『ブループロトコル』改善点まとめ。ユーザーの意見・要望はどうフィードバックされる?
- 文
- イナヤ マギ
- 公開日時
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バンダイナムコオンラインとバンダイナムコスタジオによる共同プロジェクトチーム“PROJECT SKY BLUE”がおくる、PC向け新作オンラインアクションRPG『BLUE PROTOCOL(ブループロトコル)』の公式サイトにて、クローズドαテスト(以下CAT)での意見・要望への対応について発表されました。
クローズドβテスト(以下CBT)では、CATにてテスターから出た意見・要望の内容の一部が反映されており、実際にプレイすることが可能とのことです。
また、CAT後に公開したフィードバック内容の各項目については、現在の開発状況や実装予定などが記載されていましたので、ここで簡単にまとめて紹介します。
詳しい内容は、公式サイトの“クローズドαテストで頂戴したご意見・ご要望への対応について”でご確認ください。
ちなみに、本作の基本バトルコンセプトである、エネミーのパーティとプレイヤーのパーティが戦う“パーティVSパーティ”に関しては、CBTでは一部ダンジョンの特定エリア、一部のイベントバトルでのみ実装しているとのことです。
また、“パーティVSパーティ”は基本バトルコンセプトではあるものの、進行難易度の上昇や、過度にエネミーが連携する事での煩わしさを感じやすくなるシステムのため、全てのバトルで導入するわけではないとのことです。
意見・要望への対応
キャラクターメイキング関連
・選択できる髪型、傷・ほくろ、リップやメイクを追加
・一部の髪型に揺れを追加
・低い身長設定を可能とし、体型を追加
・今後は体型の選択幅を広げる予定
・その他パーツ、調整可能個所、ボイス等も増加予定
【ライターの感想】
CBTでは、キャラクターメイキングがより細かくできるようです。特に身長の低いキャラを作りたかった方には嬉しいですね!
戦闘・アクション関連
・属性やバースト(協力・累積し溜め→開放でのダメージ)の概念を実装し、属性を重ねる戦略性や連携要素を入れ、派手に爆発したり吹っ飛ぶような調整を実施
・クラスの役割をCATより強めにし、各クラスが持つ役割やアイテムを含めた回復行動を調整
・部位ダメージ概念をもう少し細かくもたせるよう変更
・エネミーの挙動をしっかり見て回避やスキルで隙を作り、攻撃を差し込む感覚を強化
・ヒットリアクション追加や、カメラ動作・モーション等を調整
・アクションをより快適に行えるようキャンセルフレームを調整
・役割(ロール)をより強調できるよう、スキル内容の変更
・マウスの押しっぱなしでも通常攻撃が可能なように変更。オプションでON/OFFが可能
・オプションでエフェクトの表示対象を選択できるように変更
・ダッシュ時に自動的に納刀するように変更されます。
・CAT時よりも回避の無敵時間を延長。
・キャラクターの成長要素として、回避距離を延長するアビリティを実装。
・クラスごとに抜刀時の照準位置を調整
・納刀時には照準を表示しないように変更
・エネミーが今誰を狙っているかをより分かりやすくなるよう変更予定
【ライターの感想】
戦闘の大きな変更ポイントは、属性が実装されたということ。エネミーの属性相性に合わせて武器を変更するなんてことも出てくるようです。
クラスによる役割の強調もオンラインゲームでは大事なポイントなので、どういう風に変わったのか気になりますね。
エネミー関連
・戦闘が単調にならないように、一部エネミーに役割(ロール)を追加。
・攻撃の予備動作が分かりやすくなりよう、エネミーのモーションの一部を調整
・エネミーからイマジンクラフトのキー素材である“イデア”や、武器・イマジンの強化(精練)に使用できる“星練結晶”などのレアアイテムを落とす事があるよう変更
【ライターの感想】
CATでは、エネミーはまっすぐ攻撃してきたというイメージでしたが、CBTからロールが追加されるということで、どんな風に連携をとってくるか楽しみです。
連携をとることになれば、戦闘の戦略性が高くなり、より高難度のバトルが楽しめるようになるのではないでしょうか。
クラス・スキル関連
・クラスの役割の調整
・スキルの調整と新規スキルが追加
・スキルボードによるスキルビルドの実装
・スキルボードの実装に伴い、スキルポイントを使用して自身でスキルを習得する形へ変更。スキルポイントはレベルアップで獲得できる。獲得時のクラスでのみ使用できるスキルポイントと、全てのクラスで使用できるボーナススキルポイントの2種類が存在
・ダウン状態やネガティブな状態異常などのシチュエーションでダメージ量が変化するアビリティが実装
・非戦闘状態でのHP自動回復を廃止
・ダンジョン入場時に回復薬などの消費アイテムを自動支給されるよう変更。支給アイテムは入場したダンジョン内のみで使用可能で、ダンジョンクリアやリタイア時に自動的に回収される。支給アイテムはデフォルトキー配置ではF1~F4のショートカットパレットに登録される。
・フィールドでの回復薬のドロップ量を増加。
・今後スキルビルドの切り替えが実装予定
【ライターの感想】
スキルボードによるスキルビルドが実装されるため、同じクラスでも違ったタイプに育成できるようになるのが楽しみ!
