『文豪とアルケミスト』とさいたま文学館がコラボ。トークイベントに限定グッズ、コラボメニューをレポート

ガルスタオンライン 、Sachi
公開日時
最終更新

 著名な文豪たちが登場する人気ゲーム『文豪とアルケミスト』とさいたま文学館のタイアップ企画展「太宰治と埼玉の文豪展」が1月18日よりスタート。そんなコラボを記念したトークイベントが、1月26日にさいたま文学館(埼玉県・桶川市)にて開催されました。本記事では、トークイベントのほか企画展やコラボメニューをご紹介します。



  • ▲文学館の入り口では、太宰治、永井荷風、田山花袋、武者小路実篤、中島敦と埼玉にゆかりのある文豪たちのパネルが皆さんをお出迎え♪

トークイベント

 記念トークイベントには、DMM GAMES『文豪とアルケミスト』プロデューサーの谷口晃平氏と、太宰治検定実行委員会委員長の津島克正氏が登壇しました。イベント冒頭、谷口氏は黒いマント姿で登場。これは太宰の遠い親戚にあたる津島氏から借りたもので、太宰が着ていたものと同時代に作られたものだそうです。


  • ▲谷口晃平氏(左)、津島克正氏(右)

司会:津島氏は最近『文アル』を始めたそうですね。

津島氏:はい、最近始めました。ですがなかなか太宰が出てくれなくて難儀しております(笑)。

谷口氏:太宰はレアキャラですからね、出づらいかもしれません(笑)。
 
司会:『文アル』のゲームを作るにおいて意識されたことはありますか?

谷口氏:史実を取り入れたいなと思っていて、それはデザインにも性格にも反映されていますね。太宰は派手ではないけれどもおしゃれな人だったので、服の裏地にこだわったり、髪飾りをつけたり。

司会:本企画展のために描き下ろされたイラスト「黎明ノ懊悩(れいめいのおうのう)」の見どころは?

谷口氏:執筆机がこの企画展で初公開されると聞いたので、それをモチーフにしました。また、片膝を立てて座ること、明け方に執筆することが多いそうで、それらも取り入れています。

 ここで太宰治検定の例題が公開されました。


  • ▲3つの選択肢が用意されており、観客は挙手をして参加しました。ちなみに正解は(3)の田山花袋。

 芥川賞作家としても活躍するお笑い芸人の又吉直樹さんも出題しています。


  • ▲問題は、写真の中から太宰治ではないものを1つ選ぶというもの。正解は右下の(4)でこれは又吉さんの写真です(笑)。

 太宰治検定は現在会場での試験は行っていませんが、コンビニのネットプリントで問題が印刷できるようになりました。そして回答したものを検定委員会に送ると、採点をして合格・不合格通知を郵送してくれるので気になった方はぜひチャレンジしてみてくださいね!

 ここからは、来場者から寄せられた質問にお2人が回答していきます。

Q.もし本当に太宰が転生してきたらなんて声をかけますか?

谷口氏:太宰治という作家が、後世の小説家のみならずクリエーターにもいかに影響を与えているかを教えたいです。

津島氏:太宰は歯が悪くて、総入れ歯に近かったようです。私の本業は歯医者なもので、もし会えるのでしたら「ちょっと歯を見せにきなさい」と言いたいです(笑)。

司会・観客:(笑)

Q.もし太宰と同じ時代にいたら気が合いそうな作家はいますか?

谷口氏:田山花袋ですかね。確実に影響を受けていると思うので。

津島氏:又吉さんと会ってみてほしいです。又吉さん緊張するでしょうね(笑)。

 最後に、ファンの皆さんへお2人からメッセージ。

谷口氏:ゲームのイベントではないところで話す機会があまりないので、今日はとても緊張しました。こういう文学館の展示は本当におもしろいので『文アル』を通してもっと興味をもってもらえたらうれしいです。太宰治検定もこれを機にぜひ受けてみてください。

津島氏:ありがとうございます。太宰治検定をぜひよろしくお願いします。また、青森は少し遠い感じがしますが、大宮から新幹線で1本ですし。ぜひ遊びに来ていただけたらうれしいです。

企画展「太宰治と埼玉の文豪展」

 企画展の様子をフォトレポートでお届けします!


  • ▲企画展へとつながる階段には、太宰作品に出てくる名ゼリフが掲載されています。

  • ▲太宰のトレードマークともいえる二重廻し(トンビコート)。
  • ▲太宰が愛用していた万年筆の展示も。
  • ▲本企画展初公開の執筆机。太宰が「人間失格」を執筆する際に使用したものです。




  • ▲吉田晃の弔辞(複写)。

コラボカフェ

 さいたま文学館に併設されている「けやきカフェ」にて、本企画展限定の特別メニューが用意されています!

  • ▲「けやきカフェ」入り口。
  • ▲メニューは全部で5種類。
  • ▲上段左からアイスクリームソーダ(永井荷風)、豆腐は酒の毒を消す(太宰治)。下段左から唐黍スウプ(中島敦)、お汁粉(武者小路実篤)、新茶の香り(田山花袋)。

  • ▲ドリンクを注文すると、コースターがランダムで1枚もらえます。

 メニューにも文豪たちの個性が溢れていますね。寒い時期での開催とあって、ホットドリンクが充実しているのもうれしい!

 本企画展限定のグッズも展開されています。

  • ▲アクリルスタンドと缶バッジ、クリアファイル。
  • ▲企画展入場者全員にポストカードをプレゼント(左)。さらに、アンケートに回答すると特製しおりがもらえます(右)。

『文豪とアルケミスト』×さいたま文学館タイアップ記念トークイベント概要

■日付
2020年1月26日

■会場
さいたま文学館
(埼玉県桶川市若宮1-5-9)

■登壇者
谷口晃平(DMM GAMES『文豪とアルケミスト』プロデューサー)
津島克正(太宰治検定実行委員会委員長)

©DMM GAMES
©Saitama Museum of Literature