『機動戦士ガンダム EXVS.2』初心者にもオススメするムーブ。押し付けたいなら“前ステ照射ビーム”!?
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- たく坊
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バンダイナムコアミューズメントのアーケード向け対戦アクションゲーム『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2』の中級者を目指す人への記事をお届けします。
本作は、2on2チーム対戦アクションゲーム『機動戦士ガンダムVS.』シリーズの最新アーケードタイトルです。従来の基本的な遊び方や楽しさを踏襲しつつ、新基板・新筐体の採用により、グラフィック表現やバトルシステムが進化。参戦作品は総勢40作品となり、新規参戦機体を含め、180機以上のMSが登場します。
今回紹介するのは、「強引でもいいから弾を当ててみたい」や「ここぞという時に決めたい」、「比較的に避けやすい動きをやってみたい」といった、初心者もできるオススメのムーブ。強引な弾の当て方やその操作方法、やられた時の対処法などを解説します。
立ち回りの話とは少し離れるため、どちらかといえば1vs1(タイマン)の時に使うものが多いかもしれませんが、覚えておいていいと思います。
なお、以下で紹介する内容の中には電撃オンラインの用語集から引用している用語が含まれます。
『エクバ2』において“弾を当てやすい”要素とは?
まず、本作において“弾を当てやすい”とは何を指すのでしょうか。武装の性能はさておき、基本的には“避け方を工夫しなければ引っかかってしまう”ことや、“反応して対処するのが間に合わない”ことなどがあげられると思います。
“避け方を工夫しなければ引っかかってしまう”というと、至近距離においてのブーメラン系の武装や自機に取り付くファンネル系の武装が筆頭です。
例えば、ターンXのレバー入れ特殊射撃“分離攻撃【オールレンジ攻撃】”は、機体を囲い込むように誘導してくるため、避け方を間違えると引っかかってしまいます。ちなみに“分離攻撃【オールレンジ攻撃】”は無理に避けようとせず、素直にブーストとジャンプをするとかわせることが多いです。
また、“反応して対処するのが間に合わない”というのは、至近距離での撃ち合いや、逃げ終わっただろうと油断したところに刺さる“軸合わせ”のようなテクニックとともに使われて、よく遭遇する状況です。
主に着地取りや軸合わせで使われる照射系武装は、弾を発射するまで相手に標準をあわせ続けることもあり、至近距離で攻撃することで非常に避けにくい武装となっています。
警戒している時はまだしも、2機の敵機からロックを合わせられていた場合や、意識の外から忘れてた場合は避けることができないケースがあるかと。
しかし、至近距離で足を止めるということは、敵機からの攻撃が当たりやすくなっているということ。これに対応するのが、“ステップ”や“慣性”を利用したテクニックです。
慣性の乗る攻撃を把握する
本作の武装は、“慣性”の乗り方がそれぞれ異なります。わかりやすい例として、ダブルオーライザーの特殊射撃と、リボーンズガンダム(リボーンズキャノン時)の特殊射撃を紹介します。
ダブルオーライザーの特殊射撃は、攻撃発生時に移動がピタッと止まり、照射ビームを射出します。対してリボーンズガンダム(リボーンズキャノン時)の特殊射撃は、攻撃動作前の慣性を乗せながら照射ビームを撃つのです。
慣性が乗らないと敵機の弾を避けながら攻撃することは難しいですが、逆に慣性が乗ってしまうと、微妙な軸のズレが起こり、フルヒットしないケースもあります。
慣性を乗せるには、攻撃の前にブーストやステップで大きく移動しておく必要があります。なお、特殊射撃か特殊格闘を使う武装の場合は、攻撃する前にジャンプボタンを1回押しておくと、攻撃時に大きく慣性が乗るテクニックも存在します。
どちらかが強いとは一概には言いにくく、何度も使っていくことで性能や違いを理解して、状況や好みにあわせて使っていくことになるかと。ちなみに筆者的には、攻撃を避けながら強引に攻め込めるの慣性を乗せた攻撃が好みです。
弾を当てるための工夫を学ぼう
これから紹介するのは、状況に関係なく弾を当てられたり、弾を避けられたりできるテクニックです。
オンライン対戦時はプレイヤー対プレイヤーとなるため、同じ行動をし続けても勝てるわけではありません。
知っておくといざという時に役に立つテクニックを掲載していきますが、毎回同じような行動をするよりも、ここぞという時に使ってこそ効果を発揮するムーブだと思います。
何も考えずに使うのではなく、“敵機のブーストが残り少ないから”や“ダブルロックになっているから自分はあまり見られていない”など、状況を考えてから使っていくと効果的なものとなっています。
