【週間ソフト販売ランキング TOP50】『龍が如く7』が16.1万本（1月13日～19日）

　2020年1月13日週のソフト販売ランキング（集計期間：1月13日～19日　※推定販売本数は、すべてダウンロード版を含まない）は、PS4用ソフト『龍が如く7 光と闇の行方（龍が如く7）』が1位を獲得した。

※KADOKAWA調べ

週間ソフト販売ランキング TOP50（集計期間：1月13日～19日）

※カラーが付いているものは、今週の新作タイトル。
※本データに関するお問い合わせはKADOKAWA キッズメディア事業推進室まで。

　今週のランキングは、現代の裏社会をテーマにした重厚な人間ドラマが魅力の『龍が如く』シリーズの最新作であるPS4用ソフト『龍が如く7 光と闇の行方』が発売と同時にトップに立った。

　ナンバリングタイトルながら主人公やゲームジャンルを変更するなど思い切ったチャレンジをしている本作の販売実績は推定16.1万本。

　前作のPS4用ソフト『龍が如く6 命の詩。』の初週実績21.6万本（累計38.3万本）にはおよばなかったが、PS4用ソフト『龍が如く 極2』の13.0万本（累計22.3万本）を上回ると同時に、店頭消化率も85％前後に達するなど順調なスタートを切った。新生『龍が如く』がどこまで数字を伸ばせるか今後の動きに注目したい。

　2位には国民的人気キャラクター『ドラゴンボール』の主人公・孫悟空となって『ドラゴンボールZ』の世界を追体験できるPS4用ソフト『ドラゴンボールZ KAKAROT』がランクインした。販売実績は推定9.4万本、店頭消化率は85％前後とこちらも活発な動きを見せた。

　この他今週は、任天堂とアトラスのタッグで大きの話題を呼んだニンテンドーWii U用ソフト『幻影異聞録♯FE』のSwitch版『幻影異聞録♯FE Encore』（Switch/2.0万本）や『三國志』シリーズの最新作『三國志14』（PS4/2.0万本）といった新作がトップ10圏内に初登場。ひさびさに新作タイトルが店頭を賑わした。

ハード別　ソフト販売本数（集計期間：1月13日～19日）

※ETCのデータには、PS3/Wii U/Xbox Oneが含まれています。

週間ハード販売数（集計期間：1月13日～19日）

※ニンテンドー3DSのデータには、2DSも含まれています。
※ETCのデータには、PS3/Wii U/Xbox Oneが含まれています。

　今週は、12月9日週の『新サクラ大戦』以来、5週間振りにPS4がランキングを制した。

　2019年度のPS4市場は今週末時点でハードが26.1％減の89万台、ソフトが20.9％減の546万本と両市場ともに大きく縮小。厳しい状況が続いている。

　ランキングを見ると『モンスターハンターワールド：アイスボーン』（46万本/DL版含まず）をはじめ、『DEATH STRANDING（デス・ストランディング）』（28万本）や『プロ野球スピリッツ2019』（26万本）、『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』（25万本）といった20万本超のスマッシュヒットも生まれている。

　ただ、前記タイトルを含め10万本以上売れているタイトルが8本しかなく、ヒット作不足の感は否めない。願わくば、有力タイトルに引っ張られる形でPS4市場全体が底上げされることに期待したい。