劇場版にゲームの新要素まで！ 重大発表目白押し『荒野のコトブキ飛行隊』ステージレポ

　2月1日に東京都立川のアリーナ立川立飛/ドーム立川立飛で開催された『荒野のコトブキ飛行隊』の大型イベント“立飛のコトブキ航空祭”。当日に行われたトークステージの模様を担当ライター・まさんがお届けします。

　このイベントはTVアニメ『荒野のコトブキ飛行隊』と、アプリゲーム『荒野のコトブキ飛行隊　大空のテイクオフガールズ！』の1周年を記念したファンのためのお祭りイベントです。当日は作品に出演した声優陣やアニメを制作したスタッフなどが登壇し、初出しとなる最新情報や作品の裏話などが語られ、1日中濃密に楽しめるステージが開かれていました。

第1部：コトブキ通信出張版 in 立飛のコトブキ航空祭

　第1部は、アニメでメインを張った“コトブキ飛行隊”のキャスト6名が揃うトークステージ！　公式Web番組『コトブキ通信』の出張版と題して、番組収録時の想い出が語られたり、事前に募集していた“スクショ大喜利”といった、コトブキ通信の人気コーナーを生で見られるステージとなっていました。

　さらに、2020年秋に公開予定の劇場版『荒野のコトブキ飛行隊 完全版』の特報も発表！　劇場版に対する期待や、ちょっとだけ見せてもらったという新作エピソードの設定画の話など、ファンが気になるここだけの裏話も飛び出しました。

第2部：祝・1周年！　船長たちへの大感謝祭 in 立飛のコトブキ航空祭

　アニメメインの第1部から、第2部はゲームアプリ配信1周年を記念したトークステージに移行。MCを務めた松本忍さん（アドルフォ山田役）、佐々木義人さん（ロドリゲス役）のもとに、各飛行隊の隊長たちが集結する豪華なステージとなっていました。

　このステージでは、コトブキのイベントでは初となるゲームオリジナル飛行隊の隊長が勢ぞろいし、アプリへの愛やゲームファンが気になる質問などに答えていました。とくに、ムラクモ空賊団が絡んだストーリーも実装予定という発表は、ゲームファンにとってうれしいサプライズ。

　その後は、ゲーム内の配布アイテムをかけたクイズ大会“アイテム争奪！　コトブキクイズ！”のコーナーや、第2回コトブキ塗装デザインコンテストの発表などが行われ、会場内の盛り上がりもピークに達していました。

　最後は、ゲームのプロデューサー伊藤翔平さんが登場。伊藤さんの最新情報によって、ゲーム内でフェルナンド内海やアドルフォ山田といった男性キャラクターの実装予定や、Bf109E（メッサーシュミット）、ヘルキャットといった海外の戦闘機が登場することも明らかに！ 普通のアニメイベントとは大きく違うのが、やはりココ。会場内で発表された瞬間に客席が大きく反応し、飛行機好きが集まるコトブキらしい盛り上がりを見せました。

　ほかにも、好きな飛行機を6機並べて自由に鑑賞できる“飛行場”の追加や、『エースコンバット』シリーズとの連動企画として歴代の格納庫BGMが実装されるコラボの情報。3つの同盟が陣地を奪い合う新コンテンツ“大争奪戦”。ゲーム公式LINEスタンプの近日発売予定なども判明。さらに、2月13日の1周年記念日に出るプロデューサーレターに注目して欲しいという気になる発言も……！

第4部：エースコンバット7×荒野のコトブキ飛行隊スペシャルトークショー！

アニメスタッフによる貴重なミリタリー解説の第3部を経て、トークステージの第4部は『ACE COMBAT 7』×『荒野のコトブキ飛行隊』制作陣による夢の対談が実現！　アニメプロデューサー有澤亮哉さんとアプリのプロデューサー伊藤翔平さんがMCを担当し、おじさんしか出てこない濃いガチトークが繰り広げられました。

　トークテーマは、まず“荒野のコトブキ飛行隊からみるエースコンバット”からスタート。シリーズでも有名な『エースコンバット2』のCMに出てくるプラモデルを二宮さんが作成していたことが語られるなど、『荒野のコトブキ飛行隊』が始まる前からお互いに関係が深い部分があったことが明らかとなりました。

　さらに“エースコンバットチームからみる荒野のコトブキ飛行隊”のテーマでは『荒野のコトブキ飛行隊』の空に穴が開いている設定をうらやましいと『エースコンバット』側が言う一幕も。3つ目の“2019年は空戦イヤーだったのではないか？”というテーマでは、アプリで流れるエンジン音などの開発に『エースコンバット』のサウンドチームが関わっていることや、音へのこだわりが語られました。

　その後は、内海特殊飛行アドバイザーによる『エースコンバット7』VRモードの実機プレイに。『エースコンバット』シリーズは好きだけどゲームプレイは上手ではないという内海さんでしたが、実際の飛行機を操縦している感覚に近いVRモードでは、的確に相手を撃墜。

　プロのパイロットは本物を経験していることもあり、VRモードで遊んだほうが違和感がなく、実際の飛行機に近いリアルな感覚で上手にプレイできることが証明された実機プレイとなっていました。

　最後は、第4部で初出となるコラボが発表。『エースコンバット7』に『荒野のコトブキ飛行隊』のエンブレムが登場することが判明し、会場内が大いに盛り上がったままトークステージが終了しました。

　朝10時からライブステージを含めて20時までという、ほぼ丸1日コトブキだらけのイベントでしたが、会場内に来ていた人はみな笑顔でファンが満足できるステージやライブになっていた立飛のコトブキ航空祭。今年行けなかった人も、次の機会が訪れるようにアプリや劇場版を引き続き応援していきましょう！