『ポケモン剣盾』に登場しなかったポケモンたちに『エキスパンションパス』で出会える！

　ポケモンが配信する、Nintendo Switch用ソフト『ポケットモンスター ソード・シールド』のダウンロードコンテンツ『ポケットモンスター ソード・シールド エキスパンションパス』について、新たに発見されたポケモンたちを紹介します。

　シリーズ初の有料追加ダウンロードコンテンツ『エキスパンションパス』は、1月10日より発売中です。追加コンテンツ第1弾の『鎧の孤島』は2020年6月末までに、第2弾の『冠の雪原』は2020年秋に配信予定となっています。

『鎧の孤島』に登場する伝説のポケモン

　『鎧の孤島』には、ガラル地方から遠く離れた地域に生息する“ダクマ”が登場します。主人公はダクマとともに切磋琢磨しながら、修行に励むことになります。

ダクマ

　心身の鍛錬に励む、真面目な性質のポケモンです。戦いに負けると発奮して、より熱心に鍛錬に取り組み、強さを身につけていきます。

　下腹部には“かくとうエネルギー”を生み出す器官があり、独自の呼吸法と集中力の向上により、エネルギーを増幅させ、戦いに挑みます。

　ガラル地方から遠く離れた山岳地帯を主な生息域とするダクマですが、かつてはガラル地方に暮らすポケモンでした。

　歴史書の一節には、交易や探検のために、人々とともに未開の地へ向かうことが多く、渡航先で野生化したものたちが、山岳地帯に住み着いた、と記されています。

　ダクマは、鍛錬を重ねることで“ウーラオス”に進化します。ウーラオスには2種類のフォルム“いちげきのかた”と“れんげきのかた”が存在し、異なる“かた”・タイプを持っているようです。

ウーラオス（いちげきのかた）

　情け容赦のない戦い方を好み、激情すると、見境なく相手を追い詰め、徹底的に叩きのめします。

　また、直線的な動きが特徴で、離れた間合いから瞬時に相手の懐に飛び込み、強烈な一撃を叩き込みます。

ウーラオス（れんげきのかた）

　冷静沈着で、相手の敵意をかわしながら様子を探り、実力を測って戦います。

　戦闘中は、水のように緩やかに流れる動きで、相手の動きを受け流しつつ、怒涛の連続技で相手を圧倒します。

　ウーラオス（いちげきのかた）とウーラオス（れんげきのかた）には、キョダイマックスした姿も存在します。

ウーラオス（いちげきのかた・キョダイマックスのすがた）

　雄叫びをあげるような表情を持ち、人々からは“怒りの化身”とも“怒りによって世界の邪鬼を払う神の使い”とも言われています。

ウーラオス（れんげきのかた・キョダイマックスのすがた）

　沈着な顔つきで、静かに構えます。人々の中には、心の奥底を見透かされたかのように思い激しく動揺するものもあれば、邪鬼を浄化してもらったように感じるものもいるようです。

※ダクマは、“ウーラオス（いちげきのかた）”または“ウーラオス（れんげきのかた）”のいずれか片方に進化します。
※どちらに進化するかはゲーム内での選択によって変化します。使用ソフトによる変化はありません。
※ウーラオスのキョダイマックスの画像は、ゲーム内のものではありません。

『冠の雪原』に登場する伝説のポケモン

　『冠の雪原』には、『エキスパンションパス』のパッケージを飾る“バドレックス”が登場します。

バドレックス

　太古の昔、ガラル地方一帯を統べていたポケモンです。華奢で小柄な見た目ではありますが、立ち振る舞いは優雅で威厳に満ちています。

　極めて高い知能を持ち、過去・現在・未来の出来事すべてを見通すともいわれています。

最初のパートナーたちのキョダイマックスした姿が判明

　『鎧の孤島』では、一緒に冒険していた一部のポケモンが、キョダイマックスを身につける機会があるようです。

　これに合わせて、『ポケットモンスター ソード・シールド』の最初のパートナーの進化した姿である、ゴリランダー・エースバーン・インテレオンの“キョダイマックスのすがた”が明らかになりました。

