ドロテア・フィーマンの本当の消滅とヴィルヘルムとの関係【グリムノーツ最終考察#9_3】

そみん
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 スクウェア・エニックスのiOS/Android用アプリ『グリムノーツ Repage(リ・ページ)』の物語がいよいよ完結します。

 その物語をより楽しめるよう、ストーリーの流れをまとめつつ、物語の背景を読み解く考察記事をお届けします。

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

ドロテア・フィーマンの本当の消滅とヴィルヘルムとの関係

 『リ・ページ』の15想区(グリムノーツの想区)でのデウス・プロメテウスとの最終決戦の際には、ドロテア・フィーマン、レオナルド・ダ・ヴィンチもイソップのもとに集結。

 単身でデウス・プロメテウスの足止めをはかるシャルル・ペローを見守っていた。


  • ▲シャルル・ペローを助けに行きたい創造主たちだったが、すでにシャルル・ペローの計画は始まってしまっており、うかつに創造主級の力を持つ者が介入すると、デウス・プロメテウスの封印が解けてしまう危険性があった。

 イソップの“女神パワー”で空中に映し出された“グリムノーツの想区”の風景。

 そこでデウス・プロメテウスを見ていたドロテア・フィーマンは「あの男を見ていると…いえ…そのやり方を見ていると、思い出すの…昔、ずっと昔いた、ある人物を…」「策略家…というのとは違う。でも、人の心の、わずかな隙間に入り込み、心を揺さぶることに長けていた…」「まるで彼のよう…いいえ…そうね…まるで、彼の紡いだ物語を読んでいるような、そんな不気味な気持ちになる」と不安を覚える。



 そして、イソップに自分たちを“グリムノーツの想区”に飛ばしてほしいとお願いするが、なぜかイソップの力で干渉できなくなっていた。



  • ▲まるで何かかが覆っているかのように、“グリムノーツの想区”への干渉は防がれていた。そのことに、ドロテア・フィーマンは暗い不安を感じる……。

 ドロテア・フィーマンの不安を的中し、正体を現したデウス・アンデルセンは、倒された6人の自分の分身をヒーローとして召喚し、アルケテラーへと続く扉を顕現させてしまう。



 アンデルセンの“影法師”の協力で、アンデルセンの力を持つ“みにくいアヒルの子”らによって“グリムノーツの想区”に入り込んだドロテア・フィーマン。



 彼女は自分の中に残る“万象大全の灰”の力を使い切り、“グリムノーツ”の物語を語ることで、グリム兄弟らを蘇らせた。






  • ▲“グリムノーツ”を蘇らせる際のBGMはヴォーカル付きの『忘れじの言の葉』。4年間遊び続けてきたプレイヤーの身としては、とても胸に染みる演出だった(イヤホンをつけて遊んでいてよかった……)。



 その後、ドロテア・フィーマンは、レヴォルたちがデウス・プロメテウスを追いかけられるよう、残されたすべての力を使って“アルケテラーへの扉”を開き、仮初めの命を失って完全に消滅してしまった。














 その最後はヴィルヘルム・グリムの胸の中で。

 「最後が…あなたの腕の中だなんて…これが私の…結末…ふふふ…最高だわ…」「みんな…どうか…」と言い残して。


 グリム兄弟に物語を語った存在であるドロテア・フィーマン。彼女とヴィルヘルムの間にあったのは恋愛感情よりも、姉弟のような家族の親愛感情のように感じられるが、深い絆があったのは間違いないだろう。




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グリムノーツ Repage

  • メーカー: スクウェア・エニックス
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2016年1月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

グリムノーツ Repage

  • メーカー: スクウェア・エニックス
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2016年1月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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