また、これまでにオンライン対戦でやられていたけど理解していなかった動きを知っておくと、対策しやすくなります。
「初心者はそれよりも立ち回りを勉強するのが大事!」という意見もあると思いますが、ゲームを遊ぶに際して1つの技として、知っておいて損はないかと。
ステップ後の降りテク
ステップからアメキャンや射撃チャージ(特定の機体)で落下をすることで、落下する前に敵機の武装の誘導を切りながら落下できるテクニックです。
基本的な動きとなりますが、それゆえに重要な動きです。また、振り向きに対応した降りテクの場合、ステップの前に後ろ斜めブーストをしておくと、距離を取りつつ誘導も切れます。
しかし、落下までの動きを凝視されていると、着地を見極められて狙い撃たれる場合があるので、完全に安全な行動ではありません。
前ステップからの押し付け
前ステップをした後に、慣性の乗る照射系ビーム、ブーメランなどの武装を使って、攻撃を押し付けるムーブです。
至近距離で、相手を通り過ぎるくらいの位置で使うと、相手の視界から外れつつ攻撃できるため、より押し付けの強みが現れやすいでしょう。
注意点としては、前ステップを踏んでいるため、正面からの攻撃に弱いところ。そこそこリスクがあるうえ、使いはじめはイマイチ効果がわかりにくいのですが、強みがわかると、武装を押し付ける快感を味わえることでしょう。
格闘前ステ格闘
紹介するか悩むほどに強引なムーブの代表格。展開がとにかく速いので、見てから反応するのは至難の業です。
敵機の起き上がりに合わせて使うと、迎撃しようとして攻撃を繰り出してきた敵機に刺さることも多々あります。
ブーストを多く使用しているので、逃げられてしまうと次の一手が遅くなってしまううえに、行動を読まれると着地まで待たれて、被弾してしまうハイリスクハイリターンの行動となっています。
ロック替え
メイン→サブといったキャンセルルートを使って攻撃している間に、ロック切り替えをして状況を把握するテクニック。
キャンセルを使っている間はロックを切り替えても同じ敵を狙い続けるので、牽制として射撃している間にロックを切り替えておくと便利です。
画面中で状況を確認できる情報は、レーダーとアラームだけなので、ロック切り替えと併用して状況を把握していきましょう。
なお、ロックの切り替えは例外を除いて格闘攻撃中も可能なので、何かの行動を終えた後はロックを切り替える癖をつけると楽になります。
釣り格闘
近距離で格闘を行い、迎撃することを選んだ敵機に対し、ムチ系やアシストなどなにかしらの攻撃を行う、読みの要素が強いテクニック。
敵機がどんな迎撃を選択するかでこちらの行動も変わりますが、格闘に付き合ってくる場合は一歩下がって先に着地し、ブースト残量の有利を取る。釣られないのであればこちらも早めの着地を取ると、格闘から行う次の行動に重きを置いたアクションとなっています。
着地際ブースト(メイン)
空中に浮いた状態から、着地スレスレでブーストダッシュを踏み、着地を狙った行動を回避するテクニック。
着地を狙って前に出てきた相手に対し、少ないブースト量で回避。そこからの反撃もやりやすくなる、読み重視の技術です。
上級者同士の対戦では、あまり空中に浮かず、この着地際のブーストを低空で多用するシーンも多々見られます。
相手が「着地を狙った攻撃ばかりしてくるな」と思ったら、この行動を数回してみましょう。相手からしたら「着地をずらしてくるから、こちらもずらさなければいけないな」と思い、着地を狙う攻撃とずらした攻撃の読み合いになり、結果的に被弾を抑えられます。
着地に硬直が発生する本作ならではの、必須の技術ともいうべきテクニックとなっています。
遊び方は1つじゃない! 機体を動かす楽しみも本作の醍醐味
電撃オンラインの記事では、さまざまな『エクバ2』上達への道を提示してきました。本記事では、立ち回りではなく、直接的なテクニックを紹介しました。
機体を動かす楽しさを味わえる本作では、難解な立ち回りを勉強するより、わかりやすいテクニックを学んでいるほうが楽しい場合もあるでしょう。
本記事を見て、息抜きのような上達法になっていただければ幸いです。
※掲載内容は記事作成時のもので、アップデートなどで変更になる可能性がある。
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『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2』記事まとめ(電撃オンライン)
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機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2
- メーカー: バンダイナムコアミューズメント
- 対応機種: AC
- ジャンル: アクション
- 稼動日: 2018年10月30日
- 料金: オープン