電撃オンライン

『ラスクラ』公開生配信イベントレポート。5周年は到達点ではなく通過点……そんな開発スタッフのこだわりに感動。豪華スペシャルライブも最高の想い出に【ラストクラウディア】

タダツグ
公開日時
最終更新

 アイディスより配信中のスマートフォン用アプリ『ラストクラウディア』。4月15日に5周年を迎えることを記念して実施された“ラスクラTV”の公開生配信にお邪魔してきました。この記事では、イチプレイヤー目線も交えつつその内容をレポートしていきたいと思います!

100人を超えるファンが集まった会場は超アットホームな雰囲気! 記念イラストやガラポンコーナーも【ラストクラウディア】

 公開生放送の会場となったのは都内某所のイベントスペース。正直、ものすごく広いホールではなかったのですが、それがかえってファンと開発・運営チームの距離感の近さを感じさせてすごく良かったです。

 会場には5周年記念のメインビジュアルや寄稿されたイラストを鑑賞できるイラストコーナーのほか、ガラポンコーナーも存在。ガラポンは入場時に配られるチケットで1人1回チャレンジ可能で、マルチプレイでおなじみのスタンプがミニアクリルスタンドになったものをもらえました。

  • ▲5周年を彩るイラストコーナー。ポックルやダボーンのぬいぐるみも展示されていました。

 僕もガラポンを回させてもらったのですが、案内してくれたのはまさかのミューレンさん。めっちゃ気さくに対応してくれたので、始まる前から気持ちがほっこりしちゃいましたね。


  • ▲ミニアクスタはカイルをゲット! 自宅に飾らせてもらおうと思います。

 生配信開始前のステージでは、バルセロさんがPR担当のあーやさんとともにちょっとした会話劇を繰り広げてくれたりして、ファンの笑いを誘っていました。ここらへんもすごくアットホームな雰囲気でしたね。こういうのがいい。

振り返りの間コーナー:気になる最新のユーザーデータが公開! アーク使用率ランキングはエンジョイ勢の僕にとって目から鱗の内容に

 16時となり、満を持してイベントがスタート。プロデューサーのなっきーさん、ディレクターのももんさん、そしてあーやさんが登場し、超濃密な配信が幕を開けます。

 最初のコーナーは“振り返りの間”ということで、直近のユーザーデータが公開されました。レベル120ユニットの平均所持数、ユニット使用率ランキング、クエストリタイアランキングなど、興味深いデータが続々と開示されたわけですが。個人的に勉強になったのは、アーク使用率ランキングで1位を獲得していたSRアーク“魔獣ハンター”について。「並み居るURやSSRを抑えて、なんでSRアークが?」と気になったのですが、帰宅後に確認してみて納得。これ、アークスキルを使えばアイテムを確率で入手できるんですね……。

 思えばユニット使用率ランキングでは、これまたアイテム入手確率が上昇するミューレンが上位にランクインしていました。ベテランプレイヤーの皆さんは、これらのユニットやアークでアイテム入手確率をアップさせ、周回の効率を高めているんだなぁと感心しきりです。いや、感心しているだけではなく、僕もマネしなければと勉強になったということで!

  • ▲僕のデータではまだ“魔獣ハンター”のアークはレベル1でした(笑)。SRアークでもしっかり刺しどころがあるのは、RPGとしてとても嬉しい部分ですね。

最新情報コーナー:主人公・カイルが超カッコよく、そして超パワーアップして実装! ビジュアルが神々しすぎて絶対ゲットしたい

 お次は“最新情報”コーナー。新ストーリーの追加、そして5周年イベントの目玉である新ユニットがお披露目されました。

 気になる新ユニットは主人公のカイルの新衣装。“白炎の騎士カイル”が、めちゃカッコいいビジュアル&映像で情報解禁され、会場は一気にヒートアップしました。“騎士王カイル”以来のパワーアップ実装ということで、ファン待望といえるこちらは、4月11日のメンテナンス後にガチャ実装ということで。個人的にもぜひお迎えしたくなってしまっております。なんといってもカッコいいし、ぶっちゃけ強そう!

  • ▲光属性になったものの、条件を満たせば炎属性の追撃も繰り出せるのがカイルらしい個性ですね。“オーバーソウルバフ”は字面を見ているだけで強そうで震えます。
  • ▲天霊系エネミーへの特攻効果のほか、光属性の一刀流アタッカーとして欲しいスキルが揃い踏みな印象。主人公が満を持して強くなるのって色々な意味で胸アツですよね!

