新作『聖剣伝説 ヴィジョンズ オブ マナ』先行レビュー。キャラごとの使用感やボスバトルなど注目アクションを解説
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- Ak
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スクウェア・エニックスより、「聖剣伝説」シリーズの完全新作としてPlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Windows/Steamで2024年夏発売予定のアクションRPG『聖剣伝説 VISIONS of MANA(ヴィジョンズ オブ マナ)』。その先行レビューをお届けします。
今回の先行レビューではPS5版をプレイ。探索パートとボスバトルを合わせて1時間ほど触ることができました。なお、先行レビューで使用したデータは開発中のもので、仕様やゲームバランスは変わる場合があります。
■『聖剣伝説 VISIONS of MANA』【ボスバトル】
■『聖剣伝説 VISIONS of MANA』【フィールド探索編】
基本アクション:直感的にコンボがつながる超王道アクションRPG!【聖剣伝説レビュー】
本作のジャンルは過去シリーズと同様のアクションRPG。
□ボタン+△ボタンの組み合わせで簡単にコンボが繰り出せて、直感的に気持ちよく連続攻撃が可能。
過去作と比べてもアクション要素はスピーディーになっている印象ですが、そこまで操作はシビアではないです。
キャラクターをシームレスに切り替えながら、状況に合わせて多彩な攻撃手段を使い分けるのが最高に楽しい!
またアイテムや特技/魔法はショートカット以外にリングコマンドを開き、そこから使うことも可能。
リングコマンドを開いている間は時間が止まるので、じっくり考えながら行動を選べます。操作に慣れないうちは、リングコマンドを活用すると操作の敷居が低くなりますね。
また本作では精霊の力を宿した“精霊器”を装備することで“クラスチェンジ”も可能。
キャラクターと精霊器の組み合わせによって多彩なクラスが存在し、それぞれでアクションも変化します。短時間のプレイでしたが、それでもかなりのバリエーションのアクションがありそうでしたね。
ちなみに精霊器はストーリー進行で開放。同じ種類の精霊器はひとつにつき一人までしか装備できません。
今回主に触ることのできたキャラクター+精霊器の使用感を紹介します。
ヴァル(精霊器:ジンブーメラン)
疾風にまつわる効果を使える精霊器の力を得たヴァル。
風の力で敵を拘束したり、風の刃で敵を攻撃できます。
大剣を振り回すパワフルなバトルスタイルで、正統派の騎士といったアクションでとにかく動かしていて気持ちいい!
リーチや攻撃範囲も優秀なので、多数のモンスターも相手にしやすいです。
カリナ(精霊器:なし)
初期状態のカリナ。槍によるリーチの長い攻撃を繰り出せます。
さらに戦闘中、相棒である聖獣の子供のラムコがサポート!
槍は攻撃範囲も広く、さらに槍を支えにして飛び上がり、高所への攻撃も可能! 少々トリッキーではありますが、縦横無尽に戦えます。
モートレア(精霊器:ルナスフィア)
時の力を操る精霊器“ルナスフィア”を装備したモートレア。
メインの攻撃手段はナイフで、スピーディーな立ち回りが特徴です。
精霊器で敵をスローにできるのがとにかく強力! ザコ戦ではそこまででもないですが、ボス戦ではしばらく一方的に攻撃可能になるほどです。
自分で操作しなくてもスロー効果を発揮してくれるので、操作キャラ以外でも活躍できるのが非常に便利!
フィールド探索:フィールド探索はピックルのおかげで超快適!【聖剣伝説レビュー】
広大なフィールド探索も本作の魅力のひとつ。フィールド上ではアイテム収集やクエストへの挑戦が可能です。
フィールドでは“ピックル”に乗って快適に移動できます。“きんこーんベル”を使用していつでも呼び出せるので、基本は長距離移動はピックルに乗ることになりそうですね。
移動速度も徒歩より速く、操作感も良好。意外と小回りも利くので、細かい場所の移動も快適です。
フィールド上で入手できたアイテムは、“まんまるドロップ”などシリーズでお馴染みのものから、まだ用途の分からないアイテムなどさまざまなものがありました。
そこまでランダム要素はなさそうでしたが、探索の歯ごたえはしっかりありそうですね。
精霊器を使ってギミックを解くことで先に進める場面も。といっても謎解き要素があるわけではなく、対応する精霊器を使用可能であればギミックを解くことが可能でした。
フィールド上にはまだ解けなかったギミックもあったので、新しい精霊器を入手したらフィールドの探索の幅も広がっていくようです。
ボスバトル:ボスは部位破壊などのギミックもあり戦うのが楽しい!【聖剣伝説レビュー】
先行レビューでは、ボス“マンティスアント”と戦うことができました。
両腕の鎌と毒霧攻撃がやっかいなボス。攻撃範囲もそこそこ広いですが、動きはそれほど素早くはなかったです。
大技を繰り出す際には上の写真のように、直前に攻撃範囲が表示されるのでそれを見れば回避可能! 全体的に理不尽な全体攻撃などは少なく、気持ちよく戦うことができました。
そして驚きだったのが、ボスが部位破壊可能だったこと!
“マンティスアント”の場合は、腹を破壊することでその部位へのダメージを増加させることができました。
部位ごとにロックオンが可能なので、部位破壊はそこまで難しくはなさそう。
精霊器“ルナスフィア”などでスローにすれば、特定の部位を攻撃しやすそうです。
短時間のプレイながら、キャラクターやクラスを使い分けるアクションの気持ちよさを味わえた今回の先行レビュー。
フィールドの広さといいアクションの作り込みといい、17年ぶりの完全新作とあって、かなり気合の入った作りになっていると感じましたね。イチ『聖剣伝説』シリーズファンとして、2024年夏の発売がますます楽しみになりました!
■『聖剣伝説 VISIONS of MANA』ゲームプレイトレーラー
© SQUARE ENIX
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