スキルビルドの切り替えも可能になるとのことで、エネミーの種類によって変更できるようになるのもいいですね。
フィールド関連
・CBTよりフィールドへ探索・踏破要素を実装。これに伴い、フィールドエネミーの索敵・探知範囲や分布を変更
・フィールドとダンジョンでは一定以上の高さから落下すると、落下ダメージを受けるように変更
・アクティブエネミーとのレベル差が大きくなるにつれ、探知されにくくなる仕様を実装。レベル差によりエネミーから探知される距離が変化する。
・アステルリーズの空間転送ポータルの長距離短距離の区分をなくし、ダンジョン内などの特別なエリアを除き、どこからでもポータルへ空間転送をできるように変更
・フィールドの特定エリアに空間転送ポータルを設置
・マウントイマジンを実装。CBTではゲームを進行していくと獲得可能となります。マウントイマジンは特定エリアでのみ使用可能。
・採集モーションで、Fキーの長押しが不要
・採取時間短縮などが行える“リキッドメモリ”が追加
・フィールドの非戦闘状態にHUDを常時表示可能にするオプションを追加
【ライターの感想】
CATでは、エネミーの探知能力が高すぎて、ずっと追われ続けるということが度々あったのですが、それが解消されているようです。
一定の高さから落下するとダメージがあるようになるので、探索では注意したいです。
SE・BGM関連
・BGMやSEの音量を調整
・攻撃やクエスト攻略時のSEの一部を変更。今後も改善・調整予定。
ダンジョン・マッチング・パーティ関連
・目的に合った様々な条件を指定してパーティメンバーを募集したり、募集リストから好みのパーティを選択し、パーティに加入する事ができる機能を実装
・適正レベルが設定されているコンテンツにて、入場者のステータスを調整する機能を実装。適正レベルを上回っているプレイヤーは、コンテンツ開始時に自動的にクラスレベルや着用している装備のアイテムレベルが適正レベルに調整される。
・定型文を素早く、気軽に発言する事ができるショートカットリング機能を実装
・マッチング中やマッチング成立後から突入までの間にメンバーが抜けた際、再度マッチング申請を行わずともマッチングが進行するように変更
・マッチング成立後の気づきやすさについては、引き続き調整予定。
・ダンジョン入場後の帰還ポイントを、ダンジョンの攻略・リタイアに関わらず、全て最後にいた街(CBTではアステルリーズ)に変更。シナリオダンジョンのみ、入場した場所に帰還する。
・フィールドや街でログアウト・キャラクター選択画面に戻った後には、最寄りの出現ポイントから出現するように変更
【ライターの感想】
本作では、1回のダンジョンの攻略時間が10~15分にしたいとのこと。前回はかなり早かったり、逆に全然倒せずに長期戦になったりしていたので、その辺がうまくバランスがとれているといいですね。
街関連
・アステルリーズなどの街ではHPバーは非表示に変更。今後、武器表示もオプションでの表示切り替えが可能なようにする予定。
・ショップにて、数量選択(スライダー)での売却ができるよう変更
・一部NPCキャラクターに表情が追加
クエスト・MAP関連
・イマジンはイマジン研究所にてクラフトする形に変更
・チャレンジクエスト発生時、同一ゾーン内であればミニマップに表示されるように変更
・転送ポータル利用時の待機時間が10秒から5秒に短縮
・CBTでは美しいデモシーンで描かれるストーリーの一部がプレイ可能
【ライターの感想】
イマジンは、CATではエネミーからのドロップでほとんど手に入りませんでした。クラフトできる形に変更とのことで、もう少し入手しやすくなっていることを期待!
