【電撃PCエンジン mini】好評につき予約数よりちょっと増刷! 付録ステッカー公開! 驚愕の裏ワザ多数確認!

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 2020年3月19日リリース予定の『PCエンジン mini』に合わせて発売される、世界で唯一の関連書籍『電撃PCエンジン mini』。この書籍は限定生産で、2月6日で予約を締め切ったものの、予想以上に反響があったため、予約数よりちょっとだけ多めに製作するという。

 というわけで、現在もAmazon電撃屋にて購入可能となっている(価格は税込1,650円)。

  • ▲先日公開した記事で、表紙デザインの変化に困惑された方も多かったようです。申し訳ありません。こちらが本物のデザインとなります」(編集C談)

 当書籍の担当編集Cが、PCエンジン miniのコントローラーを片手に語り出した。相変わらずモニターには『ときメモ』が映っている。

  • ▲編集Cの机の上は散らかりすぎだ。

先日の記事公開後、おかげさまで予約数が増えまして。転売対策のためにも、「この書籍を購入したいと切実に願っている方の機会損失を防ぎたい」と思い、ほんの少しですが予約分より多めに印刷することにしました。これによって、我々のおちんぎんもちょっとは上がるかなとうっすら期待していましたが、そういうことはまったくなさそうです。

付録ステッカーデザイン、本邦初公開!

 前回の記事で公開した、付録の同縮尺HuCARD型ステッカーがゲームファンに好感触を得たようだが?

  • ▲これがステッカーの全貌だ! 制作にご協力いただいたメーカー各社さまに感謝!!

ちょうどいいサイズのプラ板に貼れば、オブジェとして楽しめる、というアイデアのものですね。KONAMIさんに提案した際、わりと好評でしたので、自信はちょっぴりありました。ゲームファンの皆さまからのウケも良かったので、調子に乗ってHuCARD型ステッカーの数を増やしてみました。へっへ。

  • ▲電撃PSの編集者“電撃の旅団の団長”ことゴーダ氏が、仕事の合間を縫って実際に作ってみた。「いい感じのサイズにカットしたプラ板に、付録のHuCARD型ステッカーを貼り付けて、PCエンジン miniにちょこんと乗せてみました。ぜひトライしてみてください。すっごいワクワクしますよ。機会があれば、ハウツーをWebで公開しますね!」(ゴーダ談)

 その一方で、セガの奥成さんから届いた業界応援メッセージが、編集Cの心をざわつかせているようだ。

 奥成さんといえば、PCエンジン miniに収録されているセガタイトルの監修を担当された、いわば同志。そんな彼からフレンドリーファイアともとれるリツイートがぶっ込まれるとは、まさに寝耳に水だった様子。そちらに関してはどのように応酬するのだろうか?(ちなみに堀井さんが脇に挟んでいるのは、PCエンジン miniのコントローラーの模様)

め、メガドラミニでタワーを作ってしまう豪気なセガさんから見れば、そう言われても致し方ありません。でもね、逆にね、そこは“DIYの楽しさ”を前面に押し出している、とご理解いただきたいワケでして。我々からしてみれば。えぇ、逆に。

 それって後付けですよね。

……もうこの話やめてもらっていいすか?

裏ワザ、ザクザク発見!

そんなことよりこれ見てくださいよ。ある操作をすると、CD-ROMのバージョン違いを知らせるエラー画面が表示されるんですよ。

  • ▲この『SNATCHER』のほかにも、スーパーCD-ROMだったゲームにはすべてエラー画面が仕込まれているようだ。この裏ワザの出し方は、もちろん誌面で紹介!

ここまで再現するってスゴくないですか? でもこれは氷山の一角。まだまだ裏ワザは存在します。発見するたびに、PCエンジン mini開発者たちの恐ろしいほどのこだわりぶりを目の当たりにし、我々ゲームファンは彼らに畏怖の念を抱くことでしょう。我々はもう、彼らの圧倒的な熱量にひれ伏すしかないのです。

  • ▲この書籍には、PCエンジン miniの開発者たちのインタビューも収録。ものすごいボリュームのテキストでお届けする予定だという。

 “エラー画面の表示”以外にも、PCエンジン miniならではの多くの裏ワザが存在するという。可能な限り紹介していくそうなので、ぜひとも誌面をチェックしていただきたい。

俺たちの戦い(入稿)は始まったばかりだ

 「そろそろ美樹原さんのアレが爆発しそうなので、デートに行っていいすか」と、一方的に会話を打ち切りコントローラーを構え、プレイを再開した編集C。誌面には直接関係はないのに、全員攻略3周目中だという。

 「オリジナルはADPCM音源でキャラがしゃべっていましたよね。つまりそのたびにいちいちCD-ROMを読み込んでいて、結果ゲームクリアまでかなり時間を要していたのですが、PCエンジン miniだとその読み込み時間がないからテンポがよくなっているのです。だから高校生活3年間を快適に過ごせるんですよスゴくないですか」と、早口で自信たっぷりにminiのメリットを披露する編集C。

 だからといって、それが記事の編集そっちのけにしてもいいという免罪符にはならないだろう。しかもプレイ時間短縮の話は、プログラマー・岩崎啓眞さんの受け売りなのはバレバレだ。

  • ▲この書籍製作のために、岩崎啓眞さんを半日拘束してイロイロ語ってもらった。こちらもハンパないボリュームのテキストになりそう。

 『電撃PCエンジン mini』の製作作業もそろそろ追い込みだが、担当編集者たちは黙々と実機を触っている。印刷所の爆弾マークが爆発するのも時間の問題だが、きっとそれからがずっと彼らのターン!となるようだ。

 期待しよう。PCエンジンに魅せられて集った彼らにしかできない、超充実した内容の一冊に仕上がることを。

 PCエンジン mini関係者の、そして当書籍編集者の"PCエンジン愛”がむせるほどにこもった一冊、ぜひぜひ購入していただけると幸いだ。

●黙々と作っている誌面内容

■4人のキーパーソンが語り明かす『天外魔境II』を作った男たち
 『天外魔境』シリーズを手がけたゲームクリエイター4人が再び集結! きっかけから完成まで『天外魔境』を語り尽くしたら、あの頃のレッドカンパニーが垣間見えた。
・出演:あだちひろし氏、辻野寅次郎氏、桝田省治氏、岩崎啓眞氏

■“解析”して見えたPCエンジンの哲学
 PCエンジン miniを開発するにあたり、“ハード/ソフト両面からの解析”は不可欠だ。この過程において「PCエンジンは、どのような理念や理屈で作られたホビーマシンなのか」が浮き彫りになる──これまで明かされなかった、当時の開発者の“創意工夫”と“物づくりのエネルギー”に迫る。

■開発者コメント付きで見る 収録タイトル58本オールカタログ
 本機開発に携わった開発者による、移植にあたっての苦労話や裏技などの濃ゆい内容のコメンタリー付きソフトカタログ。もちろん、収録されている海外版タイトルもバッチリフォロー。

■電撃PCエンジン編集部 同窓会
 1996年まで刊行したPCエンジン専門誌"電撃PCエンジン"のスタッフによる、約24年ぶりの同窓会。当時プッシュしていたタイトルやヒットした特集、ボツになった企画など思い出に花を咲かせる座談会。

■付録: PCエンジンロゴステッカー
 『PCエンジン』 に関係する各種ロゴをステッカーに。パソコンや自転車、クルマなど愛用しているアイテムに貼れば、一目置かれること間違いなし(確信!)

※記事および付録の内容に関しては変更する場合があります。

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