ゲーム『シンデュアリティ』先行レビュー。初公開となる高難度マップ“南方地域”の探索やカスタマイズ要素の魅力をプレイ動画とともに紹介【SYNDUALITY Echo of Ada】
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バンダイナムコエンターテインメント、バンダイナムコフィルムワークス、BANDAI SPIRITSによる新規大型SFプロジェクト『SYNDUALITY(シンデュアリティ)』。プロジェクトの一環として開発が進められているPS5/Xbox series X|S/PC(STEAM)用ゲーム『SYNDUALITY Echo of Ada(シンデュアリティ エコー オブ エイダ)』の先行レビューをお届けします。
記事の後半ではプレイ動画も公開中です。
なお、本レビューに使用しているデータは3月28日より開催予定のクローズドβテスト時のものと同様になっています。募集は3月5日0:30から始まっており、募集終了は3月19日16:00となっています。
▽『SYNDUALITY Echo of Ada』クローズドβテスト開催決定▽
— SYNDUALITY Echo of Ada ゲーム公式 (@SYNDUALITY_GAME) March 4, 2024
3/28(木)~4/1(月)の期間でCBTを開催いたします。
AI搭載ヒューマノイド《メイガス》とのバディ体験をお楽しみいただけます✨
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▼詳細はこちらhttps://t.co/PV6w7jiqbJ#SYNDUALITY pic.twitter.com/hTnhLUKg7T
ゲームの流れ:基本の流れに沿って本作の魅力を紹介!【シンデュアリティ エコー オブ エイダ】
筆者は以前も本作のTGS2023体験版を試遊しましたが、そこでは基本的なアクションやゲーム序盤で訪れる“北方地域”の探索を体験できました。
今回の試遊ではそれらの範囲に加えて、メイガスや拠点のカスタマイズ要素、さらに新たなエリア“南方地域”の探索も体験! 1時間半ほどの限られた試遊時間でしたが、前回よりさらに奥深い本作の魅力に触れることができました。
まずは簡単にゲームの流れに沿って本作の魅力について紹介します。
①依頼を受注してフィールド探索へ
まずは拠点で依頼を受注してから、フィールドの探索へ向かいます。
ゲーム序盤はAO結晶を持ち帰ることが主な目的。ドリフター振興協会から依頼を受注したら、フィールドに出撃します。
出撃前はクレイドルコフィンのカスタマイズや消費アイテムの補充などを行います。クレイドルコフィンはプレイヤーが操作するロボで、それぞれのパーツを自由に組み替えることが可能です。
弾薬や回復アイテムなどは消費アイテムなので、出撃時に補充を忘れずに!
②フィールドを探索して物資を回収する
本作の目的は、依頼達成を目指しながらフィールドを探索し、物資を持ち帰ること。道中で倒れると物資を持ち帰れないうえに、クレイドルコフィンやメイガスを消失してしまうので、慎重に行動することが何より重要です。
探索の頼れる相棒となるのがメイガス。アニメ『SYNDUALITY Noir』でもお馴染みの、サポート機能が充実した人類双対思考型AI搭載ヒューマノイドですね。
本作においても探索時に目的地へガイドしてくれたり、敵の接近を知らせてくれたりと大活躍! まだまだ序盤なので限られた機能しか使えませんでしたが、ガイド役としてはかなり優秀でした。
フィールドではエンダーズ(いわゆるモンスター)が出現。見つかると襲いかかってくるので、撃破するか逃げるか判断することになります。
本作の主目的は戦うことではないので、状況によっては逃げたほうがいいことも。ただし撃破時は素材を獲得できるので、無理のない範囲でしっかり倒したほうがよさそうですね。
クレイドルコフィンはそれほど機敏に動けるわけではないので、囲まれるとかなりピンチに!
