『UNI cl-r』試遊レポ&プレイ動画。新キャラ“ロンドレキア”はガードすら許さない!?

たく坊
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 アークシステムワークスが2020年2月20日に発売するPS4/Nintendo Switch用ソフト『UNDER NIGHT IN-BIRTH Exe:Late[cl-r](アンダーナイト インヴァース エクセレイト クレア)』の試遊レポートをお届けします。

 『アンダーナイト インヴァース』は、『MELTY BLOOD』シリーズを手がけたフランスパンによって生み出され、ライトノベルのようにスタイリッシュな世界観と奥深いゲーム性でアーケードユーザーに絶大な支持を受けているシリーズです。

 本作では、新キャラクター“ロンドレキア”が追加されたほか、既存キャラクターの調整も行われています。また、新ステージや新曲も追加されており、中でもロンドレキア対ワーグナー専用のバトルBGMは必聴です。

 本記事では、主に新キャラクター“ロンドレキア”を実際に操作した感想を紹介していきます。

  • ▲筆者の第一印象は“スカしたイケメンキャラ”。“虚ろの夜”ではどのような活躍を見せるのでしょうか。

“ロンドレキア”は相手を氷漬けにして操作不能にさせる!

 ロンドレキアは、氷の力を操り相手を凍らせ、アイススケートのような華麗な動きで相手を翻弄するバトルスタイルとなっています。

 杖を使ったリーチの長い攻撃に加え、飛び道具技や無敵技も持っており、初心者でも扱いやすい万能のキャラクターです。

ロンドレキアのストーリー

 光輪“リヒトクライス”の下につく補佐組織である聖盾“リッターシルト”に所属する青年。大昔に、光輪に協力していた“ある男”が敵側に寝返り、それ以来光輪は男性の立場が弱くなり隅へと追いやられた。

 そんな長年の歪な関係を清算するため、光輪最強とされるワーグナーへの対抗馬、秘密兵器として、綿密に育て上げられた聖盾きっての逸材が彼である。

 反目しあっているようだが心根は光輪と同じく、顕現による悲劇を未然に防ぎ平和を願う若者。

固有システム“氷棺(ひょうかん)”の性能

 ロンドレキアの必殺技などを紹介するにあたり、まずは固有システムを紹介します。

 ロンドレキアは、ヴァイタルヴェセル(体力ゲージ)の下に氷棺アイコンが表示されており、特定の技をヒットorガードさせることでアイコンが点灯します。

  • ▲画面上部の勝利カウント付近に注目。デバフがつくと氷棺アイコンが点灯し、相手が氷のエフェクトをまといます。

 この状態で氷棺を付与する技を当てる、つまり氷棺攻撃を2回ヒットorガードさせると相手を氷漬けにし、操作不能状態にできます。

 ちなみに、相手がシールドに成功した場合は氷棺を付与できません。また、氷棺はロンドレキアが攻撃を受けると解除されます。

氷漬けの効果

 氷漬けの相手は操作不能の状態になます。ガード中の相手を氷漬けにした場合はそのままガード崩しを狙い、ヒットしていた場合はそのままコンボを叩き込みましょう。

 ただでさえ強力なシステムとなっているのですが、筆者的に驚いたポイントが1つあります。それは“簡単にF式ができる”ということです。

 F式を簡単に説明すると、“しゃがみガード”をしているにも関わらず、やられ判定が“立ちガード”と同じになる現象(下段攻撃のガードは可能)を利用したガード崩しのテクニックです。

 立ちガードの相手を氷漬けにしたら、本来当たらないはずの昇りジャンプ攻撃(高速中段攻撃)が当たるようになり、中下段のガード崩しが狙えるというわけです。

  • ▲立ちガードの状態で氷漬けに。相手は氷が解除されるまで動けません。
  • ▲F式に成功すると、この高さでもジャンプ攻撃がヒットします。姿勢が低い相手(立ちガード時に昇りジャンプ攻撃が当たらない)には使えないテクニックなので、注意しましょう。

