いちご食べ比べレビュー:あまおう、とちおとめ、とちあいか、紅ほっぺ、きらぴ香、スカイベリー、ゆめのか…7種の苺を甘さ・ 酸味・みずみずしさで評価【食レポ】
- 文
- まり蔵
- 公開日時
突然ですが、皆さんの「いちご」のイントネーションはどんな感じですか?
関東だと一期一会の「い(→)ち(→)ご(→)」ですが、私が育った名古屋だと『BLEACH』の主人公・黒崎一護の「い(↑)ち(→)ご(↓)」なんですよね。上京してかなり経ちますが、今でもいちごの発音にツッコミが入ります。
そんな私ですが、フルーツのいちごが好きです。夢はいちごのパックを買いまくって、いろいろな種類の食べ比べをすること、というくらい好きです。毎日でも食べられるくらい大好き。
ということで、長年の夢を叶えるべく、大量のいちごを買ってみました。食べたのは、「あまおう」、「とちおとめ」、「とちあいか」、「紅ほっぺ」、「きらぴ香」、「スカイベリー」、「ゆめのか」の7種類。
写真とあわせて、各いちごの特徴を紹介しつつ、お味をレポートしていきます。
夢のいちご食べ比べ企画じゃあ!
あまおう(福岡県産)
甘さ:★★★★☆
酸味:★★☆☆☆
みずみずしさ:★★★☆☆
福岡県で開発された「あまおう」。「あまおう」は、あかい・まるい・おおきい・うまいの頭文字をとってネーミングされました。
色は濃赤で艶っぽく、甘くてほのかに酸っぱく、実がぎゅっとつまった感じでした。あと後味がいい! あ~、おいし~!
とちおとめ(栃木県産)
甘さ:★★★☆☆
酸味:★★★☆☆
みずみずしさ:★★★★☆
栃木県で開発された「とちおとめ」。2021年現在、日本一生産量が多いいちごの品種です。促成栽培に適し、主に東日本のいちご産地で栽培されています。
甘さと酸味のバランスがよく、みずみずしさも申し分なく、飽きない味です。いくらでも食べられる!
とちあいか(栃木県産)
甘さ:★★★★★
酸味:★☆☆☆☆
みずみずしさ:★★★☆☆
栃木県で近年開発されたいちごの新品種。天候の悪い年でも育ちやすく病気も少ないのが特徴です。
甘い! でかい! 香りがいい! この甘さはくせになりますね~。酸味が苦手な人はぜひ「とちあいか」を食べてほしいです!
紅ほっぺ(静岡県産)
甘さ:★★★☆☆
酸味:★★★★☆
みずみずしさ:★★★☆☆
紅ほっぺは、静岡県で育成されたいちごの品種。果皮が硬いため、生食だけでなく製菓用にも適しています。
酸味が効いててさわかやな味わい。確かにショートケーキの上に乗っていたら幸せになるかも。甘酸っぱいいちごが好きな人にオススメです。
きらぴ香(静岡県産)
甘さ:★★☆☆☆
酸味:★★★☆☆
みずみずしさ:★★★☆☆
静岡で開発され、2017年に登録された新しい品種。名前の由来は、「きらきらとした宝石のような輝き」で「品のいい甘みと香り」を持つことから。
形はやや長めの円錐形で、果肉はかため。香りがよく、さっぱりとした味わいです。甘味と酸味のバランスがとてもいいですね。
スカイベリー(栃木県産)
甘さ:★★★☆☆
酸味:★★★☆☆
みずみずしさ:★★★☆☆
「とちおとめ」の後継品種として約17年かけて開発された「スカイベリー」。名前は、「大きさ、美しさ、美味しさのすべてが大空に届くようないちご」という意味と栃木県内にある日本百名山の1つ「皇海山」にちなみます。
果肉が大きく、食べ応えがすごい。大きいけど味は繊細で、甘さと酸っぱさのバランスがとてもいいです。食べたときの満足度が高い。
ゆめのか(長崎県産)
甘さ:★★★☆☆
酸味:★★★☆☆
みずみずしさ:★★★★★
愛知県で開発されたいちごの品種で、日本全国で栽培されています。「夢のかなうおいしい苺」という願いから「ゆめのか」と名付けられました。
今回のは長崎県産で、食べたときに一番インパクトがありました。とにかくジューシー! みずみずしさがすごい! 後味のよさも抜群でした。
総括:私の推しいちごは?
テンション高めに感想を綴ってきましたが、個人的に一番好きなのが「とちあいか」。甘~くて、ほんのり酸っぱくて、理想の塩梅でした。甘さ強めのいちごが好きな人はぜひ!
また、みずみずしさという点からいうと「ゆめのか」ですね。食べたときの衝撃がすごかった。「ジューシー!」って叫びたくなりました。フルーツにおいてみずみずしさって重要ですもんね。ぜひ皆さんも推しいちごを見つけて、推し活(?)してください!
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