでが超早いお手軽なFPS!【CODモバイル】

 本作は、プレイを開始したらキャラ名を決めてチュートリアルで操作の説明を受け、一度AIが操作する模擬戦をクリアしたらすぐにマルチプレイを始められるというスピード設計。基本無料でリセマラはできないので、これから始める人でも手軽にサクッとFPSの対戦が楽しめます!

 ガチャ的な要素は本作ではクレート。開封するとランダムで武器やスキンなどが手に入るアイテムで、ストアで購入できるほか、チャレンジなどの報酬としても入手できます。基本的に武器はプレイヤーレベルやバトルパスなどゲーム内の報酬で入手したり、ストアで購入できたりするので、ランダム要素がプレイヤーの強さに影響することはほぼなく、純粋にプレイヤーの腕を競い合うゲームとなっています。

 自キャラ以外すべてAIが操作する対戦モード、出現する的を撃ち抜いていくトレーニングモードなどもあり、キャラの操作を十分に練習できる環境があるので、その点においてもとっつきやすいFPSとして未経験者にもおすすめできますね!

『CODモバイル』のマルチプレイはマルチプレイヤー、BATTLE ROYALE、ゾンビモードの3種類!

 本作の基本となるモードは、様々なルールでチームを組んで戦うマルチプレイヤー、フィールド内で装備やアイテムを入手しながらプレイヤー100人が生き残りをかけたバトルを行うBATTLE ROYALE、味方と協力して迫りくるゾンビを倒しまくるゾンビモードがあります。

 それらとは別にランクマッチとトーナメントがありますが、これらはマルチプレイヤーやBATTLE ROYALEと同じルール。戦績によってランクが増減したり、特別な報酬が得られたりします。

 マルチプレイヤーの常設ルールは、練習用を除くと9種類あり、『Call of Duty』シリーズではお馴染みのものばかり。初プレイ時のマルチプレイはFRONTLINEのみですが、プレイを進めているとすぐにプレイヤーレベルが上がり、順次ルールが解放されていきます。

 マルチプレイヤーのルールは下で紹介しており、これ以外に期間限定で開催されるルールも多数あるので、好きなルールを見つけてそれだけをやり込むというのもありです!

マルチプレイヤーで対戦が行える常設ルール

① FRONTLINE(5vs5/リスポーンあり)
キルするごとに1ポイントずつ加算されていき、制限時間内にポイント上限に到達、または終了時にポイントの高い方が勝利
② TEAM DEATHMATCH(5vs5/リスポーンあり)
キルすると1ポイント、デスすると敵チームに1ポイントが入り、制限時間内にポイント上限に到達、または終了時にポイントの高い方が勝利
③ DOMINATION(5vs5/リスポーンあり)
3カ所ある拠点を確保し続けるとポイントが加算されていき、制限時間内にポイント上限に到達、または終了時にポイントの高い方が勝利
④ SEARCH&DESTROY(5vs5/リスポーンあり)
攻撃側と防衛側に分かれ、攻撃側は目標物を破壊、防衛側は目標物を守り切ると勝利
⑤ 2v2 SHOWDOWN(2vs2/リスポーンなし)
2ラウンドごとにランダムで変わる装備を使って戦い、敵を全滅させる、または終了時にポイントの高い方がラウンド獲得。6ラウンド先取すると勝利
⑥ HARDPOINT(5vs5/リスポーンあり)
一定時間ごとに位置が変化する拠点を確保し続けるとポイントが加算されていき、制限時間内にポイント上限に到達、または終了時にポイントの高い方が勝利
⑦ FREE-FOR-ALL(8人で行う個人戦/リスポーンあり)
20キルに到達する、または終了時にキル数の多い3人のプレイヤーが勝利
⑧ KILL CONFIRMED(5vs5/リスポーンあり)
キルされたプレイヤーがドロップするドッグタグを入手するとポイント獲得。制限時間内にポイント上限に到達、または終了時にポイントの高い方が勝利
⑨ GUNFIGHT(2vs2/リスポーンなし)
2ラウンドごとにランダムで変わる装備を使って戦う。敵を全滅させる、または40秒経過すると出現する目標の中に定時間とどまるとラウンド獲得。制限時間が終了した場合、HPの多い方がラウンド獲得。6ラウンド先取すると勝利

 BATTLE ROYALEは、多数のプレイヤーがいっせいにフィールドに降り立ち、落ちている武器やアイテムを拾いながら他プレイヤーと戦っていきます。

 このモードのみ設定でFPP(一人称視点)とTPP(三人称視点)を切り替えることが可能。 1人で戦うソロ、2人でチームを組むデュオ、4人でチームを組むスクワッドがあり、使用可能なスキルが異なるクラスを選択して自身の役割を決めます。

 基本的なルールは数ある他のFPSのバトルロイヤルと同じ。どんどん縮小していくフィールドのなかで、どの位置に降り立って武器や乗り物を入手していき、どのルートでフィールドの中央に向かっていくか、といった戦略が重要となります。

 ゾンビモードは、4人の味方と協力してゾンビを倒しまくり、最終ラウンドで出現するボスを倒すのが目的となります。

 ゾンビにダメージを与えたり、倒したりするとポイントを獲得でき、そのポイントを使って扉を開通させたり、武器の購入や自身の強化をしたりなど様々なことが可能。ゾンビを一定数倒すとラウンドが進み、それとともに難易度もどんどん上がっていきます。

 多種多様な対戦ルールに加えて、FPSのメジャーなゲームモードであるバトルロイヤルやコーププレイなども充実していて、この受け皿の広さが嬉しいポイントですね。

武器のカスタマイズも自由! 武器レベルを上げて無数にあるアタッチメントで自分好みの性能に!【CODモバイル】

 本作の育成にかんしては、主なものでプレイヤーレベルと武器レベルがあります。

 プレイヤーレベルは、プレイを重ねることで経験値がたまっていき、レベルが上がると武器やスキル、モードやルールなどが解放されていきます。基本的にはこの報酬で入手できる武器で十分に戦っていけるので、プレイヤーレベルさえ上げれば無課金でも先行しているプレイヤーと遜色なく対戦を楽しめるのもいいところ。

 武器レベルはというと、同じ武器を使い続けたり特定のアイテムを使ったりすることでレベルアップ。レベルを上げていけば、ガンスミスと呼ばれる武器のカスタマイズ機能が解放され、スロットにアタッチメントを取り付けたり、武器の外見を変えられたりするようになります。

 アタッチメントを取り付けると武器の性能が変わるので武器レベルを上げないと実戦では弱いのでは? という疑問もあると思いますが、そんなことはありません。

 武器の性能を上げれば下がる性能もあるので、武器の長所をのばしたり、短所を補ったりと自分の使いやすいように性能をアレンジするといったイメージ。アタッチメントがそろっていなくても性能的に劣っているわけではないので安心してください!

 このカスタムをしていく作業が楽しいんですよね。自分の使いやすいように、実戦で試行錯誤を繰り返してどんどん武器を自分色に染めていけます。

 すぐにでも始められて無課金でも熟練プレイヤーとフェアな対戦が行える『Call of Duty Mobile』。FPSは気になるけど敷居が高そうと思ってる方がいたら、ぜひ一度本作を触ってFPSというものを体験してみてください!


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