 星6への限界突破で習得できるスキルは、ユニット性能に寄り添った内容に。なっきーさんいわく、これまでのユニットの星6限界突破はわりと汎用性を重視したスキルラインナップだったところを、この白炎の騎士カイルをきっかけに“よりユニットの個性を伸ばすスキルラインアップ”にシフトしていくとの事。実装キャラがより個性的になっていくというのは、イチファンとして楽しみな要素です。

  • ▲URアーク“ソウルブレイド”も同時実装。こちらも天霊系の敵にぶっ刺さる強力なアークになっていて、白炎の騎士カイルとのシナジーが高そうです。

 5周年記念フェスティバルの情報も開示。記念クエストのクリアでクリスタルが合計6000個もらえるほか、URアークやユニットの引換券も入手できるようです。ここらへん『ラスクラ』はめちゃくちゃ太っ腹だと思いますね。なお、引換券で入手できるのはユニットがゼクス・フォーゲートまで、URアークはリラハムルまでとのこと。

  • ▲今からどのユニットや URアークと交換するか悩んでます。ぶっちゃけユニットはほぼゼクス・フォーゲートにすると思うのですが、URアークが悩ましい……。

 5周年記念期間は、ログインで毎日10連(最大で250連)ガチャを無料で引くことも可能とのこと。一気にユニットやアークが増やせるチャンスですね。そのほか、超高難易度のボス敵と戦えるイベントや育成が捗る各種イベントの実施など、充実の内容となっており、未プレイの方はもちろん久しぶりに『ラスクラ』を遊ぶという方も、ここが復帰の最適タイミングと言えそうです。

 ここでなっきーさんから今後の改善点についての情報も。個人的にピクッときたのは“アークの仕様変更”ですね。今後、アークはレベル1でもすべてのスキルが習得できるようになるほか、クエストや遠征の出撃時にソウルが消費されなくなるよう仕様が変わるとのことです。

 ここらへん、ユーザーとしては大歓迎ですよね。とくに、初心者さんや復帰勢に優しい仕様変更だと感じます。プレイヤーの裾野を広げようという運営サイドの意志が感じられるのが、個人的に何より嬉しいな、と。

これからのラスクラコーナー:たけそん総合プロデューサーが登場しこれからの『ラスクラ』の未来を熱く語る!

 お次は“これからのラスクラ”コーナー。ここでは本作の総合プロデューサーであるたけそんさんが登場し、ロードマップなどのスライドを用いつつ、文字どおり『ラスクラ』の未来について語ってくれました。

 この手のイベント、登壇者は基本的には椅子に座ってのプレゼンが多くなるわけですが。たけそんさんは熱が入るあまり、椅子から立ち上がって身振り手振りを交えつつのプレゼンワークとなっていき、会場はその熱気にどんどん飲み込まれていきました。生放送の方で「株主総会みたい」という旨のコメントがありましたが、言い得て妙。我々プレイヤーに対し、「5周年は記念すべき到達点ではありつつ通過点でしかない」というメッセージを明確に投げかけてくれたんですよね。

 印象的だったのは、やっぱり“これぞ『ラスクラ』というRPG体験の提供”の部分。アリーナやギルドバトル、マルチプレイによる協力プレイの楽しさはもちろん、個人的に『ラスクラ』には“シングルプレイPRG”としての楽しさを求めている側面も強くありまして。ここらへんの楽しさにこだわりつつ、より遊びやすく機能を拡充していくという姿勢には素直に好感を持てます。

 ワールドマップのコンテンツ拡充やコラボユニットの潜在解放などはイチファンとして嬉しい要素ですし、ユーザーインターフェースのテコ入れも気になるところ。もちろん、アリーナやギルドバトルをないがしろにするつもりもないとのことで、まずは出来ることを一歩一歩着実に行い、ゲームを進化させていくという熱意が感じられました。

  • ▲めちゃくちゃテンションが上がり、やや早口気味で『ラスクラ』の未来を語ってくれるたけそんさんの姿からは、これからもますます『ラスクラ』を盛り上げていくぞという気概が感じられて素敵。

 その姿勢を示す最たるところが“初期ユニットの上方修正”だったりするのかな、と。こちらは単純にステータスを一律で上昇させるといった方向性ではなく、ユニットの適正に合わせたステータスの見直しや特技の強化、および挙動の調整などまで行うとのこと。超大幅なテコ入れってことですね。

 これ、言うまでもなくかなりの開発コストがかかる内容だと思うんです。それを初期ユニットに対して行うというのがシンプルに嬉しい。タイトルに対する愛着と熱意がありありと伝わってきますからね。

 個人的に、総合プロデューサーや開発スタッフがこの熱さを持ち続けてくれているゲームタイトルを遊べるというのは、幸せなことだなって感じます。イチプレイヤーとして、これからもますます応援していきたい! そう決意を新たにしたファンイベントになりました。

 そのほか、先日のキャラ人気投票で1位を獲得したメギウスの英装姿のラフなどが公開されたり、全言語のサーバー統合実施などの情報も公開。全世界のプレイヤー同士がしのぎをけずり合うギルドバトルはアツそうですね。実施が楽しみ!


