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SFC『バハムートラグーン』乙女なおじいさんセンダックなど個性が強いキャラが多すぎ。そして今でもヨヨは許せない【メモリの無駄づかい】

たすん
公開日時

 三つ子の魂百までと言われますが、幼少期に限らず、ゲームを遊んだ思い出は脳に深く刻まれるもの。

 何年、何十年たっても、「なんでオレ、こんなこと覚えてるんだろ…」と愕然とするような記憶が残りがちでして。

 そんな脳のメモリ(記憶・容量)を無駄づかいしている例を語ります! 今回は、1996年2月9日にスーパーファミコンで発売された『バハムート ラグーン』について語ります!

『バハムート ラグーン』とは【バハムートラグーンの思い出】

 『バハムート ラグーン』は、浮遊世界を舞台にドラゴンと人が力を合わせて戦争を戦っていくシミュレーションRPGです。一緒に戦ってくれる仲間は個性的過ぎるけど、いい味を出しているキャラばかり。

 シミュレーションRPGにおいて、もっとも大事なキャラクターへの愛を感じられるタイトルとなっています。

 また、キャラクターの育成はもちろんのこと、一緒に戦うドラゴンも育成が可能で、このドラゴン育成がとにかく楽しい! というのも、基本的にアイテムを与えて成長させていくのですが、いくつもあるアイテムを与えていき、条件を満たすとそのアイテムで上がる能力に応じて、ドラゴンの見た目が変化するところがとてもワクワクする要素が導入されています。

 ストーリーは、国と国との戦争を主としているためか、序盤から主人公たちが属する国の王が殺されてしまったり、主人公と仲が良かった王女が敵国にとらわれてしまったりとかなり重い話が展開されていきます。

バトル&育成システムが楽しすぎる!【バハムートラグーンの思い出】

 『バハムート ラグーン』といえばドラゴンと人間が入り混じって戦うシミュレーションRPGです。キャラの個性が強すぎるためか、一見キャラゲーかと思ってしまうのですが、そんなことはありません! というかむしろかなりのガチ仕様で、しっかり戦術を練ったり、育成したりしないと普通にやられることも……。

 また、本作の特徴として、ドラゴンはすべてオートで戦いますが、キャラは『ファイナルファンタジー』のコマンドバトルのように戦います。よくあるマスを動かして攻撃するだけのシミュレーション要素だけではないので、シミュレーションが苦手な人でも楽しめる要素ありです!

 その他、前述していますがドラゴンの育成がとにかく楽しいところも推したいポイント。能力に応じて見た目も変わることは伝えましたが、しっかり育成していくとかなりカッコいい見た目になるところがホント最高! 特にフェニックスがザ・ドラゴンって感じの見た目になるので、カッコよくて大好きでした。

シミュレーションRPGとして超神ゲーだけど、どうしても忘れられないヨヨという存在【バハムートラグーンの思い出】

 『バハムート ラグーン』は前述したとおり非常に重いストーリーが展開します。ただ、あまりにもキャラクターの癖が強いため、ちょくちょく笑わせてくるところが本当によかった! 例えば、めちゃくちゃ乙女のテキスト(当時ボイスはなかった)なのに、設定はおじいさんのセンダック。このおじいさん、とにかく主人公が大好きすぎていろいろと迫ってきます。(笑)

 こんなに乙女なのになんでおじいさん……どうしてこんな設定に!? と、今でもセンダックと聞くとそう思ってしまいます。ドット絵の見た目はすごいかわいい感じに見えるのになあ……。

 あとは、騎士のマテライトはめちゃくちゃ堅物でかなり横暴なことをいう一見嫌なキャラですが、やさしい一面もあり、なんだかんだ嫌いになれないキャラクターでした。

 他にも「~アリマス」と語尾につける不憫系な騎士・タイチョーや、一見まともなキャラかと思いきや病弱すぎていつも薬を飲みまくっている女の子・フレデリカなどがいます。どのキャラクターも何かしら個性が強すぎる!

 その中でも、絶対忘れられない存在がヨヨという王女様。前述で敵国にとらわれてしまったお姫様ですね。このキャラが主人公とめちゃくちゃいい関係で、まさに恋人になりそうな雰囲気だったのに、救出したあととんでもない展開になっていきます……。

 パルパレオスもヨヨもなんなん!! あんなの許せない!!

 ……と、取り乱してすみません。詳細はネタバレになってしまうので避けますが、あまりにも衝撃的な展開過ぎるストーリーで、話題になっていたことを今でも覚えています。しかもこの王女様……助けたのに一切の感謝の様子もないところも……ぐぬぬ!

 子どものころもそんな感情を抱いていましたが、大人になって改めてこのシーンを思い返してみても、やっぱり「こんなのおかしいよ!」と思ってしまう筆者です。

 でも、このストーリーも含めて、改めてこのゲームは印象的で、神ゲーを名乗るにふさわしいゲームだとこの記事を書いていて思いました。

 現在、実機のスーパーファミコンでしかプレイできないというのがかなしいところ。マジでこのゲームのリメイク、リマスター版の発売を望みます!! お願い!! えらいひとおおおおお!!! なんとかしてえええええ!


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