 ロンドレキアは、これらの特徴をいかして中距離戦やコンボ、固め、崩しを行うことになるでしょう。

飛び道具、無敵技、ステップ派生。なんでもござれな必殺技

 ロンドレキアの必殺技はそこまで数が多くなく、覚えることも比較的単純です。ここからは、目立った性能をもつ特殊技や必殺技を紹介していきます。

 飛び道具を出せる“フローゼンスパイア”、ワンボタンで無敵技を出せる“フローゼンクリーヴ”(特殊技)、下段・中段・対空の薙ぎ払いから3種類のガード崩しを狙う“サーキュラーステップ”と、隙がありません。


※コマンドは右向き時のものです。

フローゼンスパイア(必殺技)
【↓\→AorBorC(EX可)】

 【↓\→AorBorC(EX可)】で出せる必殺技“フローゼンスパイア”は、判定が大きく弾速も速い、優秀な飛び道具です。これだけでも強力ですが、氷のデバフを付与させられるため、中距離戦のリターンが大きい飛び道具になっています。

 また、ボタンを長押しすると氷が飛んで行かず近距離で爆発するので、“フローゼンスパイア”を読んで飛び越えようとする相手にもプレッシャーを与えられます。

 また、当たり方によっては、そのままコンボを叩き込めることも多々ありそうです。

  • ▲EX版では飛び道具を2発射出! 相手をそのまま氷漬けにします。

フローゼンクリーヴ(特殊技)
【B+C】

 続いて、【B+C】で出せる“フローゼンクリーヴ”。こちらは共通システムの“フォースファンクション”という特殊技で、ロンドレキアの場合は無敵技を繰り出します。

 ボタン入力だけで出せるため、とっさに出しやすいのが魅力。派生技も存在し、ガードされたとしても派生技を出すか出さないかで反撃されにくくできます。

サーキュラーステップ(必殺技)
【↓/←】

 そして、【↓/←】で出せるロンドレキアの目玉の必殺技“サーキュラーステップ”は、突進技や崩しに使える便利な技です。

 まず、A版で下段、B版で上空を攻撃、C版で飛びかかり、それぞれボタンを長押しすると性能が変化。C版を長押しすると中段攻撃になるなど、初見で対応することは至難です。

  • ▲下段、中段、めくり攻撃という多彩な攻撃パターンを持ち、ヒット時にはコンボ始動技にもなる優秀な技です。

 さらに、“サーキュラーステップ”には派生技が存在し、初段を含めて最大で3回まで派生可能。【A→B→C】【B→A→C】といった派生はもちろん、【A→A→C】【C→A→C】と同じボタンの派生を続けて出すこともできます。

 下段攻撃からめくり、そこから中段攻撃といったガードが難しい連携も、ボタンを3回押すだけで可能。そこからコンボも狙えるという強力な必殺技になっていました。

スノーブロッサム(必殺技)
【↓↓+AorBorC(EX可)】

 【↓↓+AorBorC(EX可)】で出る“スノーブロッサム”は、前方に氷の結晶を出す設置技。一定時間経過すると飛び道具を発射し、EX版は相手の後方に氷を設置します。

 相手をダウンさせたあとに設置すれば、起き上がり際を攻めやすいのは言わずもがな。チェインシフト(CS)と組み合わせることで、攻め継続にも役立つでしょう。

  • ▲雪の結晶のような氷を生成し、氷柱を射出する設置技です。

※ヘイルストーム(超必殺技)
【←/↓\→+D】

 EXSゲージ200%時やヴェールオフ時に使用できる超必殺技(インフィニットワース)は、画面全体に判定がある便利仕様。氷を使ったド派手な演出を楽しめます。

  • ▲体力が30%以下で出すとインフィニットワースイグジスト“コキュートスの氷獄”に。相手を氷の十字架に閉じ込め、大ダメージを与えます。

ロンドレキアのプレイ動画&総評

 下の動画を見ていただければ一目瞭然だと思いますが、ロンドレキアは飛び道具を駆使してデバフを付与させ、必殺技で崩しに行く。攻められたら1ボタンの無敵技で切り返すといった、戦う距離に困らない万能キャラクターである印象でした。

 異能力をそのまま格闘ゲームに落とし込んだような本作で、既存キャラにも負けない個性を持つロンドレキア。研究次第で恐ろしいキャラクターになるのか、はたまたどこかに隙があるキャラクターになるのか……。期待が高まりますね!

