『ザ・ワンダフル ワン・オー・ワン： リマスタード』がPS4/Switch/Steamで発売

　プラチナゲームズは、PS4/Nintendo Switch/PC（Steam）用ソフト『The Wonderful 101: Remastered（ザ・ワンダフル ワン・オー・ワン： リマスタード）』を6月11日に発売します。価格はパッケージ版が4,980円＋税、ダウンロード版が3,980円＋税。

　『The Wonderful 101（ザ・ワンダフル ワン・オー・ワン）』は、2013年8月24日にWii U専用タイトルとして発売された、ディレクター・神谷英樹さんによるユナイト・アクションゲームです。

　プラチナゲームズは2月3日よりKickstarterによるクラウドファンディングキャンペーンを開催し、各プラットフォームへの移植などを目標に支援を募ってきました。キャンペーンは日本時間3月7日5:00まで開催予定ですが、多くの支援により『The Wonderful 101: Remastered』の国内販売が決定したとのことです。

　パッケージ版の全販売店共通初回限定特典として、スペシャルステッカーが同梱されます。収録言語は、日本語、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語。音声は日本語と英語のみとなります。

『The Wonderful 101』ディレクターからのメッセージ

　皆さん、お久しぶりです。プラチナゲームズ、チーフゲームデザイナーの神谷英樹です。

　今から約7年前、僕は『The Wonderful 101』というゲームを作りました。

　今でこそ、僕は会社のエラい人の立場におりますが、当時は商売のことは深く考えず（今もですが）、ただ我武者羅にゲーム作りに打ち込み、絶対の自信作と言える作品を作り上げました。

　それが僕の監督作6作目に当たる『The Wonderful 101』だったわけですが、残念ながら、この作品は商業的に成功と言えるほどの結果を出すことはできませんでした。

　ただ、僕はこれを“失敗”とは思いませんでした。もちろん今も思っていません。なぜならゲームを作る人間にとって、“失敗”とはそのゲームを遊んでくれた人を失望させることであり、『The Wonderful 101』は、そもそも作品への評価自体を多く集めるに至っておらず、その答えがまだ明らかになっていないからです。

　ところが今回、この『The Wonderful 101』は、その評価を再び世に問うチャンスを得ることができました。

　ユーザーの“遊んでみたい”というたくさんの声と、我々製作にかかわったスタッフの情熱が奇跡を起こし、Nintendo Switch、PS4、そしてSteamのマルチプラットフォームで蘇ることになったのです。

　しかもただの移植ではありません。各プラットフォームに合わせた操作性の改善や、遊びやすさ、わかりやすさを広げる数々の改修、調整を行い『The Wonderful 101: Remastered』と名前も新たに、決定版とも言える作品へと生まれ変わりました。

　ハードウェア性能の向上に合わせ、画質やフレームレートも高品質にアップグレードされています。

　この作品には、我々の持てる力の粋を集めた“プラチナ魂”が込められています。皆さん、どうかこの作品を遊んで、我々プラチナゲームズへの評価を存分に下してください。我々は、逃げも隠れもいたしません。

　『The Wonderful 101』ディレクター・神谷英樹

キックスターターキャンペーン

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