ゲーム『シンデュアリティ』CBT感想。長く遊んでわかったこと…収集とハクスラ好きは絶対に遊んで損なし。この中毒性とスリルはヤバいぞ【電撃春アニメ×ゲーム2024】
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バンダイナムコエンターテインメントが開発中のPS5/Xbox series X|S/PC(STEAM)用ゲーム『SYNDUALITY Echo of Ada(シンデュアリティ エコー オブ エイダ)』のクローズドβテスト(CBT)を終えての感想をお届けします。
なお、電撃オンラインでは2024年春におすすめしたいアニメに関連するゲームを特集する“春だ! アニメだ! ゲームも遊ぼう(電撃春アニメ×ゲーム)”を展開中。この記事もその企画の一環として、X(Twitter)でのプレゼントキャンペーンを実施中ですので、ぜひご参加ください。
クローズドβテストで分かったハクスラ要素と対人戦の魅力とは?【シンデュアリティ エコー オブ エイダ】
今まで筆者は先行試遊で何回かプレイする機会はありましたが、それでも心残りがいくつかありました。
それはハクスラ要素と対人戦を十分に体験できなかったこと!
どうしても参加人数と試遊時間の都合上、それらの要素を十分に体験するのが難しかったんですよね。それだけに、じっくり時間をかけてプレイできたCBTはありがたかったです。
この記事では、CBTで分かったそれらの要素の魅力に注目してレビューしていきたいと思います。基本的なシステムなどに関しては過去の先行レビュー記事も合わせてご覧ください。
繰り返し探索して物資を集めていくハクスラ要素が楽しいスルメゲーとしての魅力【シンデュアリティ エコー オブ エイダ】
先行試遊の時点でもあるていどは予測できましたが、やはり本作の大きな魅力は探索と収集でじょじょに戦力を上げていくことにありますね。これはCBTを遊んで実感できたことです。これ、スルメゲーなんですよ。やればやるほど味わいが出てくるし、メイガスにも愛着がわいていく。ハクスラ要素で装備が強くなり、収集要素で自分の拠点がだんだんと充実していく。
本作ではクレイドルコフィン(プレイヤーが乗り込んで操縦する人型タイプのメカ)を操作しながらフィールドを探索し、物資を持ち帰るのが基本的な流れとなります。少なくともCBT段階では、戦闘よりも探索や物資管理の比重が大きい印象を受けました。
探索中に倒れたら入手したものをロストするという緊張感があるものの、そもそもクレイドルのパーツでさえ消耗品というバランスなので、思ったよりもロストしたときのダメージは少なめでした。
もちろんCBTでまだまだ装備が充実していないこともありますけどね。リカバリーの方法が豊富なのもうれしいポイントです。バランスそのものが製品版と同じかどうかはわかりませんが、初期装備が無料で入手できるため、撃墜によってプレイ自体が行き詰ってしまう……なんてことはありませんでした。これ、思ったよりも気が楽になりますね。
基本的に慣れるまでは初期装備のみで出撃し、AO結晶(換金用素材)を少しずつでも持ち帰るようにすれば、着実に戦力を補強していけます。フィールドで大きいAO結晶を見つけられれば序盤で一攫千金もあり得るので、そのドキドキ感がたまらないですね。探索には運の要素も大きく絡みますが、それだけに次の探索で何が持ち帰れるかのワクワク感がすごいです。
とくに他プレイヤーのクレイドルコフィンの残骸が超美味しい! 本作では他プレイヤーが倒れた際にその場所に残骸が残され、それを調べると他プレイヤーの持ち物を回収可能。
残骸を調べるのは泥棒行為ではないので、デメリットはとくになし。残骸を見つけると思わずテンションが上がるくらいです。
クレイドルコフィンのパーツをはじめ、武器やAO結晶などのほか、回復アイテムや弾薬などの消耗品も回収できるので、もしもロストして初期装備で探索……という場面でも、クレイドルコフィンの残骸さえ見つけられればそれだけで物資がリカバリーできることも!