転移ポータルも待機時間が掛かるため、あまり使わなかったですが、今回は使いやすそうですね。
チャンネル・ゾーン関連
・パーティメンバーが優先的に同じチャンネルに移動するよう変更。ただし、チャンネル内の人数変化や移動時のタイミングによって、パーティメンバーが別のチャンネルに移動する状態が発生する可能性があるので、その場合はパーティの集合機能を活用しよう。
・チャンネル内の人数変更やゾーンのシームレスの要望があったが、CATで確認したサーバー負荷検証の結果、この仕様が適切であると判断したので、このままで開発を進めていく予定。ただし、今後開発を進めるコンテンツによりエリアやゾーン毎に人数等の変更をおこなう場合がある。
・チャンネルの任意移動は不可
・ゾーン表示の仕方や表示タイミングなど、表示方法については検討中
衣装関連
・キャラクターの外見を変える衣装には、ステータス上昇等の効果は設定しない
・CBTではアクセサリを一部追加しました。今後、様々な部位に着用できるアクセサリを増やしていく予定
・アンダーウェアは、CBTでは未実装。今後新たにアンダーウェア着用枠を実装するなどの対応を継続して行っていく予定
・試着機能もCBTでは未実装。引き続き対応予定。
UI関連
・CBTでは各種機能追加・調整にあわせ配置調整等を実施
・オプションの項目名称を変更。オプション>HUD>ベースプレート表示でON・OFFが可能。
チャット・スタンプ・エモート
・トークログの常時表示時間を長めに変更する等、複数の調整を実施
・定型文を素早く、気軽に発言する事ができるショートカットリング機能を実装。CBTではショートカットリングに登録されている内容の編集は行えないが、今後スタンプやジェスチャーを含めた定型文の選択の幅が広がるようにする予定
・特定のゾーン(ダンジョン(自由探索を除く)/レイドバトル/闘技場など)では、自由入力によるトークを行えないように変更。自由入力が制限されるゾーンでもショートカットリングでの発言は可能。今後、ショートカットリング機能の拡充をおこなう事で、様々な状況に対応した発言ができるようにしていく予定
・スタンプはトークログ上では縮小した形で表示するよう変更。トークログ上のスタンプにマウスオンすると拡大表示される
・連続したトーク・スタンプの発信を行うと、一定時間トーク・スタンプの発信が制限されるシステムを追加
【ライターの感想】
CATは、時間も限られていたこともあり、あまりコミュニケーションなどが取れなかったですが、今回はコミュニケーションツールが増えるようなので、プレイヤー同士の交流が増えるかもしれませんね。
アイテム・クラフト関連
・バッグ内ではアイテム種に依らず、1つずつバッグに入るように変更
・消費&素材系アイテムのバッグと、装備&衣装はそれぞれ別のバッグに入るように変更
・素材アイテムは鑑定・未鑑定状態が追加
・街に戻るとバッグ内の未鑑定素材アイテムは鑑定され、自動的に倉庫に移動するように変更
・素材アイテムは、倉庫に入った状態で各種クラフト等が可能
・倉庫ではソートや数量選択(スライダー)での売却が可能
・NPC商店から購入したアイテムやクラフトの結果物はバッグの中に入るように変更
・回復薬の使用にインターバルを追加
・クラフト時に特定能力が高くなる、付与されるなどのランダム要素が一部実装
・CBTでも転球練成儀(クラフトマシン)にてクラフト素材を確認する仕様に変更はなし。利便性が高くなるように引き続き検討予定
【ライターの感想】
クラフトが転球練成儀からしか素材確認できる仕様が変わらないのは、少し残念。設置場所も結構辺鄙なところにあったので、CBTでは行きやすくなっているといいなと思います。
カメラ関連
・CBTではCAT時と同様に、ロックオンをする事で画面上部にHPバーが表示され、ターゲットしたエネミーのHPを確認する事が可能。エネミーに近い状態でHP等が見えづらい状態については、ロックオンをせずとも見やすくなるよう引き続き検討予定
・CBTよりスクリーンショット撮影機能を追加。Insertキーでスクリーンショットを撮影できる。CBTではキーコンフィグの対象外だが、今後変更可能とする予定
操作性
・オートラン時の視点変更機能を追加。通常のオートランはカメラの向きに対して走り続け、カメラを動かすことで方向転換する。オートラン中にShiftキーを押している間は、キャラクターの前面に対して走り続け、カメラを自由に動かせるオートランとなる。
・選択しやすくなるよう、トークモード中のマウスカーソルで他のプレイヤーやNPCの選択を行えるようにしました。
ゲームパッド関連
・操作方法や十字キーでのカーソル移動などを追加し、調整を実施。ゲームパッドでの操作性につきましては引き続き調整検討を行う予定。
その他
・CBTにおけるチュートリアル、ヘルプを追加
・低画質プリセットを追加
・他の画質プリセットにおける推奨動作環境を変更。画質プリセットは低画質・中画質・高画質・最高画質の4種類と、項目ごとに詳細設定が可能なカスタム設定から選択可能。
・メモリが3GB以下のグラフィックカードを使用している場合、ゲームタイトル画面のオプション設定からビデオメモリ節約モードを選択する事ができるように変更
・4K解像度などの高解像度対応は、現在は未定。対応開発リソースと需要バランスを見つつ、必要な段階で実施検討を行えればと検討中。
CBT参加者募集中
現在、2020年3月下旬以降に実施を予定しているクローズドβテストの参加者を募集中です。
詳しくは公式サイトにてご確認下さい。
©BANDAI NAMCO Online Inc. ©BANDAI NAMCO Studios Inc.
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