シェイクスピアが認めたオスカー・ワイルド【グリムノーツ最終考察#6_2】

そみん
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 スクウェア・エニックスのiOS/Android用アプリ『グリムノーツ Repage(リ・ページ)』の物語がいよいよ完結します。

 その物語をより楽しめるよう、ストーリーの流れをまとめつつ、物語の背景を読み解く考察記事をお届けします。

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

シェイクスピアが認めたオスカー・ワイルド(声優:小西克幸)

●プロフィール

 創造主シェイクスピアから「自分に匹敵する才能の持ち主」とまで称された、本物の天才。彼の至上の課題は「美」の追求。何のためになどと無粋なことは言わず、生の中にある根源的な「美」を追い求める。それが彼の哲学。孤高の賢人は、今日も塔の中で思索にふける。

●プロフィール(オリジン)

 フォルテム学院、学院長代理を務める、変わり者の創造主。モットーは「有言実行」であり、一度自分が口にした約定は、いかなる理由があっても違えない。たとえそれが自らを不利にするものであったとしても。「美しさ」をなによりも尊ぶその姿勢こそ、彼の力の源泉である。

 フォルテム学院の学院長代理を務めるヨハネこと、創造主のオスカー・ワイルド。

 彼はフォルテムの設立者であるシェイクスピアが自らスカウトしてきた人物で、傲岸不遜で知られるシェイクスピアが、手紙に“私に勝るとも劣らぬ才の持ち主”と残したほどの傑物だった。

 ちなみにその際、ティムたちからシェイクスピアについて聞かれたシェインは、「陰謀と謀略と暗躍と諜報を得意とする、声が超シブい、性格と口が悪い美中年です」と答えていた。

 なお、シェイクスピアはオスカー・ワイルドを信頼し、“導きの栞”のオリジナルである“万象の栞”を託した。


 オスカー・ワイルドは“万象の栞”を守るためにモリガンと“不戦の約定”を交わしたため、シェイクスピアとモリガンの最終決戦には参加しなかったのである。







 のちにカーリーがフォルテム学院長になった際、オスカー・ワイルドは「私にはふさわしくない…あれは、未来ある者が持つべき宝だ」と“万象の栞”を託した。

 やがてカーリーが年老いて亡くなった際、カーリーはオスカー・ワイルドに学院長と“万象の栞”を継いでほしいとお願いするが、オスカー・ワイルドは「それはできない。私は卑怯者の…卑劣漢だ…ミスターウィリアムや、他の創造主を見捨て、一人生き残った」と固辞。パーンに学院長を継がせようとしたが、それは逆にカーリーが他のことをお願いしているからと断った。




 その結果、オスカー・ワイルドは「学院長にはならん。だが…“代理”くらいなら…なってやる…」と、学院長代理になることは承諾。


 そして、「あと『万象の栞』は、君が墓まで持っていけ。そして、その墓の管理は私がしよう」「君の意志を受け継ぐにたる者が現れるまで、私の誇りに誓って守ろう…」と、“万象の栞”は“カーリーの遺産”として、オスカー・ワイルドが守ることになったのだった。

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グリムノーツ Repage

  • メーカー: スクウェア・エニックス
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2016年1月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

グリムノーツ Repage

  • メーカー: スクウェア・エニックス
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2016年1月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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