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ネタバレあり感想:『薬屋のひとりごと』アニメ22話の青い薔薇を用意する方法に納得感しかない。羅漢の無茶ぶりの理由も気になる

Ak
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 TVアニメ『薬屋のひとりごと』第22話の感想記事をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『薬屋のひとりごと』第22話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。

『薬屋のひとりごと』22話は青い薔薇(そうび)作りにマオマオが大奮闘! 羅漢(ラカン)への対抗心の理由とは?

 第22話のタイトルは青い薔薇(そうび)。

 なぜ薔薇を“そうび”と読むのか気になったのですが、どうやら漢詩においてそういう読みがあるらしいですね。中華ファンタジーである本作の世界観に合わせたもので、読み方自体に深い意味などはなさそうです。

 何かの例えかと思ってましたが、そのまま青い薔薇を用意するためにマオマオが奮闘する回でしたね。てっきり、マオマオか、マオマオの母親のことを指すのかと思いました。もしかしたら、次回以降で薔薇の意味が分かるのかもしれません。

 しかし青い薔薇を用意しろ、というのは現代社会においてもけっこうな無茶ぶり。それが羅漢(ラカン)からのものだと分かったとたんに引き受けるマオマオは、やはり彼への対抗心があるようです。

薔薇を青くする方法はシンプルイズベスト!

 そんなマオマオが季節外れの薔薇を用意するために使った手段が、密室に近い小屋を作って温度管理を徹底し、薔薇に季節を勘違いさせるというもの。いわゆるハウス栽培に近いものですね。

 まあ発想はともかく、技術的には近いものは可能でしょう。とはいえ電気もないので、サウナのように温度や湿度を調整しなくてはならないので、けっこう手間かかりますね。

 案の状、なかなか蕾を開かせるのは大変な様子。あれだけやつれても足の傷が開いても薔薇の栽培を続けるあたり、マオマオの意地を感じます。

 肝心の薔薇を青くする方法はどうするんだろう…と思っていましたが、超シンプルな方法でした! 確かにあの方法であれば、コストもかからずいろいろな色の薔薇を簡単に用意できますね。具体的な方法はぜひ動画で確かめてください!

翡翠宮での日々は本当に平和で癒される!

 そして今回は久しぶりに玉葉妃(ギョクヨウヒ)の翡翠宮で平和に過ごす日々が描かれました。

 玉葉妃の娘もマオマオに懐いている様子。赤子相手にキノコの英才教育を施すマオマオに若干の不安もありますが、やっぱり翡翠宮での日々は安心感がありますね。

 そして梨花妃(リファヒ)も久しぶりの登場。相変わらずマオマオへの信頼が厚く、薔薇の栽培に協力してくれるのがありがたい! でも梨花妃、オープニングのあのシーンのせいもあって、すっかり艶本の人というイメージが強くなっているような…?(笑)

 元下女仲間の小蘭(シャオラン)も癒し。思えば、マオマオがタメ口をきける相手というのは非常に貴重な気がします。

 嘘偽りや駆け引きのない、マオマオのはにかんだ笑顔が見られるのがかなりレア。壬氏(ジンシ)に見せてやりたいものですね。彼の場合、女友だちにすらヤキモチ焼きそうなものですが!(笑)

羅漢の無茶ぶりの理由と本心はどこにある?

 園遊会が開催されたということは、作中では一年は経っている様子。本当にいろいろありすぎる一年でしたね。

 園遊会はターニングポイントになりがちなイメージなので、今回の楼蘭妃(ロウランヒ)の登場シーンも何か重大な意味のあるものに思えて仕方ありません。とにかく、その父でありバックにいる子昌が怪しすぎる!

 今回の無茶ぶりの発端である羅漢は、相変わらず飄々とした様子。園遊会で肉を食べて手に付いた汚れを人の頭巾で拭いているのは、なかなかリアルに嫌です。

 謎に包まれていた羅漢でしたが、今回は本人のモノローグが描かれ、少しだけ本心も明らかになりましたね。

 人が碁石に見えているという描写は、他人への期待値の低さを表しているのかもしれません。そんななかでも、マオマオだけはまともに見えているあたり、やっぱり特別な感情があるようですね。

 なんで青い薔薇を用意しろなどという無茶ぶりをするのかと思いましたが、意外と単なる挑発だったのかも? でも、この依頼をすればきっとマオマオが動くことは羅漢も予想できたはずなので、もしかしたらそこに何か狙いがあったのかもしれません。

 一方、マオマオのほうにも何か依頼を受けた理由があるようで…「一泡吹かせる」というのはもちろん羅漢に対してでしょうが、果たしてどんな行動に出るのでしょうか。

 次回は、ついに羅漢の過去が描かれるようです。また、マオマオと羅漢が向かい合って座っているようにも見えますが、会話の内容も気になるところ。いよいよ羅漢の行動理由が明かされるようで注目ですね!

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◆第1話オーディオコメンタリー(猫猫役:悠木碧/壬氏役:大塚剛央/長沼範裕監督)
《映像特典》
◆PV集①
◆ノンテロップOP
◆ノンテロップED
◆『薬屋のひとりごと』先行上映会舞台挨拶
(2023/10/01 TOHOシネマズ日比谷 スクリーン12/出演:悠木碧、大塚剛央、長沼監督)

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価格:14,300円(税抜価格 13,000円)
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『薬屋のひとりごと』Blu-ray 第4巻|2024年7月17日(水)発売

価格:14,300円(税抜価格 13,000円)
収録分数:約142分(第19話~第24話収録)/DISC枚数:1枚

【初回生産限定特典】
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※初回生産限定版の在庫が無くなり次第、初回特典なしの通常版に切り替わります。価格・品番に変更はありません。
※特典内容・商品仕様は予告なく変更になる場合がございますのでご了承ください。


©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

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