レビュー:これ、カレー? うんこ? くだらないけど盛り上がるボードゲーム『うんこカレー』がSwitchで手軽に楽しめる!
- 文
- カワチ
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KADOKAWAが販売・運営するアナログゲームブランド“カドアナ”より発売されるNintendo Switch版『うんこカレー』のレビューをお届けします。
パーティで盛り上がるブラフゲームがNintendo Switchで手軽に楽しめるように!
本作はアナログゲームブランドの“カドアナ”から2023年3月15日に発売されたカードゲーム『うんこカレー』のNintendo Switch版。『うんこカレー』はカドアナの第1弾タイトルとなっており、最初にこのタイトルを発売するところがチャレンジブルでいいですよね(笑)。
いちど聞いたら忘れられないようなインパクトあるタイトルの『うんこカレー』。出オチ感もあるものの、実際にはシンプルなルールでありながら人を騙すブラフのおもしろさが詰まった良作アナログゲームとなっています。
すでに発売されているカードゲーム版もいいですが、Nintendo Switch版であれば、より手軽に遊ぶことができるのでオススメです。
ブラフ系のアナログゲームといえば、隠されたカードがドクロなのかバラなのかを当てる『髑髏と薔薇』などがありますが、本作はカレーなのかうんこなのか当てるところがポイント。くだらなすぎて盛り上がりますし、小さいお子さんなども夢中になるはず。友だちで集まったときや親戚が集合したときに遊べば確実に盛り上がります。
『うんこカレー』の基本的なルールはうんこが入ったカレーを避けながら、うんこの入っていないカレーを食べること。6種類のカレーカードが8枚ずつ存在しており、そのうち2枚は裏返すとうんこカレーになっています。
手番の流れはふたつあり、ステップ1で“みる”か“たべる”を選び、ステップ2で“だす”を行います。誰かの特典が5点以上になるか、全員合計で7枚うんこを食べるか、山札がすべて無くなるとゲーム終了となります。
“みる”は場にあるカードを1枚選んで、カレーなのかうんこなのか調べることができます。確認したあとは、ほかのプレイヤーにカレーなのかうんこなのか伝えることができます。
Nintendo Switch版は選んだときに「うんこ!」「カレー!」というボイスが流れる仕様ですが、ブラフが楽しいなので、ぜひ「美味しそうなカレーだったよ」「うんこだったから危険だよ」と口頭で伝えたいですね。
もちろん、ここでは本当のことを伝えてもいいし、ウソをついても構いません。自分が得点を取れるようにうまく立ち回りましょう。
“たべる”は場に同じ種類のカードを3枚順番に選んで得点にできます。途中でうんこが出てしまうとそこで終了となるので、なるべく安全だと思うものから食べるのがセオリー。
カレーを食べると1点、うんこを食べると-2点になります。なお、同じ種類のカードが3枚場に出揃うまでは食べることができません。
ここが『うんこカレー』のいちばんアツいポイントで見事に3つともカレーだったときはとても気持ちいいです。途中でうんこが出てしまった場合も、それはそれで笑えて楽しいです(笑)。
“みる”か“たべる”のどちらかが終わったら山札から手札にカードが追加。2枚になった手札から1枚を選んで場に出すことになります。事前にカードがカレーなのかうんこなのか確認できるので、こちらも場に出すときは「カレーだったよ」「うんこだ!」とほかのプレイヤーに伝えましょう。
おいしいカレーを食べられないように誘導したり、逆にうんこを食べさせるように罠をかけたりと、プレイヤーの演技力が試されるポイントです。
アナログゲームのときはカードをめくってカードかうんこなのかを確認することになりますが、ひとつの画面をみんなで観ながらゲームを進めていくNintendo Switch版は、コントローラーの振動で確認することになります。
Lボタンを押して振動すればカレー、Rボタンを押して振動すればうんこだと分かり、コントローラーを持っている自分だけがどちらなのか知ることができます。これはよく考えられていますね。
また、現状の点数などもワンボタンで確認できるのでスムーズにゲームを進めることができるのもうれしいところ。アナログゲームだと時間がかかるところも、すいすいと進行できます。
なお、本作は4人向けのゲームですが、足りないときはCPUで補うことが可能です。プレイヤーひとりでほかの対戦相手をすべてCPUにすることもできるので、ひとりで練習したり、ちょっとした暇つぶしも遊んだりすることができるので、ぜひチェックしてみてください!
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