【BitSummit】『FGO』だけじゃない。ディライトワークスが語る『タイニーメタル』最新情報と新たな活動

電撃PlayStation
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 2019年6月1日、2日と京都市勧業館“みやこめっせ”で開催されていた“BitSummit 7 Spirits”。その会場の2日目のステージにて行われた“The DWI and its big plans!”のレポートをお届けします。

 本ステージは『タイニーメタル 虚構の帝国』のプロデューサー兼ディレクターを務めるAREA35の由良浩明氏と、ディライトワークスの猿渡晴義氏が登壇。

 2019年春に発売を予定しているNintendo Switch用タイトル『タイニーメタル 虚構の帝国』の最新情報や、DELiGHTWORKS INDIES(ディライトワークスインディーズ。以下DWI)のインディーデベロッパーに対する姿勢が語られました。

  • ▲AREA35の由良浩明氏(写真左)とディライトワークスの猿渡晴義氏(写真右)。

 由良氏によると『タイニーメタル 虚構の帝国』は、さまざまなコンテンツのほか、目玉となるウリが増加しているそう。

 たとえばマップの表示方法のほか、メインメニューのナビゲーションといったUIの改善やチュートリアルの追加が行われているとのことです。さらに本作には“メカ”という新たな要素が登場するとの発表もありました。

 また、今回はAREA35とDWIの開発体制もよかったとのことです。猿渡氏は「DWIからもゲーム内容について、たくさん提案させていただいたのですが、AREA35は4人しかいないチームなのに、かなりのことを汲んでいただいた。さわり心地やゲームのおもしろさをわかりやすい形にできたと思っています。」とのことで、由良氏も「ディライトワークスのQAチームには、我々が見えていなかった部分を指摘していただいたので、かなり良くなったと思います。」と答えました。

 さらに由良氏は今回の開発について「ゲームをポリッシュできたというのがとても嬉しい。」とコメント。

 インディーデベロッパーは、なかなかポリッシュに時間を掛けることができないそうですが、今回AREA35はAREA35でやりたいことをやりつつ、DWIのQAチームのバックアップにより、ゲームを磨いていくことができたそうです。

 猿渡氏は「開発人数が少ないと、“難易度調整”や“これはどうすれば操作ができるのか”といったことに対し、客観的な判断ができなくなることもあります。そういうところをDWIが加わることによって客観的に指摘を行い、クオリティアップをすることができました。」とコメントしました。

 また、由良氏は「ゲーム開発については1週間に1回、猿渡さんと打ち合わせをして、メッセージなどでもほぼ毎日やり取りをしてサポートしていただきましたが、PRの部分についても、いっしょにプランを組み立てて、私たちが何を伝えたいか、という点をかなり汲んでいただきました。パブリッシャーさんとして売っていただくだけではなく、チームとして一緒にゲームを作っている、という感覚があったので、とても楽しかったです。」と語ります。

 すると猿渡氏は「DWIとしては“インディーズタイトルだから”ということでなにか枠にはめてプロモーションをしようということはまったく考えていません。私たちは売る側、作る側、と分業する気はなく、1つのチームとして1つのタイトルを作る、1つのタイトルを売る、という活動をしていきたいんです。今回は「『タイニーメタル 虚構の帝国』に合うプロモーションって、こういうことだよね。」ということをAREA35と意見を出し合いながら、1つのチームになってプロモーションをさせていただいていますので、まさにそういう事ができたと思っています。」と述べました。

 さらに由良氏は「今回はかなりの要素を追加し、コンテンツも盛り沢山になっています。」と語り、『タイニーメタル 虚構の帝国』のさまざまな最新情報についても言及。まとめると下記のとおり。

・前作にはなかった難易度選択や視点転換が可能
・新フィールドである雪原や砂漠などもプレイ可能
・コマンダーパワーという要素が追加。これはある条件を満たすと発動できる能力で、一時的に特定のユニットが強化されたり、特定のユニットの生産コストが下がったりと、さまざまなアビリティが追加されるもの
・由良氏も数え切れないくらいのキャラクターがコマンダーとして存在し、それぞれのキャラクター性に合致したコマンダーパワーを持っている。また、それぞれのコマンダーには、パッシブアビリティとしてスペシャルパワーとウルトラパワーという能力がある
・前作から要望があった、弾薬、燃料という概念を追加。それに付随して、それを支給するサプライユニットとAPC(装甲車)というユニットを追加
・APCは兵装もできるので“兵士をAPCの中に入れて輸送し、どこかで下ろす”ということも可能
・本作で追加されるメカは全部で4種類。ブリッツメカという足の速いメカ、ガラントメカという装備が充実したメカ、バスターメカという長距離攻撃ができるメカなど
・メガメカ以外にもメガファイターというものが追加
・航空機だけに攻撃できるバイパーというユニットも追加。このほかにもユニットは盛り沢山
・コマンダー自身がユニットに乗り込むこともできるようになった
・ストーリーは前作の2倍ぐらいの長さ
・チャレンジミッションを追加
・スカーミッシュ(60以上のマップの中から、好きなマップと難易度を選び、戦略を練って攻略を楽しむモード。)も存在
・プレイ時間としては何百時間も遊ぶことができるかもしれない


 なお、『タイニーメタル 虚構の帝国』については、これからも最新情報をどんどん発信していくとのことなので、興味のある方はぜひ公式サイトやTwitterアカウントなどを注目してみてください。

 猿渡氏は最後に「DWIでは、“ただ純粋に、面白いゲームを創ろう”という理念があります。僕たちはゲームのサポート支援、共同開発、国内のパッケージ流通、QAなどもやりますし、海外パブリッシングをしたいという国内の開発チームのサポートも行う予定ですので、パートナーとしてやっていきたい、私たちの活動に興味を持っていただける開発チームのみなさまは、ディライトワークス公式ホームページからぜひお問い合わせいただければと思います。」と改めてDWIの存在をインディーデベロッパーにアピール。

 続けて「『タイニーメタル 虚構の帝国』の発売日は、すごく近い未来には発表できると思いますので、楽しみに待っていてください。このほかにも仕込んでいるタイトルもありますので、それらのタイトルも近いうちに発表を予定しています。そちらも楽しみにしていてください。」と語り、ステージを締めました。