『FF7リメイク』最新映像＆テーマソング解禁！

　スクウェア・エニックスは、4月10日に発売予定のPS4用ソフト『FINAL FANTASY VII REMAKE（ファイナルファンタジーVII リメイク）（FFVIIリメイク）』の最新トレーラーを公開しました。

　本作は、1997年にPlayStationで販売され、これまでに1,230万本以上の世界累計販売本数を記録した『FINAL FANTASY VII』のリメイク作品です。

　トレーラーでは本作のテーマソング『Hollow』を聞くことができます。その他、植松伸夫さんをはじめとした開発者コメントが公式サイトで公開中です。

テーマソング『Hollow』概要

　テーマソング『Hollow』は、『FINAL FANTASY』シリーズ楽曲を多数手がける植松伸夫さんが作曲を、本編にストーリー＆シナリオとして携わる野島一成さんが作詞を担当しています。

　ヴォーカルには、人気ロックバンド“Survive Said The Prophet”のYoshさんが参加。ゲーム本編の世界観をより一層盛り上げる楽曲となっています。また、テーマソング収録のメイキング映像も公開されています。

『Hollow』楽曲概要
Music:Nobuo Uematsu
Vocals:Yosh（Survive Said The Prophet）
Lyrics:Kazushige Nojima
Lyrics Translation:Ben Sabin, John Crow
Arrangement＆Synthesizer Programming:Kenichiro Fukui

『Hollow』メイキング映像

植松伸夫さんからのコメント

　自分にとって『FINAL FANTASY（FF）』シリーズはどれを取っても思い出深い作品ばかりですが、こと音楽に限っていえば“実験的な挑戦”を始めることができたという意味で『FFVII』がもっとも印象的な作品といえるかもしれません。

　シンフォニックな『オープニング～爆破ミッション』にしろ、一曲の中にさまざまな風景を描いた『メインテーマ』にしろ、数小節ごとのフレーズを順列組み合わせで作った『片翼の天使』にしろ、それまでの『FF』シリーズにはなかった曲調です。

　前作の『FFVI』とはプラットフォームも変わりゲーム機の表現力も増したその時こそが新しい挑戦にはうってつけのタイミングだったのでしょう。

　しかし、今となればそれはハードが進化したせいだけではなく、時代そのものがゲーム音楽に変革を求めていたとも思えるのです。

　元々は子どものおもちゃとして生まれたはずのビデオゲームは、ちょうどあのころ大人でも楽しめるエンターテインメントに変身を遂げようとしていたのです。

　しかし、変わるといってもどこに向かって何をどうすればいいかさっぱりわからない。正解など誰も知ろうはずもありません。とりあえず完成形の目標をたてることなく、誰の意見にも耳を貸すこともなく、ただただ1人で部屋にこもって毎日毎日黙々と挑戦を続けさせてもらえた結果が『FFVII』の音楽です。

　今回はゲーム中で流れる『Hollow』という歌を作らせてもらいました。この曲もこれまでの『FF』にはなかった曲調です。自分にとってはこれも『実験的な挑戦』の延長線上にあるのです

オーケストラコンサートワールドツアー開催決定

　『FFVIIリメイク』のオーケストラコンサート“FINAL FANTASY VII REMAKE Orchestra World Tour”が開催決定。6月のLA公演を皮切りに、2021年2月12日、13日に東京国際フォーラム・ホールAで日本公演が行われます。

　本コンサートでは、植松伸夫さん作曲による『FINAL FANTASY VII REMAKE』テーマソング『Hollow』を含む楽曲を、Distant Worldsでおなじみのアーニー・ロスさんによる指揮と壮大なオーケス
トラ、コーラスによる演奏はもちろん、巨大スクリーンでの映像とともに楽しめます。

　また、2020年初夏にはオリジナル・サウンドトラックも発売されます。

※日本公演の詳細情報はコンサート特設サイトで順次発表予定です。
※サウンドトラックの詳細情報は後日発表予定です。