ちなみにクレイドルコフィンのパーツは依頼を進めていくとショップで購入できるラインナップも充実してくるので、プレイを進めていけばお金でリカバリーすることもできるようになります。
CBT段階では、積載量の管理はかなりシビアに感じました。積載量が増えると機動力が大幅に落ちるうえに、そもそも一定以上は持てません。パーツが重いので、物資が豊富なコフィンの残骸を見つけたら、取れるだけありがたくいただいて、そのままエレベータ(探索から帰投するための施設)を目指す……という感じでした。
これがまためちゃくちゃドキドキするんですよね……。気分はもう初めてのお使い(笑)。
ゆるやかにつながる共闘やいつ裏切るか分からない敵対プレイが…楽しい!【シンデュアリティ エコー オブ エイダ】
本作では同じフィールドに複数のプレイヤーが出発し、現地で出会うこともあります。CBT段階でも、あるていどの時間探索すれば他プレイヤーに1~2回は必ず出くわす感じでした。
CBT段階では、事前にパーティを組む機能はなく、あくまでフィールド上で偶発的に出会うという設計になっています。
出会ったら、まずは挨拶! これはただ出会うだけでも、共闘するときも、のちに敵対するときも基本的には同様です。
たいていの場合は挨拶だけしてすれ違うだけのことが多かったですが、他プレイヤーが敵に襲われていたときはその襲った敵を攻撃するなど、ゆるやかな共闘になるケースも多かったですね。
一時的にパーティを組んで共闘する“協力要請”という機能もありますが、筆者がプレイしていた時には申し込んでも成立するケースは少なかった印象です。CBT段階ですし、そもそも機能を把握しきれていない方もいたのかもしれません。
ボス戦なども現状ではないのでそこまで共闘の必然性はないですが、他プレイヤーに襲われにくくなるのが大きなメリットになりそうですね。不意打ちの心配が減るので、安心感がすごいです。
また本作では他プレイヤーに攻撃する敵対プレイも可能。撃破すると、そのプレイヤーの持ち物を奪えます。
ただし要注意プレイヤーとして他プレイヤーに警戒されるようになったり、やりすぎるとさまざまなデメリットもありますので、北方地域(※比較的低難度の地域)だとデメリットが多かった印象です。とはいえ、開催期間が限られるCBT期間では、気軽に敵対行為を試しているプレイヤーも多かったです。
かくいう自分もその1人だったりします(笑)。せっかくのCBTですし、製品版発売後に試せないことも試したくなりますよね?
あるていど装備が整ったあと、ちょうどいい位置に他プレイヤーのクレイドルコフィンを見つけたら、積極的に攻撃を仕掛けてました。
装備を奪えるのでそれなりのメリットはありますが、プレイヤーの持ち物しだいなので収穫は運しだい。メリットの面からみても、敵対プレイはメリットよりもデメリットが勝る印象ですね。
ちなみに挨拶や共闘関係を結んだあとも敵対することが可能なので、挨拶して友好的だからといって油断は禁物です。
挨拶で油断して後ろを見せたら、そのまま攻撃されてやられることもあります。ショットガンなどの接近戦に向いた装備を持っている場合、対人戦は先手必勝なイメージですね。
クレイドルコフィンは背中が弱点なので、くれぐれも背中を見せないことが大事! また高所をとられないようにすることも重要になりそうです。
ちなみに1人でも他プレイヤーのクレイドルコフィンを撃破すると、“要注意協会員”として他プレイヤーにもその状態が確認できるようになります。そのため、自分も“要注意協会員”になってからはかなり他プレイヤーに警戒されるようになりました!
