ゲーミングPC『G-Tune DG-I7G7S』使用感レビュー。最新グラボ・RTX 4070 SUPERで4K&高画質の新作アクションもサクサクなめらかに動く! 前面のHDMI端子も便利

びえ
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 春といえば新生活が始まる時期ということで、なにか新しいことにチャレンジしたくなるタイミングでもありますよね。新作ゲームも続々と発売されて、そろそろゲーミングPCを購入したいと考えている方も多いのではないでしょうか。

 今回は、そんな新生活のスタートにピッタリな、最新のパーツを搭載した高性能ゲーミングPCをご紹介。マウスコンピューターのゲーミングPCブランド“G-Tune”より、『G-Tune DG-I7G7S』のレビューをお届けします。

最新の“RTX 4070 SUPER”を搭載した高性能ゲーミングPC!

 『G-Tune DG-I7G7S』は、CPUに“インテル Core i7-14700F プロセッサー”、GPUに“NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER”を採用したゲーミングデスクトップPC。

 一番の目玉は、2024年の1月に発売されたばかりの最新GPU“NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER”を搭載していることです。

 先に登場していた“NVIDIA GeForce RTX 4070”からさらにパワーアップしたこのパーツは、WQHD(2560×1440)や4K(3840×2160)などの高解像度でゲームを遊べる、高い性能を備えています。

  • ▲向かって左側から見た様子です

 さらに、CPUも最新の第14世代Intel Coreプロセッサーを採用しているため、CPU、GPUともに文句なしの高性能ゲーミングPCとなっています。

  • ▲メタリックで表面に光沢のあるケース。高級感があります

 メモリが32GB、SSD容量が1TBあるところも、ゲーマーにとってかなり嬉しいポイント。全体的に高い水準でまとまっているため、最新の高グラフィックなゲームタイトルや処理の重たいタイトルでも、余裕を持って動かすことができます。

 これだけのパーツが揃って価格が289,800円(税込)~と、30万円以下で抑えられるのが嬉しいですね。

 また、有線LANだけでなく無線LANの“Wi-Fi 6E”に対応、“Bluetooth 5”内蔵となっているのも、非常にありがたいところ。

 製品によっては対応していないものもあり、その場合は別途で子機を購入し、USBなどで接続しなくてはなりません。そうなるとUSB端子を常に占有してしまいますし、ウッカリ買い忘れることもあったりと、意外と面倒だったりするんですよね。

 例えばBluetooth接続でイヤフォンなどを使う方は、ここも注目しながら製品を選ぶと、後で慌てずに済みますよ! けっこう忘れがちなポイントなので、ご自宅のネットワーク環境なども、ぜひチェックを。

コンパクトだけど冷却性能に自信アリなケースにも注目! 前面のHDMI端子が便利すぎる

 『G-Tune DG-I7G7S』はミニタワー型のケースを採用しているため、見た目はとってもコンパクト。気になる冷却性能も、しっかり考えられています。

  • ▲通気性を保ちつつデザインもカッコいい、良いとこ取りなケースです

 水冷CPUクーラ―を採用し、240mmの大型ラジエーターで強力冷却を実現。さらに電源ユニットを上段に配置することで、空気の流れを上手く利用した効率的な排熱効果を生み出しています。

  • ▲背面から見ると、電源コードを差し込む部分が通常よりも上の方にあるのが分かります

 さらに、吸気口を前面ではなく底面に配置し、底の部分から空気を取り込んでダイレクトにパーツを冷やしているため、より熱が上がりにくい仕組みになっています。

  • ▲吸気口が下にあるため、丸型の台座で床との隙間が少しあいています

 ケースの外からはファンが見えないため、熱がこもってしまわないか不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、まったく心配ありません。

 さらに、ファンを隠しているおかげで静音効果もバツグンです。電源を入れている状態でも非常に静かで、本当に動作しているのか耳を近づけて確認してしまうほど。

 ちなみに、こちらのケースはカスタマイズで側面をガラスパネルに変更することもできます。LEDライトを付けて中を照らすこともできますので、ぜひカスタマイズ画面のケースの項目をチェックしてみてくださいね。