近接攻撃でもそれなりに戦えますが、攻撃速度はそれほど速くないのであくまで緊急時の攻撃手段といった印象。基本的には索敵をしっかり行って、遠距離からエンダーズを仕留めるのが重要になりそうです。
戦闘では前回試遊時と同様にスナイパーライフルが強力でしたが、東京ゲームショウや照準を付ける速度が落ちているなど若干調整も入っている様子。いろいろな状況に対応できるように複数の武器を持ち歩くのがよさそうです。
序盤はまずAO結晶の採掘および回収が優先すべき目標。AO結晶は依頼の達成条件であり、換金アイテムでもあるので装備を充実させるためにも重要です。
メイガスにAOサーチをしてもらってAO結晶の場所を特定する→AO結晶を採掘する→周囲を探索しつつ帰還ポイントに向かうというのが、序盤では基本的な流れになりそうですね。
道中ではアイテムの入手も可能。後述しますが、クラフトに使う素材や弾薬などのアイテム、さらに武器も入手可能で、現地調達した武器で戦うこともできます。
アイテムの配置はランダムなので、探索のたびに違う発見があるのが楽しい! いわゆるハクスラ要素が充実しているので、繰り返し探索に赴くのにやりがいがあります。
③帰還用のエレベーターに向かう
無理なく物資を回収できたら帰還用のエレベーターへ。エレベーターの位置はマップ上で確認できます。
下記のような要因でダメージを受けてHPが0になると強制的に撤退となり、クレイドルコフィンのパーツやアイテム、メイガスを消失してしまいます。
■ダメージを受ける主な要因
・エンダーズや盗賊から襲撃を受ける
・耐性がなくなった状態で雨を浴びる
・落下する
一応緊急脱出できればメイガスだけは消失せずに済みますが、探索時に入手したアイテムも失うので無理は禁物! とくに序盤のうちは、依頼分のAO結晶を回収できたら即帰還でもいいように感じました。
ちなみに、帰還時または撤退時は探索の結果をリプレイできます。どういうルートを通ってどんな敵と戦ったかを確認可能。
いい探索ができたときはそれを振り返って悦に浸るもよし、逆にあえなく撤退したときは反省点を振り返るもよし! 早送りや一時停止も可能ですし、もちろんスキップもできます。
④拠点に帰還したら装備を整える
拠点に帰還すると、入手した素材でクラフトを行ったり、ショップで武器や消費アイテムを購入したりできます。
とくに撤退や緊急脱出をしてしまったときは、装備がなくなっているのでしっかり準備を! ちなみに初期装備は無償で補充されるので、最低でもそれで出撃が可能です。また今回の試遊では利用しませんでしたが、借金も可能とのこと。
南方地域での探索:装備が充実してくるとレアアイテムの収集が楽しくなってくる!【シンデュアリティ エコー オブ エイダ】
今回の試遊では前半は北方地域、後半は初公開となる南方地域を探索することができました。
南方地域は、とある条件を満たすことで探索可能に。このエリアは“ドリフター振興協会”という組織による保護のない地域とのことで、そのぶん危険度も高い様子。今回は残念ながら体験できませんでしたが、もしかしたら他プレイヤーとの戦闘の機会も多くなるのかもしれません。実際、他メディアのプレイヤー同士がマップで遭遇し、戦闘になったりもしていたようで、取材会場の一部では歓声が上がっていたりもしました。うらやましい……。
ちなみに試遊時は、南方地域の敵の強さに合わせてある程度進行したデータでプレイさせていただきました。強化されたクレイドルでは全体的なスピード感が上昇しており、操作も快適に! とくにスラスターの持続時間が少しだけでも長くなると快適さが段違いでしたね。
基本的な探索の流れは変わりませんが、出現する敵が強くなっているぶん、入手できるアイテムのレアリティも全体的に上がっているようです。コンテナなどから強力な武器も入手可能なので、探索がより楽しくなります。
プレイ時間が長くなるほどいい装備も入手できるようになって楽しくなってくるタイプのスルメゲー感が、短時間のプレイながらもしっかりと感じることができましたね。
南方地域で印象的だったのは埠頭での戦い。