あるプレイヤーと帰還時のエレベーターで同乗した際は、挨拶で敵意のなさをお互いに示し合いながらも、まったく背中を見せずにエレベーターの到着を待っていて、お互いに緊張感がすごかったです。せっかく挨拶もしたのに、警戒されてしまうのは悲しいものですね。
まあ正直こちらは襲う気満々だったので、警戒は正しすぎるわけですが……(笑)。共闘するか敵対するかのギリギリの駆け引きが味わえるのは、本作の魅力のひとつですね。
敵対プレイを繰り返すと南方地域に強制移動! 南方地域は敵対プレイヤーだらけの修羅の国【シンデュアリティ エコー オブ エイダ】
そんなこんなでCBT後半では主に敵対プレイを楽しんでいましたが、5~6人ほど他プレイヤーを撃破すると、とつじょ協会を除名されるという事態に!
敵対プレイを繰り返すと除名されるシステム自体は以前の試遊でも知っていましたが、意外と早かったですね。(製品版と同じバランスかは不明)
ちなみに除名されるとドリフター振興協会などの組織からの依頼を受注できなくなるほか、賞金首として追われる立場になります。さらに各種修理費が上がるなどのデメリットもあり、まさにハードモード!
一応裏金工作で工作費用を支払うことで協会員に復帰できますが、けっこう高額です。よほど戦力が充実するまでは、大人しく協会員のままでいたほうがよさそうですね。
ただし賞金首になるとダークマーケットからの依頼が受注可能になります。
心機一転、新たな気持ちでプレイしたいときはあえて賞金首になってみるのもアリかもしれません。
あるていどのお金を支払うことで協会から脱退することも可能なので、プレイヤーを攻撃するのが気が引ける…という人でも安心!
ただし必要資金は100,000と序盤ではそれなりに高額なので、ゲームを初めてすぐに賞金首になれるわけではなさそうです。
そして賞金首になる大きなデメリットのひとつが、今までの北方地域に出撃できなくなること!
新たな地域“南方地域”にしか出撃できなくなります。CBT時点では、賞金首にならずに南方地域に行けるかは不明です。
南方地域は敵が強くなっているらしいですが、体感的にはそこまでハードには感じませんでしたね。初期装備でも、十分に探索自体は可能でした。
南方地域で最大の敵となるのは……同じく指名手配されている他プレイヤー!
基本的には敵対プレイを積極的にしてきたプレイヤーが集まる土地なので、治安の悪さがヤバいです。南方地域に探索に行けたのはCBT最終日になってからでしたが、10回ほど探索に行って半分くらいは他プレイヤーにやられました!
とくにスナイパーライフルで遠くから背中を狙撃されたときは、南方地域の厳しさを実感しましたね。罪人が集まって治安が悪くなるのは、まさに“流刑地”っぽくて少しワクワクします(笑)。
やりたいほうだいで秩序のない土地ではありますが、それがけっこう楽しかったりするんですよね。北方地域のような平和的な雰囲気もいいですが、これはこれで馴染むというプレイヤーも多いのではないでしょうか。
そんな感じで、CBTではこれまであまりできなかった対人プレイや、ハクスラ要素もしっかりと堪能できました! 惜しむらくは、早めに敵対プレイに舵を切った結果、協力プレイが十分にできなかったこと。
記事の最初でも言いましたが、ハクスラや収集要素は本作の大きな魅力のひとつでした。本作って物資やお金が機体のクオリティをはじめとしたプレイの内容に強く関連づいているので、お宝発見した時の嬉しさがものすごいんですよね。1回の探索も短ければ10分とかからずできてしまうので、上手くいったときには「今は波が来てるから……」、撃墜されたときには「なくした分を取り返すまでやめられん!!」と自分に言い訳しつつ、ついつい遊んじゃうという……。
製品版発売後は、(少なくとも序盤は)もう少し平和的に、他プレイヤーと楽しい友情ゴッコを繰り広げつつ、最終的には敵対プレイを仕掛けてボコボコにされてみたり、拠点をめちゃくちゃ大きくしてメイガスと楽しいドリフターライフを楽しみたいと思います!
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