ゴリランダー（キョダイマックスのすがた）

　“切り株ドラム”が急成長し、それ自体がまるで森林のような姿に変化しました。

　ゴリランダー（キョダイマックスのすがた）は、“森のドラム”と1つになることでパワーを増し、まるで腕のようにスティックを操り、超絶なドラムテクニックを披露します。

　こみ上げる力に突き動かされ、一心不乱にドラムプレイに没頭します。そのドラムビートは、海を越えて他の地方へも響き渡ります。そして、それを聴いたものは、体の奥底から湧き上がるリズムに支配されて踊り狂ってしまうと言われています。

エースバーン（キョダイマックスのすがた）

　キョダイマックスのパワーにより、足元の火炎ボールも非常に大きく変化しました。エースバーン（キョダイマックスのすがた）のテクニックで蹴られると、その闘志がボールにも乗り移り、まるで意思を持っているかのように、相手を追い詰めます。

　エースバーン（キョダイマックスのすがた）は、優れた脚力を誇ります。たとえ、足元の“キョダイ火炎ボール”がなかったとしても、ポケモン屈指の脚力を活かした蹴り技で、他のダイマックスポケモンを凌駕するほどです。

インテレオン（キョダイマックスのすがた）

　キョダイマックスにより、非常に長い尻尾を手に入れました。その長さは40mほどと言われ、キョダイマックス中は柱のように垂直に伸ばして、その上に座り臨戦態勢をとります。

　明晰な頭脳で、重力による弾道の降下を計算することで、驚異的な狙撃を行います。

　体にさまざまな機能を隠し持つインテレオンですが、その能力も向上しています。

　両目の瞬膜は、目標までの距離だけでなく、気温や気圧、湿度なども見抜けるようになりました。狙撃の精度も非常に高く、15km先に転がるきのみをも容易に撃ち抜いてしまうほどです。

ヤドン（ガラルのすがた）が登場！

　ガラル地方には、地方独自の環境に適応し、他の地域とは異なる姿をもつ“リージョンフォーム”のポケモンたちが生息しています。

　このポケモンたちは“ガラルのすがた”と呼ばれ、これまで発見されていた姿とは生態も異なります。

ヤドン（ガラルのすがた）

　かつてガラル地方のヤドンたちは、生息地に群生する植物の種子を好んで食べていました。この種子は“ガラナツ”と呼ばれ、料理に欠かせないスパイスの1つです。

　ヤドンたちは、世代を超えてその成分を体内に蓄積し続け、独自の姿や能力を持つようになりました。

　何も考えずに海辺や川べりに寝そべって生活しています。たまに鋭い目つきをしますが、すぐに呆けた表情に戻ります。

　これは、何かのきっかけで、蓄積されたガラナツ成分が脳を刺激し、とんでもないことを閃くものの、一瞬にして忘れてしまうためと考えられています。

　なお、ヤドン（ガラルのすがた）は、『鎧の孤島』の中で手に入るどうぐでヤドラン（ガラルのすがた）に、『冠の雪原』の中で手に入るどうぐでヤドキング（ガラルのすがた）に、進化するようです。

『ポケモン剣盾』に登場しなかったポケモンたちに出会える！

　『エキスパンションパス』で冒険できる新たなエリア“ヨロイじま”、“カンムリせつげん”には、『ポケットモンスター ソード・シールド』に登場しなかったポケモンたちも多数生息しています。

　新たに発見された伝説のポケモンやリージョンフォームのポケモン、他の地方での生息が確認されていたポケモンなど、個性豊かなポケモンたちとの出会いが溢れています。

　さらに、追加コンテンツの配信開始日には、『ポケットモンスター ソード・シールド』に対しての無料アップデートが予定されています。

　アップデートは『鎧の孤島』と『冠の雪原』の配信開始に合わせて2回予定されており、『エキスパンションパス』を持っていなくても、通信交換などを使って『鎧の孤島』や『冠の雪原』に登場し、新たに加わるポケモンたちを入手できるようになります。

　そして、2020年2月にサービス開始予定のクラウドサービス『Pokémon HOME』を経由して、これまでの『ポケットモンスター』シリーズなどから、『エキスパンションパス』に登場するポケモンたちを連れてくることもできるようになります。

※無料アップデートには、インターネット接続が必要です。