【週間ソフト販売ランキング TOP50】『初音ミク Project DIVA MEGA39’s』が5.5万本（2月10日～16日）

　2020年2月10日週のソフト販売ランキング（集計期間：2月10日～16日　※推定販売本数は、すべてダウンロード版を含まない）は、Nintendo Switch用ソフト『初音ミク Project DIVA MEGA39’s』が1位を獲得した。

※KADOKAWA調べ

週間ソフト販売ランキング TOP50（集計期間：2月10日～16日）

※カラーが付いているものは、今週の新作タイトル。
※本データに関するお問い合わせはKADOKAWA キッズメディア事業推進室まで。

　今週のランキングは、バーチャルシンガー“初音ミク”のリズムアクションゲーム最新作となるNintendo Switch用ソフト『初音ミク Project DIVA MEGA39’s』がトップに立った。

　“SEGA feat. HATSUNE MIKU Project”の10周年記念作にして、“Project DIVA”シリーズ初のNintendo Switch用タイトルとなる本作の限定版を含んだ販売実績は推定5.5万本（店頭消化率85％前後）。

　2017年に発売されたPS4用ソフト『初音ミク Project DIVA Future Tone DX』の初週実績3.5万本（累計6.3万本）を上回ると同時に、店頭消化率も85％前後に達するなど非常に好調なスタートを切った。

　この他新作では、人気格闘ゲーム『ストリートファイターV チャンピオン エディション』（PS4/0.7万本）やホラーサスペンスの続編『Death end re；Quest2』（PS4/0.6万本）が10位と11位にランクインしてきた。上位には引き続きNintendo Switchの定番タイトルが顔を並べた。

ハード別　ソフト販売本数（集計期間：2月10日～16日）

※ETCのデータには、PS3/Wii U/Xbox Oneが含まれています。

週間ハード販売数（集計期間：2月10日～16日）

※ニンテンドー3DSのデータには、2DSも含まれています。
※ETCのデータには、PS3/Wii U/Xbox Oneが含まれています。

　2020年がスタートして約1カ月半。年明け後の市場を見て気になるのはPS4の低迷だ。2020年に入ってからの販売実績（集計期間：2019年12月30日～2月16日）を見ると、ハードが2018年同期比64.4％減の10.7万台、ソフトが同53.8％減の98.6万本と、両市場とも半数以下に落ち込む厳しい状況が続いている。

　この要因は有力タイトル不足、これに尽きるだろう。同期間のPS4市場を振り返ると、2018年は『モンスターハンターワールド』（初週133万本/累計201万本）、2019年は『キングダム ハーツIII』（初週55万本/累計78万本）と、年明け後に市場を大きく牽引するキラータイトルが発売され市場が一気に盛り上がった。

　しかし、2019年は現時点で『龍が如く7 光と闇の行方』の23.6万本が最高で、以下2位『ドラゴンボールZ KAKAROT』（14.9万本）、3位『グランブルーファンタジー ヴァーサス』（9.7万本）、4位『三國志14』（3.3万本）、5位『十三機兵防衛圏』（2.2万本）と続いているが、4位以下は5万本にも達していない状況だ。

　来週20日には注目作の1つ『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ』が発売される。本作の発売によってPS4市場が大きく盛り上がることに期待したい。