  • ▲画像はカスタマイズした際のイメージです

 冷却性能バッチリなこちらのケースですが、筆者の一番オススメしたいポイントは、前面にHDMI端子が付いていることです。

  • ▲前面上部にある端子です

 この前面のHDMI端子を使用するには、まず背面に取り付けられているHDMIケーブルを伸ばし、後ろのHDMI端子に差し込む必要があります。つまり、これが延長ケーブルになっていて、こうすることで初めて前面の端子が使えるというわけです。

 このギミックだけで筆者はワクワクしてしまうのですが、この端子が本当に便利なんです。

  • ▲普段はHDMIケーブルを収納しておくことができます。ここも便利なポイント
  • ▲使用するときは伸ばしてセット!

 映像に関する端子はほとんどの場合がケースの背面に配置されているため、たとえばVRデバイスやサブモニターなどを接続するときは、いちいちケースの後ろをのぞき込まないといけません。

 筆者は床にPCを置いて使用するタイプのため、毎回デスクの下に潜り込んでケーブルを接続し……という、この手間がなくなるのは本当に革命のようなことで、正直メチャクチャありがたいです。

 複数のモニターやVRデバイスを使用している方には、本当にオススメの製品となっています。

高解像度でもサクサク動く! 最新ゲームを高画質で楽しみたいならコレ!

 気になる『G-Tune DG-I7G7S』の性能を確かめるため、まずはベンチマークソフト『3DMark Time Spy』で試してみました。

 スコアは19208と非常に高い数字です。このままではちょっと分かりにくいため、別のPCと比べてみましょう。CPUが“AMD Ryzen 7 5700X”、GPUが“GeForce RTX 3070”、メモリが16GBという標準的な性能のPCでは、スコアは13417、フレームレートは89FPSでした。

 一方で『G-Tune DG-I7G7S』はスコアが19208、フレームレートは133FPSと出ていますから、かなりの差があることが分かります。

 次に『サイバーパンク2077』のベンチマークでも実力を測ってみます。こちらは、4K(3840×2160)解像度かつ“レイトレーシング:ウルトラ”という、かなりの高画質設定でのテストです。

 動作処理が重たいタイトルとして有名な本作ですが、平均FPSが58.30あれば、十分快適に遊ぶことができます。

 これだけの性能があれば、WQHDや4K解像度でも、高画質設定のままでゲームがプレイ可能であることが分かりました。

 というわけで、メカアクションゲーム『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』を映像品質“最高”の設定で遊んでみました。さらにモニターの設定でHDRもオン。とにかく贅沢な環境でゲームを堪能しちゃいます。

 まずは、WQHD(2560×1440)解像度で序盤の強敵に挑戦! ビュンビュン動き回って銃弾を避けつつ、近接攻撃を打ち込んでいきます。

 とにかく素早く動き回るタイプのゲームですが、映像にカクつきは見られませんでした。なめらかな映像の中で機体を動かせるのは、かなり気持ちがいいです。

 続いて、次のミッションを4K(3840×2160)解像度で遊んでみました。映像品質は“最高”のままです。

 こちらもヌルヌル動く映像を楽しめました。水に反射する景色やブースターの光の感じなど、キレイで臨場感もバッチリです。

性能だけでなくケースも優秀! トータルバランス文句なしのおすすめゲーミングPC

 実際に高解像度でゲームをプレイしてみて、性能に申し分ないことをはっきり確かめることができました。4Kでアクションゲームが楽しめるのは嬉しいですね。

 また、冷却性能や端子の配置などケースの設計も工夫がされており、ゲーマーにとって使いやすく便利なところもオススメできるポイントです。

 性能も使いやすさも満足度の高い、トータルバランスに優れた製品となっていますので、ぜひチェックしてみてください!

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