感想:『薬屋のひとりごと』アニメ20話で翠苓の偽装工作を見破ったマオマオの表情は見どころ! そして壬氏の実年齢にも驚き!(ネタバレあり)

Ak
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 TVアニメ『薬屋のひとりごと』第20話の感想記事をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『薬屋のひとりごと』第20話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。

『薬屋のひとりごと』20話ではマオマオが無事でまず安心! 彫金細工師の事件までつながっていたのが驚き

 衝撃展開だった前回だけに、まず気になるのはマオマオの安否。ひとまずはマオマオが無事でよかったです!

 包帯は巻いていてそこそこ重症のようですが、骨は折れてないようですね。あの鉄棒で殴られて、普通に動けてるのはすごい!

 マオマオの回復が早いのか、実はけっこう時間が経っているのか思いましたが、事件の経過を見るにそこまで時間は経っていないようです。

 マオマオの口から改めて真相の説明。

 まだ推測の域を出ない部分も多いですが、今までの事件がどれも少しずつ祭事につながっていたという事実が壬氏(ジンシ)にも共有されました。

 しかしまさか彫金細工師の件まで関係があったとは! 2クール目は外伝的な一話完結の話が多いと思っていましたが、全部伏線だったとは驚きです。もし本当に彫金細工師が殺されたとなると、いい話だったアニメ16話を見る目も少し変わりそうですね……。

 壬氏の正体にハッキリとは気づいていない……というか踏み込まないようにしているように見えるマオマオ。面倒ごとは避けたいようですが、好奇心のせいでまだまだ後宮のやっかいごとには関わってしまいそうな予感がします。

翠苓(スイレイ)の偽装工作を見破ったマオマオが悪人顔すぎる!

 そして翠苓(スイレイ)の死という衝撃展開! 思わせぶりなマオマオとの会話からまだ何かありそうだったので、これは意外な展開でした。

 まあ結果的にはフェイクだったわけですが、祭事の異変にマオマオが気づかなったらそのまま事故として終わっていたわけで、おそらくこの偽装工作も突発的なものですよね。

 そんな突発的なもので仮死薬(曼陀羅華)やら代わりの遺体やら用意できるあたり、単独犯ではない気がします。翠苓が外廷に送り込まれた経緯も怪しいので、何か巨大な陰謀が渦巻いているのかもしれません。

 翠苓の偽装工作を見破ったマオマオ。過去イチ悪い顔してる!

 翠苓を追跡することを誓うマオマオですが、怒りや正義感よりも好奇心や探求心が勝つあたり、実に彼女らしい行動の理由です。それにしても高笑いが酷い(笑)。おびえる壬氏がちょっとかわいそうでした。

壬氏と高順(ガオシュン)の年齢が意外すぎた!

 今回の話で何気にもうひとつ衝撃的だったのは、壬氏が宦官ではないことが判明したこと。

 まあムキムキですし声も低いので、宦官ではないのは予想できていましたが……実年齢は意外でした。こちらはぜひ配信などで確認してみてくださいね。実年齢を知ると、マオマオとのやり取りも味方が変わってくるような。

 そして高順(ガオシュン)に孫がいるのもけっこう驚き。まあ正確には武官なので子どもはできるでしょうが、孫までいる年齢だったとは! 時代背景的に、みんな割と早婚なのかもしれませんね。

一連の事件の黒幕は? 最有力候補はやはり楼蘭妃(ロウランヒ)?

 一連の事件の犯人…というか翠苓の裏にいるであろう黒幕の正体は、まだまだ手がかりが少なくて推測は難しいかもしれません。

 動機の線で辿れば、壬氏が消えて得する人物ですよね。壬氏は公式には帝の弟なので、帝位継承に関わる人物が怪しい気がします。

 となると、やはり謎の多い楼蘭妃(ロウランヒ)……というか彼女のバックにいる子昌が何かしらの形で事件に関わっているのかもしれません。側近が耳打ちしたシーンも怪しかったですし!

 もしかしたらまだ作中で黒幕が登場していない可能性もありますが。今のところ悪役っぽいムーブをしている人物(というか悪役でもおかしくない人物)といえば帝や羅漢(ラカン)もですが、まあ帝は壬氏を重用した本人ですし、羅漢も怪しすぎて逆に違う気がします(笑)。

 いろいろと緊迫してきたようですが、マオマオはまた後宮に戻るようで、元の鞘に戻る感じです。

 久しぶりの玉葉妃(ギョクヨウヒ)との対面は、視聴者的にも何だか安心感がありますね。玉葉妃はやっぱり、マオマオにとってのホーム感がある! それにしても帝、玉葉妃との娘を可愛がっているワンシーンだけで好感度がちょっと上がった気がします。

 次回タイトルは“身請け作戦”。まさかの花街での話っぽいですね。いろいろと後宮がキナ臭くなってきただけに、箸休め的なコメディ回ならありがたいです。

 李白(リハク)がオープニングのワンシーンっぽいマッチョポーズをしていましたが、どういう経緯であんなことになっているのかも気になるところです(笑)。

『薬屋のひとりごと』Blu-ray情報

TVアニメ『薬屋のひとりごと』Blu-ray 第1巻|2024年1月24日(水)発売!

価格:14,300円(税抜価格 13,000円)
収録分数:約142分(第1話~第6話収録)+映像特典/DISC枚数:1枚

【初回生産限定特典】
《封入特典》
◆特製三方背
◆キャラクターデザイン・中谷友紀子描きおろしデジパック
◆特製ブックレット(40P) 他、豪華特典封入予定!!

【初回・通常共通特典】
《音声特典》
◆第1話オーディオコメンタリー(猫猫役:悠木碧/壬氏役:大塚剛央/長沼範裕監督)
《映像特典》
◆PV集①
◆ノンテロップOP
◆ノンテロップED
◆『薬屋のひとりごと』先行上映会舞台挨拶
(2023/10/01 TOHOシネマズ日比谷 スクリーン12/出演:悠木碧、大塚剛央、長沼監督)

『薬屋のひとりごと』Blu-ray 第2巻|2024年3月20日(水)発売

価格:14,300円(税抜価格 13,000円)
収録分数:約142分(第7話~第12話収録)/DISC枚数:1枚

【初回生産限定特典】
《封入特典》
◆特製三方背
◆キャラクターデザイン・中谷友紀子描きおろしデジパック
◆特製ブックレット(40P) 他、豪華特典封入予定!!

『薬屋のひとりごと』Blu-ray 第3巻|2024年5月22日(水)発売

価格:14,300円(税抜価格 13,000円)
収録分数:約142分(第13話~第18話収録)/DISC枚数:1枚

【初回生産限定特典】
《封入特典》
◆特製三方背
◆キャラクターデザイン・中谷友紀子描きおろしデジパック
◆特製ブックレット(40P) 他、豪華特典封入予定!!

『薬屋のひとりごと』Blu-ray 第4巻|2024年7月17日(水)発売

価格:14,300円(税抜価格 13,000円)
収録分数:約142分(第19話~第24話収録)/DISC枚数:1枚

【初回生産限定特典】
《封入特典》
◆特製三方背
◆キャラクターデザイン・中谷友紀子描きおろしデジパック
◆特製ブックレット(40P) 他、豪華特典封入予定!!

※初回生産限定版の在庫が無くなり次第、初回特典なしの通常版に切り替わります。価格・品番に変更はありません。
※特典内容・商品仕様は予告なく変更になる場合がございますのでご了承ください。


©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

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