アンデルセンの娘・アヌンチャタ【グリムノーツ最終考察13_3】
- 文
- そみん
- 公開日時
スクウェア・エニックスのiOS/Android用アプリ『グリムノーツ Repage(リ・ページ)』の物語がいよいよ完結します。
その物語をより楽しめるよう、ストーリーの流れをまとめつつ、物語の背景を読み解く考察記事をお届けします。
※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。
アンデルセンの娘・アヌンチャタ
デウス・アンデルセンが複製した“魔法の鏡”に人格を与えて作り上げた“鏡の巫女”。デウス・アンデルセンは、彼女にアヌンチャタという名前を与えた。
アヌンチャタは、アンデルセンの処女作『即興詩人』の登場人物で、その主人公は自分自身(アンデルセン)。そして、ヒロインであるアヌンチャタは病に冒され、若くして死ぬことになり、主人公と結ばれることはなかった。
シェイクスピアいわく、「ハンスは生涯、恋人と結ばれることはなかった。その悲恋を反映させたのだろう」とのことだが、作中にはもう1人のアヌンチャタが存在する。
それは、悲恋の果て、旅の中で主人公が出会った別の女性との間に生まれた子供の名前。つまり、デウス・アンデルセンにとって“鏡の巫女”は自分の娘であるにもかかわらず、彼女を身代わりにしたのだった。
アヌンチャタは、「わたしが誰の娘だとか…あの人が、誰の父親だとか、そんなことわからない」「ただ、あの人は喜んでくれた。ありがとうと言ってくれた…それで十分」と身体が壊れるまで戦う意思を見せるが、壊れた身体から現れたのは鏡面魔人だった。
アヌンチャタはデウス・アンデルセンのために時間を稼ぐことに成功したが、消滅の直前には、自分が置いて行かれてしまったことに恐怖を感じる。
ドロテア・フィーマンはそんなアヌンチャタを抱きしめ、消滅する瞬間まで慰めるのだった。
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グリムノーツ Repage
- メーカー: スクウェア・エニックス
- 対応端末: iOS
- ジャンル: RPG
- 配信日: 2016年1月21日
- 価格: 基本無料/アイテム課金
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