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『マイクラ』電撃PS表紙ポリタン誕生の裏話。初めてキャラ建築物を作った当時を振り返ってみる【マインクラフト:メモリの無駄づかい】

Bros
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 三つ子の魂百までと言われますが、幼少期に限らず、ゲームを遊んだ思い出は脳に深く刻まれるもの。

 何年、何十年たっても、「なんでオレ(私)、こんなこと覚えてるんだろ…」と愕然とするような記憶が残りがちでして。

 そんな脳のメモリ(記憶・容量)を無駄づかいしている例を語ります! 今回は『Minecraft(マインクラフト)』について、連載記事を担当していたBrosが当時を振り返ります。

表紙ポリタン誕生の裏話【マイクラの思い出】

 2011年にPC版で正式リリースされた『マイクラ』は、2013年に配信されたPS3版を皮切りに、PS Vita版やPS4版など、多数のプラットフォーム(機種)で続々と配信。子どもたちを中心に流行し、10年以上が経過した今も遊ばれ続けています。

 そんな『マイクラ』が大流行していた頃、ゴールデンウィーク明けの電撃PS Vol.590(2015年5月14日発売号)で『マインクラフト』が表紙を飾ることになりました。

 当時の私は『マイクラ』に詳しいわけではなく、記事担当の1人として参加していただけでした。しかし趣味も兼ねてトロフィー獲得に躍起になったところ、それなりに『マイクラ』に詳しくなりました。

 その結果、デザインが得意でもない私が、なぜか表紙向けキャラ建築物を担当することに。表作成などの細かい作業好きなのは知られていましたので、まあ、なんとなくで引き受けたのは覚えています。

 ちなみに『マイクラ』表紙に関しては、表紙決定から撮影の締め切りまで1週間しかないという、わりとタイトなスケジュールでした。打ち合わせで“ポリタンを作る”こと自体は早々に決まりましたが、具体的にどう再現するかは、私自身に委ねられました。

 実際の工程としては、Excelで2Dドット風の設計イメージを作成 → ブロックの色を見ながら実際に配置 → 全体を見ながら立体的に微調整という流れで、突貫作業を行うことに。幸い『マイクラ』には、ブロックを自由に配置できる“クリエイティブモード”がありましたので、それを活用することで表紙撮影は無事間に合いました。

  • ▲『マイクラ』らしい要素として、ポリタンの空いていた両手に、ウールで再現した“つるはし”と、溶岩+ガラスで再現した“たいまつ”を持たせました。

電撃PSでは『マイクラ』連載企画も【マイクラの思い出】

 その後も『マイクラ』が流行していたこともあり、電撃PSで『マイクラ』連載が始まりました。通常のゲーム記事とは異なる企画内容でしたので、記事製作が純粋に楽しかったのは覚えています。

 連載用に新設することになった“ポリタンランド”では、ゲーマーらしく“サバイバルモード”でプレイする縛りを設けることに。

 まず、表紙ポリタンをあらためて再現することから始まりましたが、表紙ポリタンで使用した“大量の金ブロック”を“サバイバルモード”で調達するのは無理がある、ということで“黄色のウール”に変更。ウールを1個ずつ羊から刈るという、それはそれは時間のかかることを行っていました。

 ウールのブロックでしたので、悪天候になったときに雷が落ちて、ポリタンの一部が燃えるハプニングも……。こういった予想外の出来事が起きることも『マイクラ』の醍醐味ではありますね。

 ちなみに『マイクラ』連載は、当時の電撃オンラインでも全文掲載しており、今も閲覧可能です。“第36回”の記事から、過去の記事も参照でき、初期の頃の連載では上記のポリタン再現の様子についても語られています。興味を持った方はぜひ当時の記事をご覧ください。

当時の『マインクラフト』連載記事

 なお、以前はプラットフォームごとに異なる仕様の『マイクラ』が提供されていましたが、今は“統合版”という全プラットフォーム共通の『マイクラ』を各ハードで遊ぶことができます。

 この前もトロフィー獲得目的でプレイしましたが、時間が過ぎるのはあっという間で、相変わらず時間泥棒なゲームですね。これからの展開にも期待しています。

  • ▲自分が遊んでいるPS4版も“統合版”となり、今も随時アップデートが実装。そのたびに新たなトロフィーも追加され続けています。

Bros:RPGとパズル、鶏のからあげを愛する肉食ゲーマー。主に攻略やデータベースなどを担当。PSのトロフィー収集は趣味活動の一環です。

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