【スーパーロボット大戦Z】『スパロボ』は見てないアニメがあっても十分楽しめることを理解した作品【メモリの無駄づかい】

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 三つ子の魂百までと言われますが、幼少期に限らず、ゲームを遊んだ思い出は脳に深く刻まれるもの。

 何年、何十年たっても、「なんでオレ、こんなこと覚えてるんだろ…」と愕然とするような記憶が残りがちでして。

 そんな脳のメモリ(記憶・容量)を無駄づかいしている例を語ります! 今回は、PS2で登場した『スーパーロボット大戦Z』について紹介します。

新規参戦した作品がどれも見たことがない【スーパーロボット大戦Zの思い出】

 本作は、言わずと知れた『スパロボ』シリーズの1つで、全5作、10年かけて完結したロングシリーズ、“Zシリーズ”の最初の作品です。

 この作品で、『オーバーマン キングゲイナー』、『宇宙大帝ゴッドシグマ』、『創聖のアクエリオン』『交響詩篇エウレカセブン』『超時空世紀オーガス』『宇宙戦士バルディオス』『超重神グラヴィオン』『超重神グラヴィオンツヴァイ』が初参戦となりました。

 さて、『スパロボ』シリーズ大好きで、『α』シリーズもすべてプレイしてきた自分ですが、この『Z』が発表されたとき、ある問題が発生しました。

 “今回新規参戦した作品、どれも見たことがない!”ということです。

 このシリーズは、原作再現のイベントも面白さの1つ。見てないとわからないマニアックなクロスオーバーもあるので、これだけ未見が多いと、ゲームを楽しめないのでは? と焦った自分は、“よし、発売までに全部見よう!”と思い立ったのです。

 当時サブスクはなかったので、基本的にはレンタルビデオショップでDVDやビデオを借りて見ることになります。こうして“『スパロボ』新作をより楽しむためにアニメを見る旅”が始まったのでした。

 そして当時比較的新しかった『オーバーマン キングゲイナー』や『創聖のアクエリオン』などから始め、ひたすら見まくって、古すぎてなかった『宇宙大帝ゴッドシグマ』と『宇宙戦士バルディオス』を除き、なんとか全視聴が間に合ったのです。ちなみに据え置き型では初参戦となった『THE ビッグオー』も見ました。

 こうして待望の新作『スーパーロボット大戦Z』を楽しんだのですが、アニメの方はあまりにも急いで見たため、いろいろとごっちゃになっていたうえ、ゲームでは細かい設定が違うので、むしろ逆に混乱することもありました。

 昔の話なのでその混乱の具体的な内容は忘れましたが、“正直、無理して見ただけの効果があったかどうかは疑問”と、思ったことはよく覚えてます(笑)。

 そして、別に原作未見でもしっかり楽しめる! いや、むしろ知らない方が、ゲーム内での立ち位置をすんなり理解できるのでは? という結論に達し、その後は知らない原作があっても敢えて見ないでプレイするようになりました。

 以降のシリーズもすべて楽しめているので、それで良かったのかなと今では思います。なので、このシリーズ、知らない原作が多いといってプレイしないのはもったいないと思います。

 ちなみに最新作『スーパーロボット大戦30』でもいくつか未見の作品はあったのですが、それでもトロコンするまでたっぷり楽しめました。大好きな『ジェイデッカー』と『Vガンダム』と『レイアース』がいたのでそれだけで大満足でした。


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