『FFVII』の興奮がジャズアレンジで再び! “Billboard Live presents SQUARE ENIX JAZZ -FFVII-”レポート

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 『ファイナルファンタジーVII(以下、FFVII)』のサウンドが、ジャズサウンドに生まれ変わって生演奏される“Billboard Live presents SQUARE ENIX JAZZ -FINAL FANTASY VII-”。こちらの公演が、先日2月8日(土)、9日(日)の2日間、東京・六本木“Billboard Live TOKYO”にて、1日2公演のスケジュールで開催された。ここでは東京公演初日のライブ会場の様子をレポートしていきます。

※ライブのネタバレを含みますので、大阪公演を楽しみにしている方は、公演後にお読みいただければと思います。

 会場は、東京ミッドタウン ガーデンテラス4Fの“Billboard Live TOKYO”。入口から特別感のある会場に、いやがおうにも気分は高まります。こんな場所でジャズの生演奏が聴けるなんて、『FFVII』のファンはもちろん、音楽好きならテンションが上がること間違いないでしょう。

  • ▲会場入口の雰囲気からして、圧倒的な特別感を感じます。
  • ▲会場に入るとすぐに、“セフィロスになりきれるパネル”が設置。パッと見、よくわからないかもしれませんが、中央には漆黒の片翼が……。このパネルをバックに記念写真を撮れば、あのセフィロスになれるというわけです。

 普通のライブ会場とはちょっと違って、ドリンクやフードを食べながら演奏を聞くことができる“Billboard Live TOKYO”。しかもステージから客席までの距離も近く、ライブ感は圧倒的! ジャズ好きや、こういった場に慣れている人には普通なのかもしれませんが、おそらく初めてジャズライブに来た人なら、この臨場感に動揺が隠せないことでしょう……。

  • ▲演奏前のステージの様子。雰囲気のあるブルーライトが、大人な場を演出しています。

 1F席、2F席もしっかりと埋められたなか、開演の時間に! 6人のメンバーがステージに上がると、さっそく演奏がスタート。まずは“オープニング~爆破ミッション”。1曲目から激しめの演奏に。『FFVII』といえば思い出される1曲ですね。2曲目は“神羅カンパニー”。“爆破ミッション”とはまた違い、落ち着いた雰囲気をかもし出す1曲。たしかに、この会場は神羅らしさがあります。

  • ▲トロンボーン:中川英二郎氏。
  • ▲ベース:川村竜氏。

 今回のジャズライブに先駆けて、アルバム“SQUARE ENIX JAZZ -FINAL FANTASY VII-”が発売中! スクウェア・エニックスのジャズアルバムとしては第3弾となる、本アルバムは、今回のライブ演奏でもトロンボーンを吹く中川英二郎氏と、ベーシストの川村竜氏がアレンジを担当。「『ファイナルファンタジーVII リメイク』が発売する記念すべき年に、こうして『FFVII』のジャズライブができて光栄。ジャズは自由に聞いてもらってかまわない。ぜひ楽しんで聞いてもらいたい」と、MCで語った中川氏と川村氏。こうしたトークをはさみつつ、次の演奏へと続きます。

 ジャズライブらしさを堪能できた“F.F.VIIメインテーマ”。中川氏のトロンボーンが印象的な“旅の途中で”。紅一点、ピアノを担当する宮本貴奈氏の弾き語りが、会場のボルテージを引き上げる“更に闘う者達”。3曲続いての演奏で、会場の空気はしだいに熱を帯びてきます。

  • ▲ピアノ:宮本貴奈氏。

 ティファ派なのかエアリス派なのか……そんなディスカッション・トークをはさみながら、それぞれのテーマの演奏に! 静かなたたずまいの“ティファのテーマ”、サックスが先導する“エアリスのテーマ”と、ジャズアレンジされつつも、耳なじみのある曲の演奏に、来場者のなかには首を振ってリズムをとる人たちも。

 そしてジャズライブのしめくくりは、『FFVII』を代表する楽曲の“片翼の天使”。そして『FF』シリーズといえばの“メインテーマ(FINAL FANTASY SERIES)”の2曲。ゲームやオーケストラ演奏などとはまた違った音色を奏でる“片翼の天使”と、軽快なテンポで最後を彩る“メインテーマ(FINAL FANTASY SERIES)”は、来場者たちも納得のフィナーレ演奏に! ステージと客席が近いジャズライブだからこその、会場の一体感を感じさせる盛り上がりを見せてくれました。

  • ▲サックス・フルート:庵原良司氏。
  • ▲ギター:鈴木直人氏。

 もちろん演奏を終えたメンバーたちへの拍手は鳴りやまず、アンコールへ! 最後の最後となる演奏は、シリーズおなじみの“ファンファーレ”。“ファンファーレ”は出だしこそ作品共通のフレーズですが、そのあとの曲の展開は作品ごとに違ってきます。『FFVII』ならではのバトルの余韻を感じさせるジャズアレンジは、まさに最後を飾るにふさわしい盛り上がりに!

  • ▲ドラム:髭白健氏。

 飽きさせることのない、楽しい時間を共有できた“Billboard Live presents SQUARE ENIX JAZZ -FINAL FANTASY VII-”。『FFVII』ならではの楽曲でありながらも、ジャズアレンジにより、これまでにはない『FFVII』の世界を味わうことができた約1時間半となった。

 2月15日(土)には、大阪での2公演を予定しているので、予定の空いている方は、ぜひジャズライブならではの興奮を味わってみてほしい。

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photo:MASANORI FUJIKAWA