ラスクラチャレンジ特別編コーナー:会場に集まったプレイヤーさんも参加してのクイズ企画!

 ここで“ラスクラTV”ではおなじみの“ラスクラチャレンジ”のコーナーに。今回は公開生配信ということで、ステージを鑑賞していたファンの方から有志を募り、一緒にクイズに挑戦するという内容でした。

 進行を務めるあーやさんもチャレンジに参加するということで、このコーナーだけは特別にバルセロさんがMCを務める形に。アドリブを交えつつ場を盛り上げてくれて、会場の笑いを誘っていました。

 肝心のチャレンジは、7人の参加者が目の前の文字パネルを掲げて、その文字列から連想される『ラスクラ』関連のワードになるよう、順番を入れ替えて並ぶという内容。制限時間の3分間で10問正解すれば、“★5thAnnivガチャチケ×10”が全プレイヤーに後日配布されるということですが……。


 気になる結果は、タイムアップ寸前に滑り込みで10問正解を達成! やったぜ!! プレイヤーの代表として、ステージ上で頑張ってくれたことぴっぴさん、あまかぶさん、スニさんというお3方には感謝しかないですね……。皆さん、本当にお疲れ様でした。

スペシャルライブコーナー:生バンドによる演奏と紗理さんの透明感あるボーカルに感動!

 

 チャレンジ終了後は、初の試みである“スペシャルライブ”コーナーへ! こちらは生バンドによる演奏と、本作の歌曲でボーカルを担当されている紗理さんの歌が聴けてしまうという、超豪華なコーナーでした。

■“スペシャルライブ”コーナー セットリスト
1:NEW SKY
2:リミットバトル
3:星
4:All the Way
5:ダンバラシウム
6:限界を超えて
7:Change your fate

 開演前は「聴けて3~4曲くらいかな?」と思っていたわけですが、ふたを開けてみるとなんと7曲もの演奏が! いずれも素晴らしい内容でしたが、個人的には第一部のエンディングソングである“NEW SKY”と、耳に馴染んだバトル曲“リミットバトル”、そして何より新曲“Change your fate”が印象的でしたね。

 とくに、新曲は世界観の広がりを感じさせる内容で素晴らしかった。“Change your fate”、直訳すると“キミの運命を変える”ということで……カイルやレオナたちの戦いが佳境を迎えるこれからの展開に、ますます期待が高まるってものですよね。ストーリーの要所で流れたら、思わず涙が流れそうです。先出しで聴けて良かった!

 ライブに関してはどうしてもテキストでその感動を伝えることは難しい部分もあり……。YouTubeでもしっかり視聴できますので、まだご覧になっていない方はぜひ観てみてほしいと思います。よろしければ、この記事を読み終えた後にということで(苦笑)。

 また、この“Change your fate”が収録された本作のオリジナルサウンドトラック Vol.4が5月15日より各音楽配信サービスにて順次配信予定とのこと。こちらにも期待が高まるところですね!

エンディング:告知情報のほか、なっきーさんからのアツいコメントも飛び出してイベントは大団円へ!

 

 スペシャルライブの余韻もさめやらぬなか、イベントはいよいよフィナーレへ。LINEスタンプ第4弾のリリースや5周年を記念した公式ショップが期間限定で“BOOTH”に登場するなど、ゲーム外の告知情報もいくつか発表されました。

 そしてここで、本日のステージを盛り上げてくれた登壇者からのコメントが。バルセロの声を担当していた野田てつろう氏も、最後にしっかりステージに顔を見せてくれてテンションが上がりましたね。

 印象に残ったのは、ステージを締めくくってくれたなっきーさんのコメントです。『ラスクラ』のストーリーは第2部の3章に突入することで、ますます盛り上がりを見せる一方、まだまだ先が長いことを強調。プレイヤーの皆さんのおかげで5周年を迎えられたことに感謝しつつ、更に先までどんどん進んで行きたいという言葉を熱意を込めて語ってくれました。熱いぜなっきーさん! 会場に集まったファンからの拍手も温かく、その相乗効果も相まって不覚にもグッと来てしまいましたよ。

 イチファンとしてとても楽しませてもらえたこの公開生配信。開発スタッフの熱量と、それに応えるファンの想いが交錯する瞬間を間近で見られたことは、担当ライターとして感慨深いものがありました。これからも『ラスクラ』についていくぞと、あらためて感じた一日でしたね……。今、その余韻に浸りながらこのテキストをしたためているわけですが。

 間もなくやってくる『ラスクラ』5周年、僕も皆さんと一緒に盛り上がりたいところ。4月11日が本当に楽しみですね。それでは、本日はこのへんで!

© 2018-2024 AIDIS Inc.

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

関連する記事一覧はこちら