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ポータブルゲーミングPC『AYANEO SLIDE』使用感レビュー:角度調節できる液晶画面とスライド式キーボードがガジェット好きの心をくすぐってくる!

びえ
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 季節は春になり、お出かけにも丁度よい時期になりましたね。旅行のちょっとした移動時間などに「ゲームが遊べたらなあ」と思うタイミングがあったりしませんか?

 今回は、そんな外出先に持っていくのにピッタリな、AYANEOから発売中のポータブルゲーミングPC『AYANEO SLIDE』のレビューをお届けします。

必要なときだけ出せるキーボードが便利すぎ! スライド式にワクワクが止まらないポータブルゲーミングPC

 『AYANEO SLIDE』は、『AYANEO』シリーズ初となる“スライド式メカニカルキーボード”搭載のポータブルゲーミングPCです。カラー展開は、サンライズホワイトとブライトブラックの2種類。

  • ▲電源をいれるとコントローラースティックの周りが光ります。スタリッシュでカッコいいです

 CPUに“AMD Ryzen7 7840U”、グラフィックスに“AMD Radeon 780M”を採用し、コンパクトながらパワフルな性能を持っています。

 メモリとSSD容量は選ぶことができ、ラインナップは16GB(メモリ)+512GB(SSD)と、32GB(メモリ)+2TB(SSD)の2つがあります。

 注目したいポイントは、何と言っても“スライド式メカニカルキーボード”の便利さです。中央にある液晶画面を手前から奥に向かってスライドすることで、下からキーボードが現れる仕組みになっています。

 筆者はこのギミックを見て、学生の頃に使っていたスライド式のガラケーを思い出して懐かしい気持ちになりました。同じ気持ちになった方もいらっしゃるのでは?

  • ▲本体下部にはUSB4 Type-CポートとmicroSDカードスロットがあります
  • ▲本体上部には電源ボタンや音量調節ボタン、USB4 Type-Cポートがあります

 ポータブルゲーミングPCは、ゲーム機のように持ち運べてとても便利な反面、チャットなどの文字を打つにはちょっと不便な場合がありました。

 この『AYANEO SLIDE』ならば、キーボードが搭載されているため、必要な時にスッとスライドして簡単に文字を打つことができます。

  • ▲コントローラーのように持ったまま親指で入力できます

 キーはしっかりと押し込むような仕組みになっているため、ちょっと触れただけでは反応しにくく、打ち間違いが起こりにくくなっているのも良いところ。

  • ▲もちろん机に置いて使っても問題ありません

 さらに、このスライド式画面の優秀なところは、キーボードだけではありません。なんと、画面の角度まで変えられちゃうんです。

  • ▲手が小さめな筆者でもしっかり持てるサイズ感です
  • ▲手前に向かって角度をつけられます

 外出先だと、どうしても日光や照明などの反射がキツくて、画面が見えにくいことってありますよね。スマートフォンを使っていても、似たような経験をした方は多いと思います。

 そういったときに、画面の角度を変えて見やすいように調節すれば、外でも快適にゲームを遊ぶことができるんです。

  • ▲本体裏側

 長時間ゲームを遊びたいときでも、そのまま下を向いて画面を見続けていると、どうしても首に負担がかかりますが、画面の角度を変えてあげれば、その負担を軽減することができます。

 目線が少し上に変わるだけでも、使った後の疲労感がけっこう違うので、とても助かるポイントです。

  • ▲電源ケーブルのほかに、USB-AをUSB-Cに変換するコネクタもつきます。これを使うことで、端子がUSB-Aの機器でも接続できます

ゲームを一括管理できる! ワンタッチで呼び出せる設定画面など、ゲーマーに嬉しい機能も

 『AYANEO SLIDE』では、使用目的や遊びたいゲームに合わせて、本体の設定をカスタマイズすることができます。

 例えば、パフォーマンスの項目では、“エクストリームモード”や“バランスモード”といった設定に変更することで、自分が遊んでいるゲームに最適なパフォーマンスで動かすことができます。

 バッテリーのムダな消費を抑えられるので、より長い時間遊ぶことができて、ゲーマーにとってはかなり助かる機能になっています。

 さらに、コントローラーのジョイスティックやトリガーボタンの調節も可能です。

 この設定画面は、ボタンを押すことでワンタッチで呼び出せるので、パパッと設定変更できるのもポイント。ゲームを起動中でも素早く設定を変えられます。

 さらに、独自のゲーム管理画面を持っているため、SteamやXboxゲームパスなどのプラットフォームをまたいで、一括でゲームを管理できるのも嬉しいところ。

  • ▲別のプラットフォームのタイトルでも一括管理できます

 いちいちプラットフォームごとの専用ソフトを立ち上げる必要がないため、手早くゲームを遊びはじめることができます。

アクションゲームも快適に動作! 高画質でゲームが楽しめる

 実際の使用感を確かめるため、32GB(メモリ)+2TB(SSD)モデルを使って、アクションゲーム『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』を遊んでみました。

 映像品質を“最高”に設定した状態でも、問題なくスイスイ動かせます。気になる3Dスティックは、グルグルと動かしてみるとしっかりとした手応えがあり、丈夫そうな印象を受けました。

 筆者は手汗をかきやすいタイプなのですが、本体表面のサラサラとした手触りのおかげで、長時間持っていてもベタつかないのが助かりました。

 お出かけ先に持っていくのにピッタリな、ゲーマーにとって心強い味方となっていますので、ぜひチェックしてみてください!

 『AYANEO SLIDE』は、16GB(メモリ)+512GB(SSD)モデルが138,420円(税込)、32GB(メモリ)+2TB(SSD)モデルが168,300円(税込)で販売中です。

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