【電撃PCエンジン mini】関係者の濃厚コメント満載の世界で唯一の関連書籍、予約締め切りまであと3日!

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 2020年3月19日リリース予定の『PCエンジン mini』に合わせて発売される、世界で唯一の関連書籍『電撃PCエンジン mini』。その全貌が、予約締め切り直前になって、ようやく見えてきたようだ。なお、この書籍は限定生産で、現在Amazon電撃屋にて予約受付中だ(価格は税込1,650円)。

  • ▲購入される方はおそらく30〜50代男性が多いと考え、表紙デザインは大人な感じに仕上げたという。「これまで公開していた表紙デザインとはガラリと変わっています。ご了承ください」(編集C談)

 「すみません、まだ作っている最中なので変更の可能性は大いにありますが……」と前置きしてから、PCエンジン miniのコントローラーを片手に、編集Cはこの書籍について語ってくれた。

この書籍は、関係者の"PCエンジン愛”がみっちり詰まった一冊になりそうです。 つい先日、やっと記事収録用のインタビュー取材をすべて終えましたが、ご協力いただいた皆さんから濃厚なコメントをたくさんいただきました。たとえば開発者座談会では「CD-ROMを読み込むシーク音は実機から録音した」なんて裏話もバッチリ聞けましたし。紙幅の関係でどこまで掲載できるかまだわかりませんが、できるだけ入れていく所存です。

  • ▲KONAMIさん、エムツーさん総勢5名による座談会が濃すぎて体力削られました(編集C談)。

 電撃PlayStationでコラムを寄稿している、プログラマー/ゲームデザイナーの岩崎啓眞さんが、なんと2つの企画に参加してくださったそうだ。

岩崎さんは当時『天外魔境II』のプログラマーでもあり、『電撃PCエンジン』スタッフでもありましたからね。お招きしないわけにはいかないです。午前中は『天外魔境』シリーズ座談会に参加してもらうため、午後は『電撃PCエンジン』座談会にと、弊社会議室にほぼ半日拘束して、洗いざらい語ってもらいましたよ。へっへ。

  • 「1973年に家族旅行でハワイに連れて行ってもらったんだけど、そこで『PONG』に出会ったんだよね。そこからボクのゲーム人生は始まったんだ」と、脱線話も面白い岩崎さん。ご実家、お金持ちなんですね。「といっても、そのときのハワイのことはまったく覚えていない。『PONG』と出会った衝撃は今でも覚えてるけどね」(岩崎さん)

 気になる付録のステッカーについてはどうなるのだろうか?

ただいま監修中なので、全公開はできませんが、こんな感じです。各ハードのロゴはもちろん、ちょうどPCエンジン miniと同じ縮尺のHuCARD型ステッカーもつける予定です。

  • ▲ちょうどいいサイズにカットしたプラ板にHuCARD型ステッカーを貼り付けて、PCエンジン miniにちょこんと乗せる……なんてオブジェとしての楽しみ方もご用意しています(編集C談)。

 「これから伝説の木の下で虹野さんと待ち合わせしているので、もういいすか?」と、一方的に会話を打ち切りそそくさとコントローラーを両手に構え、プレイを再開した編集C。誌面には直接関係はないが、『ときメモ』全員攻略を目指しているという。校了まであと数日しかないというのに……編集Cならではの、PCエンジンへの最大の愛情表現なのかもしれないが、いかがなものか。

 このような異常な行動を見せるのは、彼だけではないようだ。「『桃鉄』99年プレイしてからじゃないと記事書けない」なんてことを『源平討魔伝』をプレイしながらのたまうライターの姿も(※『桃鉄』クリエイター・桝田省治さんからのご指摘があり、100年→99年に記事を修正しました)

 そんな濃ゆい人間ばかりが集まり、『電撃PCエンジン mini』は製作されている。そんなんだから今なお手つかずの白いページが多いのでは?とツッコミたくもなるが、きっと彼らにしかできない充実した内容の一冊に仕上がるはずだと期待することにしよう。

 PCエンジン mini関係者の、そして当書籍編集者の"PCエンジン愛”がむせるほどにこもった一冊、ぜひ予約していただければ幸いだ。

●きっと出来上がるであろう誌面内容

■今だから明かせる!? 『天外魔境』シリーズ大放談
 『天外魔境』シリーズを手がけたゲームクリエイター4人が再び集結! きっかけから完成まで『天外魔境』を語り尽くしたら、あの頃のレッドカンパニーが垣間見えた。
・出演:あだちひろし氏、辻野寅次郎氏、桝田省治氏、岩崎啓眞氏

■“解析”して見えたPCエンジンの哲学
 PCエンジン miniを開発するにあたり、“ハード/ソフト両面からの解析”は不可欠だ。この過程において「PCエンジンは、どのような理念や理屈で作られたホビーマシンなのか」が浮き彫りになる──これまで明かされなかった、当時の開発者の“創意工夫”と“物づくりのエネルギー”に迫る。

■58全ソフトカタログ 移植担当コメンタリー付
 本機開発に携わった開発者による、移植にあたっての苦労話や裏技などの濃ゆい内容のコメンタリー付きソフトカタログ。もちろん、収録されている海外版タイトルもバッチリフォロー。

■電撃PCエンジン編集部 同窓会
 1996年まで刊行したPCエンジン専門誌"電撃PCエンジン"のスタッフによる、約24年ぶりの同窓会。当時プッシュしていたタイトルやヒットした特集、ボツになった企画など思い出に花を咲かせる座談会。

■付録: PCエンジンロゴステッカー
 『PCエンジン』 に関係する各種ロゴをステッカーに。パソコンや自転車、クルマなど愛用しているアイテムに貼れば、一目置かれること間違いなし(確信!)

※記事および付録の内容に関しては変更する場合があります。

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