埠頭には盗賊団が闊歩しており、クレイドルコフィン同士の激しい銃撃戦が楽しめました。囲まれるとあっという間にHPを削られていくので、油断は禁物。
エンダーズとの戦いと異なり、遠距離からも攻撃されやすいので、索敵がより重要になっていた印象です。
今回の試遊では時間の関係上マップの一部しか探索できませんでしたが、南方地域には“夢の島”や“発電所”など気になる名前のロケーションも。
アイテム配置や敵の出現はランダムとはいえ傾向はありそうなので、慣れてきたら自分なりの探索ルートを構築するのが楽しそうです。
カスタマイズ要素:メイガスのカスタマイズや拠点でのクラフトでプレイスタイルに変化が!【シンデュアリティ エコー オブ エイダ】
今回の試遊では、前回体験できなかったカスタマイズ要素も体験できました。
ゲーム冒頭、チュートリアル終了後にメイガスのカスタマイズができます。性能的に大きな影響があるのは、システムの選択。
■システムの種類
・天候適応型
・クレイドル整備型
・対エンダーズ型
・対クレイドル型
・防衛型
選べたシステムは5種類。フィールド探索に特化した“天候適応型”、回復能力の高い“クレイドル整備型”、戦闘が得意な“対エンダーズ型”および“対クレイドル型”、防衛能力の高い“防衛型”と、種類によって得意分野が異なります。
戦闘で敵を攻撃するメイガススキル、周囲の探索などに活用できるメイガスオーダーなどの効果にも影響するので、かなり重要です。
最初のカスタマイズ時点ではシステムの選択のみがメイガスの性能に影響。それ以外は見た目に関わるカスタマイズも可能です。
見た目のカスタマイズは非常に細かい部分まで可能で、体形やヘアスタイル、顔型や各種顔パーツは厚みなどまで調整できます。またヘアスタイルなど一部の要素はあとからでも変更可能です。
また拠点では探索で入手した素材を使ってクラフトも可能。
武器や消費アイテムはショップでの購入も可能ですが、購入するとかなり高価なのでクラフトが基本になりそうです。
クラフトには素材および費用のほか、リアルタイムの時間経過が必要。一応“高速作成”で時間短縮も可能ですが、お金がかかります。とはいえ試遊時点ではお金の消費は控えめだったので、気軽に短縮してしまってもよさそうです。
拠点のクラフト機能そのものを強化することも可能。
序盤は限られたことしかできませんが、拠点を強化することでどんどんできることが増えていきます。依頼の達成条件になっていることもあるので、ひとまずはAO結晶を回収しながら拠点を鍛えていくとよさそうですね。
拠点を強化していくと、見た目も変化していきます。最初はボロボロですが、レベル1に強化するだけでもかなりマシな見た目に!
試遊ではわずかしか強化できませんでしたが、レベルを上げていくと拠点がどういう風に変化していくのかが楽しみですね。
本作の魅力の根幹は、個人的にはアイテム収集と自機(クレイドルコフィン)の強化の楽しさにあると感じました。特に序盤は“カツカツなリソースを駆使してどう強くなっていくのか”的なやり込みがいがありますね。そういうの好きな方、いいですよコレ。他にも拠点を大きくしていくことや、メイガスの衣装を増やして着飾っていく……なんてことも楽しそう。もちろんクレイドルコフィンに乗って戦闘をメインに楽しむ方もいるでしょうが、いずれも許容してくれるゲームデザインではないかなと。
長時間プレイしてじっくり強化してこそ、より楽しさが味わえそうな気がしますね。それだけに、まとまった時間プレイできるであろうクローズドβテストの開催が楽しみです!
『SYNDUALITY Echo of Ada』プレイ動画:南方地域やクラフト部分をチェック!
今回のプレイで収録できたプレイ動画を掲載します。取材陣も初めて触ることができた“南方地域”での探索や、クラフト要素、メイガスのカスタマイズ要素などを確認できるものとなっていますので、ぜひご覧ください!
©MAGUS ©Bandai Namco Entertainment Inc.
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