  • ▲通常技からステップ技につなげたり、相手を氷漬けにして発生の遅い技をコンボに組み込めたりと、コンボの自由度はかなり高い模様。

既存キャラのテコ入れもチェック

 ロンドレキアの他にも、全キャラクターに新要素が増えている本作。以下では、既存キャラの調整の一部を触ってきたので、紹介します。

ワーグナー

 まずは、ロンドレキアと関わりがある前作の追加キャラクター“ワーグナー”。剣と盾を強化状態にし、一部の技を強化するキャラクターでしたが、本作から強化状態がアイコンとして可視化。特定の方法で重ね掛けをすることで、強化状態を維持することもできるようでした。

  • ▲アイコンには数値が表示されるので、重ねがけの順番も確認できます。

ケイアス

 次にケイアス。これまで“アジ・ダハーカ”を呼び出すのに攻撃をしなければいけなかったのが、本作では“出でよ”という必殺技で攻撃せずに呼び出すことが可能に。

 さらに、“にじり寄れ”→“備えろ”と続けて命令することで、挟み撃ちでの連携がやりやすくなるなど、“アジ・ダハーカ”関連の自由度が増していました。

  • ▲“備えろ”を命令した“アジ・ダハーカ”で挟み込んでいると、しゃがみAを5回ヒットさせてなお距離が離れません。

リンネ

 筆者が最後に触ったリンネは、空中アクションの調整が目立っていました。特に、空中でもダッシュキャンセルのような行動をとれる必殺技“舞草”が加わり、“空牙”の使い勝手がよくなったのは大きな強化点。

 さらに、空中から急降下しつつ攻撃する必殺技“咬龍”が追加され、これまで以上に空中から相手を揺さぶれるキャラクターになっている印象でした。

  • ▲空中から真下に叩き斬る“咬龍”。中段攻撃で、コンボ始動技にもなります。

 さまざま新要素が増えている本作ですが、過去作のコンボはそのまま流用できるとのことで、これを機に復帰するプレイヤーも安心です。これまでの集大成となる本作は、さらに自由度の増した『UNI』であるといえるでしょう!

(C) FRENCH-BREAD / ARC SYSTEM WORKS

UNDER NIGHT IN-BIRTH Exe:Late[cl-r](アンダーナイト インヴァース エクセレイト クレア)

  • メーカー: アークシステムワークス
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: 対戦格闘
  • 発売日: 2020年2月20日
  • 希望小売価格: 5,280円(税込)

UNDER NIGHT IN-BIRTH Exe:Late[cl-r](アンダーナイト インヴァース エクセレイト クレア)

  • メーカー: アークシステムワークス
  • 対応機種: Switch
  • ジャンル: 対戦格闘
  • 発売日: 2020年2月20日
  • 希望小売価格: 5,280円(税込)

UNDER NIGHT IN-BIRTH Exe:Late[cl-r](アンダーナイト インヴァース エクセレイト クレア)(ダウンロード版)

  • メーカー: アークシステムワークス
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: 対戦格闘
  • 配信日: 2020年2月20日
  • 価格: 5,280円(税込)

UNDER NIGHT IN-BIRTH Exe:Late[cl-r](アンダーナイト インヴァース エクセレイト クレア)(ダウンロード版)

  • メーカー: アークシステムワークス
  • 対応機種: Switch
  • ジャンル: 対戦格闘
  • 配信日: 2020年2月20日
  • 価格: 5,280円(税込)