俺は世界のあり方すら疑っていい(酒井戸)【アニメ『イド』名言集】

長雨
公開日時

 監督・あおきえい氏×脚本・舞城王太郎氏ほか豪華クリエイターが集結した、今冬注目オリジナルTVアニメ『ID:INVADED(イド:インヴェイデッド)』

 本作は殺意を感知するシステム“ミズハノメ”によって作られた犯罪者の深層心理“殺意の世界(井戸)”に潜入し、さまざまな事件を推理する名探偵・酒井戸(声優:津田健次郎)の活躍を描く本格SFミステリーです。

 名探偵&危険だけど魅力的な殺人犯など、個性的な登場人物たちの名言を紹介する連載企画がスタート!

 第1回は、本作における推理の本質に迫る主人公・酒井戸のセリフをお届けします。

しかし、名探偵の仕事はそこにこそある。俺は世界のあり方すら疑っていい(酒井戸)

●FILE:01“JIGSAWED~バラバラの世界”

 連続殺人犯“穴空き”の井戸に潜った酒井戸。そこはパズルのピースのように、すべてがバラバラになっている不思議な世界でした。

 そこで彼は、“カエルちゃん”という女の子の刺殺死体を発見します。


 その死の真相を調べるために酒井戸が家のなかを捜索すると、そこには複数の男女の姿が……。
 
 彼らは事件の被害者だったのですが、“穴空き”は深層心理で彼らを家族と認識して1つの家に住まわせていたのでした。

 住人たちは“カエルちゃん”のことを知りませんでしたが、その死体が不自然だと口々に語ります。

 それに対して酒井戸は「おかしなのはこの世界のほうかもしれない」と返しますが、住人たちはピンとこない様子。確かに自分の住む世界を疑う人なんて、そうそういないですよね。

 しかし酒井戸は、それこそが名探偵の仕事だと断言。「しかし、名探偵の仕事はそこにこそある。俺は世界のあり方すら疑っていい」という言葉通り“世界のあり方を疑った”彼は、バラバラだった世界をつなぎ合わせ始めて……。

 人や物だけでなく、世界さえも推理の材料にしてしまう発想の豊かさは、さすがは名探偵です。

 酒井戸がつなげた世界でどんな真実が待っているかは、ぜひアニメ本編で!!

(C)IDDU
(C)2019「イド:インヴェイデッド」製作委員会

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